タイではここ数日急激に気温が下がっている。
北部では霜降りが観測され、メーソートでは不幸なことに凍死する人もいたとニュースになった。
南国のタイで寒いと聞くと違和感があるかもしれないが、気温20度を下回ると普通に寒く感じる。そして、15度、10度と下がると、冗談ではなく凍死者が出る。
パタヤでも気温が下がり、夜間は20度前後となる。
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パタヤの寒い夜
昨晩10時ころ、夜のパタヤをバイクで走ってきた。
気温は22度ほど。
半袖で出歩くぶんには涼しい程度だが、バイクで走るとさすがに肌寒い。
タイ人の多くはパーカーやジャージなど上着を羽織っている。
これ以上寒くなると、パタヤでもダウンジャケットを着るタイ人が現れる。
店内飲酒解禁から4日目となるが、夜のパタヤはまだまだ暗い。
ソイ7は、真っ暗のままだ。
どんどんバーが撤退していき、あのにぎやかだったバービア街はもはや風前の灯火だ。
ビーチロードでは、ソイ8入口近くにあるLISA ON THE BEACHが絶賛営業中。
生バンド演奏、アルコール提供、ウェイトレス接客など、全開モードである。
つい先月だったか違法営業で摘発されたばかりだが、お構いなしである。
現在は店内飲酒が解禁されたとはいえバー営業は不可。でもまあ、営業しているということは、レストランとしてSHA+認証を得たということだろう。そういうことにしておく。
フーターズはまだ営業再開していない。真っ暗だ。
ビーチロードを走ると海風が冷たい。
ウォーキングストリート内はやっぱり暗いまま。
心まで寒くなる光景だ。
Rolling Liveは営業再開するかと思っていたが、まだ再開には至らず。
奥まで進んでいくと、インソムニアの向こう側の右手に一軒だけ灯りが見える。
New York Dinerが営業再開していた。
酒も提供しているようだ。
客はファランが数人いるだけ。
ウォーキングストリート本通り内で夜間営業を確認できたのは、このNew York Dinerのみ。
ダイヤモンドアーケード内は何もない。
ダイヤモンドビーチホテル横には柵が設置してあり、セカンドロードへ抜けられなくしてあった。
セカンドロード側からソイダイヤモンドに入ると、一軒だけバーが営業。
Le Pubというバーだ。
本来はバーだが、今はいちおうバーレストランとして営業している。
普通にウェイトレスがいて、酒を出して、ビリヤードなどで遊ぶことができる。まあ要するにバービアだ。
というわけで、ウォーキングストリート界隈で営業しているバーは、Le Pubのみ。
現在のウォーキングストリートの夜はたったこれだけ。
あのウォーキングストリートでレストランが1軒、バーが1軒しか営業していないのだ。
これ以上の寒さがあろうか。
セカンドロード界隈も寒い状況のまま。
ソイダイアナのバービア群はむろん全滅。
ソイメイドインタイランドバービア群は取り壊されて、リアル廃墟となっている。
街灯も何もなく、本当に真っ暗の廃墟である。
通り抜けは可能だけど、かなり怖い。
でもソイメイドインからほど近いツリータウンに行けば無法状態が待っている。
今のパタヤ中心部では本当にツリータウンしかない。
感染防止対策などまったく守られていない異常なほどの盛り上がりのため、これはこれで恐ろしい寒気がする。
ごく当たり前の熱いパタヤの夜が早く戻ってきてほしい。
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