サメット島につづいて、チャン島を紹介したい。
パタヤからの泊まりがけ旅行としては、有力な候補だと思う。
わたしが実際にチャン島へ行ったのは、数年前のこと。
2011年のことだ。
多少物価が上がったりと、ホテルや施設が増えたりはしているだろうけど、それほど大きな変化はないはず。
チャン島滞在は2泊3日。
わたしの実体験を元に紹介していこう。
これは、夜のタイ女性と一緒に旅行した記事となる。
健全系旅行者の方には、まあ、少々お目汚しとなるかもしれませんが、チャン島の魅力を損なうものではないので、ぜひご参考までに。
チャン島行きのお相手は、ゴーゴーバーで知り合ったダンサー。
ハッピーグループの某店ながら、ロング2000バーツでオッケー。
もちろん、旅行中のお手当も一日あたり2000バーツだ。
スタイル抜群で、性格もサービスも良し。イサーン出身で肌は黒いけど、気にしない。
旅行相手としては最適なパートナーだった。
この後もしばらく関係が続くことになり、一緒にアパート探しをしたり、サメット島に遊びに行ったりもした。
パタヤからチャン島への行き方
ジョイントチケットの利用をおすすめする。
というか、自力で行くことはかなり厳しい。
ラヨーンまでバス移動。それからトラート行きのバスに乗り換え。
さらにフェリー乗り場行きのソンテウに乗り換え。
この方法でも行けなくはないが、現実的ではない。
ジョイントチケットを購入するのがベター。
パタヤのあちこちにある旅行代理店が簡単に手配できる。
こんな案内板がすぐに見つかるはずだ。
チャン島まで片道600バーツとある。
(ちなみに2011年当時は400バーツだった。)
2016年2月に見かけた最新版の料金表と時刻表
バスとボートのジョイントチケットで600バーツ。おそらく片道だと思われる。
パタヤ出発:7時半、9時半
チャン島出発:11時、15時
約4時間かかる。
途中で食事休憩が入る。
ローカルなドライブイン。
パタヤからカンボジアへのビザランでも使うおなじみの場所だ。
いつもここばかり。
わたしも今まで4回くらい利用している。
一食40バーツか50バーツ程度。
カオマンガイやらクィティアオなど無難なタイ料理ばかり。
スーパーも併設しているので、お菓子なども買える。
横にあるカフェでは、無料Wi-Fiが飛んでいる。
トラート船着場へ到着。
パタヤから乗ってきたバンとはここでお別れ。
ちょっと記憶が曖昧だが、ここで運転手からフェリーチケットを渡されたと思う。
そのチケットを見せて、フェリーに乗り込む。
フェリーは車を何台も積載できるような大型サイズ。
特に席は決められていないので、てきとうに座ったり、甲板でまったりしたり。
ラン島やサメット島行きのボートよりかは快適だ。
フェリー内には売店もあって、お菓子やカップラーメンくらいなら食べられる。
せいぜい30分ちょっとでチャン島到着。
かなり近い。
下船後、しばらく歩くと、ソンテウのたまり場がある。
(上掲写真びゲートをくぐった先あたり)
ジョイントツアー参加者用のソンテウが待っているはず。
チケットを見せれば、案内してくれるだろう。
乗り合いなので順番となるが、きちんとホテルまで送ってくれる。
無事にホテル到着。
以上。
ジョイントツアーで申し込むと、とにかく楽ちんだ。
ほとんど何もしなくていい。
ただし、ジョイントツアーにも、いろいろと種類がある。
通常は全行程込みの値段を提示されるはずだが、フェリーやソンテウなど、ジョイントツアーのチケット代にどこまで含まれているかをきちんと確認しておこう。
安いと思ったら、フェリーやソンテウ代が別途必要だったりもするので。
なお、ホテルは旅行代理店でも予約可能だが、提携ホテルが限られている。
アゴダなどでチェックしておいたほうが無難かな。
面倒な人は、代理店ですべて予約しておくのもアリ。
バンコク市内、スワンナプーム空港からチャン島への行き方
一応、わたしが知り得た範囲で書いておく。
バンコクのエカマイバスターミナルやモーチットからバスが出ている。
中にはスワンナプーム空港やその他を経由するもののようだ。詳しくは不明。
スワンナプームからのバスは、1階のパタヤ行きバスチケット売り場のすぐ隣にある。
(1年以上前の写真なので、現在は少し変わっているかもしれない。)
これはスワンナプーム空港発チャン島行き直行バスだ。どこにも寄り道せずにチャン島へ行くとのこと。
Bus Suvarnabhumi Koh Chang
http://www.bussuvarnabhumikohchang.com/
スワンナプーム発が午前7時50分
チャン島発が午後1時
料金は片道600バーツ。
上記HPから事前予約も可能。
基本的な流れは、パタヤからのジョイントバスと変わりはないはず。
トラートのフェリー乗り場でバスを降りて、フェリーに乗る。
チャン島到着後は、ソンテウでホテルへ。
フェリーやソンテウなど、バスのチケット代にどこまで含まれているかをきちんと確認しておこう。
あとは、おそらくロットゥーも運行されているはずだが、詳細は不明。
なお、スワンナプームとトラート間には飛行機も運行されているようだ。
6時間のバスが辛い人は、飛行機でどうぞ。
エアバンコクが一日3便ほど運行しているようだ。フライトはたったの1時間だ。
詳しくはスカイスキャナーで検索を。
ちなみに、トラートではなく、「トラット」(TDX)で検索すること。
トラート空港からフェリー乗り場までは、タクシーかソンテウを乗り継ぐことになりそう。
チャン島からパタヤへの帰り
帰路の分のチケットを申し込んでおくのが楽。
時間になったら、ホテルまでソンテウが迎えに来てくれる。
チケットに迎え時間は書いてある。
フェリーに乗って、本土へ戻る。
乗り場を出たところにパタヤ行きのバンが待っているはずだ。
わたしの時は、行きと同じ運転手だった。
なお、トラートのフェリー乗り場から別途、乗り合いバンが出ている。
パタヤ行き、バンコク行きなどがあるようだ。
あとはパタヤへ戻るだけ。とても簡単。
わたしが実際に利用した時は、バンペーを経由して、サメット島帰りの乗客を拾っていった。
おかげで少し時間をロス。
これはチャン島からの乗客の数次第だと思われる。
チャン島滞在期間が決まっていないなら、片道だけ購入するのも手だろう。
帰りは、チャン島の旅行代理店で手配すればいいだけ。
パタヤへは戻らず、直接バンコクへ向かうルートなども手配してくれるはずだ。
アドバイス
チャン島は、タイ人にとってもバカンス地。週末やタイの連休中は、マイカーでフェリーに乗ってチャン島を訪れるタイ人観光客がとても多い。
帰りが日曜日や連休最終日にあたると、フェリー乗り場への道が大渋滞する。
実際、わたしが到着した日が連休最終日で、フェリー乗り場付近は大渋滞しており、まったく車が動いていなかった。
チャン島のビーチへ行く道は空いており問題なかった。
チャン島への旅行を考えている人は、週末は避けたほうが無難かも。
少なくとも帰りの日付には気をつけておこう。
チャン島のビーチ、観光、アクティビティなど
実際に泊まったホテル
ホテルが多いのは、やはりサイカオビーチ(ホワイトサンドビーチ)。
ここがチャン島のメインストリートとなる。
わたしが実際に宿泊したのは、サイカオビーチにある中級ホテル。
マック リゾート ホテル (MAC Resort Hotel)
ビーチは目の前。
プールは小さいながら、ビーチ沿いにあって、気分はいい。
朝食はビーチが一望できるレストランで取れる。
まあ、味はそれなりだけど。
部屋は、いたって普通だった。
特筆すべき欠点もなく、満足できた。
ただ、すぐ隣がディスコ(バー?)になっており、夜は音楽でうるさかった。
とはいえ、朝方まで騒音が続くことはなくて、深夜1時くらいには終わっていたような気がする。
わたしはそれほど気にならなかった。ソイ7の爆音よりかはマシである。
チェックインの時に、部屋の場所をよく確かめておこう。
島内の移動
移動はレンタルバイクが基本。
ソンテウも走っているが、本数が少なく利用しづらい。
基本的に、舗装された道路は一本しかない。道に迷う心配なし。
あちこち移動したい人は、バイクをレンタルしよう。
レンタルバイク屋はあちこちにある。たしか一日250バーツほどだったような。
チャン島のビーチ
サイカオビーチ(ホワイドサンドビーチ)の様子。
人が少なくていいよね。
メイン通りには、コンビニやレストランや雑貨屋もあって特に不便はない。
まあ、パタヤやプーケットのような賑やかさはまったくないけれど。
逆にのんびり滞在するには、うってつけかな。
夜になるとビーチ上にテーブルを並べてレストランがオープンする。
シーフードBBQが売りで、食材を指定すればその場で調理してくれる。
値段は、それほど高くなかった。パタヤのウォーキングストリート沿いにあるレストランよりは、かなり安い。
雰囲気を味わうには絶好のロケーションだ。
サイカオビーチ以外にも、ビーチは多い。
欧米人バックパッカーたちは、ロンリービーチなど、島南部のビーチに滞在しているようだ。
ツーリングの最中に寄ってみたが、まあ、いわゆるヒッピー系というかレゲエチックな雰囲気が漂っていた。
アイランド・ホッピングとシュノーケリング
これはおすすめ。
現地の旅行代理店で申し込むだけ。
時間になれば、ソンテウがホテルまで迎えに来てくれる。
少し離れた埠頭へ移動。
そこからボートに乗る。
船酔いには注意。あらかじめ酔い止め薬を渡されるはずなので、きちんと飲んでおこう。
あとは、島をめぐっていったり、シュノーケリングポイントをまわる。
たぶん、3つか4つくらいポイントをまわったような気がする。
ゴーグルとシュノーケルとライフジャケットは無料で借りられる。
足ひれ(フィン)は有料で、100バーツだった。
エメラルドグリーンの海で華麗に泳ぐ色黒なイサーンの女性
熱帯魚がわんさか寄ってくる
透明度も高い。
ウニも取れるよ。って、取っていいのかよ。
途中、島にも上陸する。
島の名前は忘れた。
ワイ島だったような気もする。マーク島かクート島かもしれない。
ビーチがとても綺麗。島内には売店くらいはある。
休憩時間が30分から1時間ほどあって、ビーチで泳ぐのもいいかもね。
ツアーは、カオパットや焼き鳥などの食事付き。
それほど大したものではないけれど、いちおう船上ランチだ。
小さなコップに入った水も飲み放題。
午前中早い時間帯に出発して、戻ってくるのが夕方くらいだったかな。日が暮れる前には戻ってこれたはずだ。
これだけ盛りだくさんのツアーで、当時500バーツだった。
4年前の値段なので、現在は値上がりしているだろうけど。
たぶん、800バーツか1000バーツくらいはしそう。
でも、参加する価値はあると思う。
わたしが参加した時は、ファランの家族連れや外国人カップルばかり。
実に平和的にツアーだった。
まあ、同行の女性が日焼けがイヤとか泳げないとか言うのならしょうがないけど。
このあたりも含め、旅行に行く前にきちんと相談しておこう。
展望台
ビューポイントと呼ぶようだ。
サイカオビーチから南下、山道をバイクで走っていると簡単に見つかる。
絶好の写真撮影ポイント。
一緒に行ったゴーゴー嬢は、ひたすら写真撮影していた。
大海原に夕日が映える景色はすばらしいの一言。
ぜひ、訪れよう。
滝
チャン島にはいくつか大きな滝(タイ語でナムトック、映画でWATER FALL)がある。
バイクでツーリングしていると、あちこちに案内板があって、簡単に見つかる。
おおまかな場所は、ホテルの人にでも聞いておくといいかな。
この滝は、閉園時間がかなり早かったような気がする。
滞在二日目の夕方に訪れたら、すでに閉まっており、翌朝出なおした覚えがある。
入場料は、お決まりの外国人プライス。細かい値段は忘れたが、100バーツ以上したような。
滝の上まで登ることができた。
綺麗な水がたまっているエリアがあって、泳ぐこともできる。
同行のゴーゴー嬢は、水着を持って来なかったことを悔やんでいた。
ほとんど人がいないんだから、ハダカで泳げばいいのに。
チャン島は、バイクがないと観光もままならない。
というか、ツーリングが楽しい。
かなり急峻な坂道とワインディングロードが続く。
できれば、少し排気量高めのバイクを借りたほうがいいかな。
でも、くれぐれも安全運転で。
チャン島の夜遊び
最後に、夜遊びについて。
バービアは意外と多い。
バイクで走っていると、突然、バービア群が現れてびっくりする。
二つか三つくらいバービア群があったような気がする。
が、あいにくと女性連れ。中はのぞいていない。
ちらっと横目で見ただけだが、あきらかに客は少なく、あまり流行っていそうになかった。
たぶん、期待はできない。
チップも不明。
おそらく、バーファイン300から500、ロングで2000といったところだろうか。
あとはディスコくらいか。
たぶん、客層はファランかな。
それもバックパッカー系の若いリア充ファランたちだと思われる。
これも中には入っていないので、詳細は不明。
チャン島で現地調達するのは、考えないほうがいいかな。
あくまで、仲の良い女性と一緒に遊びに行くところ。
はじめから女性連れで行くことをおすすめします。
チャン島旅行まとめ
到着日は、ビーチでまったり&ツーリング
二日目は、アイランド・ホッピングツアー&夜はビーチでシーフード
三日目は、午前中に滝めぐり。午後、パタヤへ戻る
と、2泊3日の日程でかなり満足できた。
いやむしろ、もっと宿泊してもいいくらい。
時間が足らなかったほどだ。
最低2泊、できれば3泊以上がのぞましい。
1泊だけだと、移動時間がもったいなく感じるかな。
チャン島は、ラン島やサメット島よりも観光客は圧倒的に少ない。
ちょっと遠いけど、個人的にはかなり好き。
こんな南の島で、お気に入りのあの子と連泊すれば、たぶん、お互いの絆も少しは強くなるのではないかな。
ただし、ある程度、相手の性格や相性を見極めてから旅行に出かけたほうがいいと思う。
パタヤからトラートまで車に乗る時間も長いし、現地ではパタヤのような娯楽施設も少ない。
会話やコミュニケーションもなく、お互い辛い時間を過ごすの楽しくない。
幸いにも同行したゴーゴー嬢は、性格は抜群に良くて、ほとんどストレスなく過ごすことができた。
文句ひとつ言わないし、あれ買ってこれ買ってとおねだりもしない。
お互い気兼ねなくのんびり滞在できれば、チャン島で至福の時間を過ごせるはずだ。
いや、ほんと、のんびりした島なんですよ、これが。
チャン島ホテル情報
やはりサイカオビーチ(ホワイトサンドビーチ)が便利でおすすめ。
ビーチ沿いのホテルに泊まれば、リゾート気分を満喫できる。
南下して他のビーチに行けば、バックパッカー向けの安いバンガロータイプの宿も多い。
わたしが実際に宿泊したホテル。
すべてがほどほどに満足できるホテル。
サイカオビーチが目の前。立地条件は抜群である。
前述のとおり、部屋によっては隣のバーの音楽がうるさいので要注意。
ここは見学だけさせてもらった。
サイカオビーチにあって立地条件は抜群だ。
これぞリゾートホテルといった雰囲気。上記のマックリゾートホテルと違って、とにかくプールが広くて大きい。歩いても歩いてもプールが続いていた覚えがある。
ビーチも目の前。スパやサウナも併設。
このクラスだと、かなり充実したリゾートライフが満喫できそうだ。
同行していたゴーゴー嬢は、次回は自腹でここに泊まりたいと力説していた。それほどタイ人にも受けがいい。
道路を挟んで建物が分かれており、シービューに部屋を取ったほうがいいだろう。
地球の歩き方には、チャン島とその周辺の小さな島の情報も載っている。キンドル版もあるので、タブレットやスマフォに入れておくと便利かも。