6月26日発表のチョンブリ県の感染状況。
パタヤの建設現場労働者キャンプでクラスターが発生し、バンラムンの感染者が急増している。
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チョンブリ県感染状況
6月26日、チョンブリ県発表による新規感染者は320人(前日183人)。
死者累計42人(+2)
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区55人
シラチャー地区69人
バンラムン地区(パタヤ)113人
サタヒップ地区57人
他
累計
4月新波での累計は県全体で7,207人(回復済み5,169人、治療中1,998人)。
ムアンチョンブリ地区が2,268人、シラチャーが1,325人、バンラムン(パタヤ)が2,067人となっている。
6月1日以降の各地区別感染者推移
上から、バンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
クラスターよる増減が激しい。
6月26日発表のタイ全国での新規感染者は4,161人。海外からのケースと刑務所いクラスターをのぞく国内市中感染は4,070人。
タイ各県の新規感染者上位10県
チョンブリ県の320人は、バンコク1276人、サムットプラカン322人に続いて、3番目の多さとなった。
新規感染者の感染経路内訳
・バンラムンの2つの建設現場労働者キャンプでの積極調査 85人
・サタヒップの朝市場のクラスターでの積極調査 52人
・シラチャーの労働者キャンプ(2回目の検査) 27人
・ムアンチョンブリ地区の新市場クラスターでの積極調査 5人
・ムアンチョンブリのソイラーチャプラシットのクラスター積極調査 5人
・シラチャーにあるSPC社の建設現場労働者キャンプ(2回目の検査) 2人
・シラチャーにあるJWS社の建設現場労働者キャンプ(2回目の検査) 2人
・市場での調査 1人
・ムアンチョンブリの施設での積極調査 7人
・新市場クラスターの感染者と接触 13人
・パーティ参加の感染者と接触 4人
・チャチュンサオの感染者と接触 1人
・家庭で感染者と接触 46人
・職場で感染者と接触 13人
・感染者(調査中)と接触 41人
・調査中 16人
他に、429人の接触者と2,175人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは検査件数を発表している。
6月25日の検査件数は3,766件で、うち陽性確認が183件。単純計算による陽性率は4.8%。
バンラムン詳細情報
バンラムンの建設現場労働者キャンプはノンプルーにある。
モーターウェイ7号線パタヤ出口付近だ。
中心部からは少し外れるが、これもパタヤエリア。
労働者キャンプにはすでに県からの閉鎖命令が出されている。
バンラムン地区保健局がさらに詳細な感染状況を発表している。
新規感染者113人
累計2,180人
累計死者12人
バンラムンの感染者113人の内訳
・ノンプルー 96人
・ナックルア 6人
など
ほとんどがノンプルーであり、まさにパタヤエリアだ。
パタヤで過去最大の感染者が見つかったことになる。
感染経路も発表
・ノンプルーの労働者キャンプで85人(ミャンマー人とカンボジア人)
・感染者と接触 15人
・感染した家族との接触 8人
・調査中 4人
・パーティ参加の感染者と接触 1人
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
(パタヤを抜粋)
・ナックルア新市場のクイティアオ屋
・MKレストラン ビッグCサウスパタヤ店
・KFC Little Walk店
あとはシラチャーの市場が多い。
サタヒップの海軍ビーチは閉鎖
TATパタヤ発表の情報によれば、サタヒップにある海軍エリアのビーチは本日より一時閉鎖に。
サイケーオビーチ、サマエサン島、ウミガメ保護センターなど。
サタヒップでも市場でクラスターが発生していて、連日多くの感染者が報告されている。
そのためビーチの閉鎖に至ったということだろう。
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