先日、関空からバンコクへエアアジアのフライト利用した。
タイ・エアアジアXのXJ613便だ。
エアアジアのホームページから直接予約して購入。
その後、WEBチェックインした。
預け荷物は無し。
タイやマレーシアの空港では国際であっても、チェックインカウンターへ手続きすることなく搭乗口へ向かうことができる状態だ。
では、日本ではどうか?
関空でエアアジアの国際線に搭乗する場合にWEBチェックインの意味があるかについて現状確認してみた。
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エアアジアのWEBチェックイン方法
PCのWEBサイトからでもスマホのアプリからでもチェックインができる。
とりあえず、ここではPCからのWEBチェックインについて。
まずは、エアアジアのサイトへ。
画面上部Webチェックインの項目がある。
ここから入ると、予約番号や姓の入力などが必要。
BIG会員になっているなら、ログインしてから予約の管理を選択したほうが手っ取り早い。
予約の管理をクリックして、Webチェックインしたいフライトを選択すればいい。
あとは、入力項目を埋めていく。
パスポート番号、連絡先などなど。
座席指定や機内食の追加などもできる。
これでWebチェックインは完了。
旅程表や搭乗券の印刷もできるようになる。
けれども、搭乗券には、
For Verification of Entry Requirements
Please proceed to our Document Check Counter.
との文言が入っている。
ドキュメントチェックとは、要するにパスポートの確認のことだ。
事前に登録したパスポートと実際の搭乗者のパスポートが合致しているかのチェック。
バンコク・ドンムアン空港では、搭乗口でもチェックしてもらえるので、空港チェックインカウンターに行く必要がない(預け荷物がない場合にかぎる)。
また、関空での搭乗の流れについては以下のように説明してある。
荷物を預けない場合でも、チェックインカウンターでのパスポート情報の登録が必要とのことだ。
関西国際空港エアアジアチェックイン
実際に関空で聞いてみた。
まずは、プリントアウトした搭乗券を関空の保安検査場入り口で提示して、このまま制限エリアに入れるかどうかと質問。
答えは、否。
やはり、チェックインカウンターで新たに搭乗券を発行してもらう必要ありとのこと。
エアアジアチェックインカウンターへ。
関空のエアアジアチェックインカウンターが一番端に移動していた。
ジェットスターなどLCCが使うカウンターのようだ。
(時期やフライトによってカウンターの場所は変更になる可能性が高い。当日空港で確認のこと。)
エアアジアチェックインカウンターの並ぶ列は大きく3つ。
・通常チェックイン
・バゲージドロップ
・プレミアムレーン
通常チェックインカウンターは、事前のWebチェックインをしていない人が利用する。
ここはまずまず並んでいたが、以前と比べると混雑度はましになっている。
バゲージドロップカウンターは、すでにWebチェックイン済みで、預け荷物だけを行う。
数組しか並んでいなかった。
最後のプレミアムレーンは、プレミアムレーンフラットベッドないしプレミアムフレックスを予約した人が利用する。
このレーンには誰も並んでいない。
以前のエアアジアチェックインカウンターには、このような掲示がしてあった。
ウェブチェックイン済みで機内持ち込みのみなら、プレミアムレーン利用が可能。
が、その掲示が見当たらない。
はて、預け荷物無しでWEBチェックイン済みはどのレーンに並べばいいのか?
ズルは嫌なので、とりあえずバゲージドロップの列に並ぶ。
順番となり、カウンターで聞いてみると、プレミアムレーンでもオッケーと言われた。
エアアジア公式の見解かどうかはわからないけれど、その担当者曰く問題ないと。
なんだ、それなら最初から列に並ぶ必要なかったのに。
バゲージドロップの列でも待ち時間は5分もなかったらか別にいいけれど。
WEBチェックインでの搭乗券については、やはりチェックインカウンターでのパスポート確認は必須とのことだ。
また、タイやマレーシアの空港で配備されている自動チェックイン機のキオスクは関空には置いていない。
これからも未定。
ドンムアン空港のキオスク
ドンムアン空港では、国際線利用でも、このキオスクでチェックインと搭乗券印刷が可能。
預け荷物がなければ、そのまま保安検査場とイミグレーションを抜けて、搭乗口へ向かうことができる。
すごく楽。
(搭乗口で別途パスポートチェックは受ける必要あり。)
まとめ
成田など、関空以外の日本の空港のエアアジア国際線のチェックイン状況については不明だが、おそらくは関空と同じだと思う。
事前にWEBチェックインをしていても、一度はチェックインカウンターに立ち寄る必要あり。
セキュリティ上の問題だろうし、おとなしくルールに従うしかない。
現状では、予め搭乗券を印刷しておく意味はない。旅程表だけ書面やPDFで確認できるようにしておけばいいだろう。
だからと言って、WEBチェックインの意味がないかといえば、そうでもない。
預け荷物がないなら、プレミアムレーンに並んでさくっとチェックインができる。
預け荷物があるときでも、より空いているバゲージドロップレーンに並べば、時間短縮となる。
タイから日本へ向かうフライトならば、WEBチェックインは必須ともいえる。
前述のとおり、預け荷物がない場合はキオスクで搭乗券を印刷してしまえば、チェックインカウンターの列とは無縁。
さくっと搭乗口へ行ける。
そのうち日本のエアアジアも同じシステムにしてくれればうれしい。
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