フィリピン旅行記4
今回のフィリピン滞在は20日ほどの予定。
これまでにないフィリピン長丁場となる。
プエルトガレラ再訪、マニラ再訪、スービック初訪問などを考えているが、すべては未定。
へたすると全日程をアンヘレスで過ごすかもしれない。一度、アンヘレス沈没とやらを体験してみたかったのだ。
が、クラーク行きの航空券を手配したあとで気づいたことがある。
10月頭は韓国の10連休にあたる。コリアンタウンと化しつつあるアンヘレスが、さらに韓国人であふれかえること必至。
安いチケットにつられて慌てて航空券を購入したのは拙速だったかも。
アンヘレスだけでなくプエルトガレラも同様。いやアンヘレスはゴーゴーバーが無数にあるんでそれほど心配はいらないかもしれないが、プエルトガレラは狭い範囲にバーが8軒だけ。これはきつい。ためしにホテルの空き室を調査してみると、手頃なホテルはほぼ満室かすでに高値となっている。
まあ、韓国の連休が終わってからプエルトガレラに行けばいいか。
それまではアンヘレスとスービックあたりでのんびり過ごすことにしよう。
プリメタのファランメインのゴーゴーバーなら、それほど影響ないかもしれないし。
アンヘレス2日目
さて、しばらくはアンヘレス滞在だ。
初日にいきなりバーファインからの3連発を済ませた。
長丁場のフィリピン滞在。いくらバーファインの額が安くとも、毎日のようにバーファインする財力も体力もない。これはパタヤ沈没と同じこと。
たとえバーファインが2000ペソ(4400円)としても20日繰り返すと4万ペソ。8万8千円となる。さらに飲み代やチップを含めると、どれだけの出費となることやら。
フィリピンのあとはタイでの長期滞在も控えている。旅は長い。
長期滞在では出費のコントロールが重要。もちろん健康管理も大事。
財布と下半身を休ませながらも、楽しく過ごすのがモットーである。
レッドプラネットホテルは1泊だけにしておく。
次は、ウォーキングストリート近くのホテルに投宿。
950コンドテルが比較的安かったので予約した。
レッドプラネットをチェックアウトして外に出ると雨。
ジプニーに乗って、メインゲートターミナルで下車。8ペソ。
雨に濡れながら、急ぎ足で950コンドテルへ。
スーパーマーケットの上がホテルとなっている。
さくっとチェックインを済ませるが、部屋が用意できるまで少し待つ必要があった。
950コンドテルはネット上での評判が上々。
期待にたがわぬ清潔さでびっくりした。部屋もそれなりに広いし、これは人気が出るはずだと納得。
ホテルを出て、ウォーキングストリート方面へ歩く。
まだ雨はやまない。
しかたなしに折りたたみ傘を購入。100ペソ。
フィールズアベニュー界隈を歩いていると、いくつか見慣れぬ店があった。
Rainbow KTV
窓ガラスのシルエットが版権ぎりぎりのライン。
KTVというからには、カラオケ店なのだろう。連れ出しの有無は不明。高そうだし、たぶん訪れることはなさそう。
あとは、新しいゴーゴーバーが数軒。これは夜になってから実際に入店してみよう。
ウォーキングストリート内へ。
雨降りの昼間とあり、WS内はがらがら。
すでにオープンしているバーもあるけれど、通りに人影はほとんどない。
昼食は、マクドナルドでフィレオフィッシュセット。
ミディアムサイズのセットで154ペソ。340円ほど。タイに比べれば格段に安い。
アンヘレスへ来ると、ファストフード率が一気に上昇する。
ジャンクフード好きにはたまらないアンヘレスだ。
タイと日本は食事がうまいので、ついつい食べすぎてしまい、ややメタボ気味。これ以上フィリピンでジャンクフードばかり食べていると、本当にやばい。
今回は、少食を心がけることにしよう。特に夜はご飯を食べないことにした。
バーホッピング
夜10時頃ようやく外出。
まだ少しだけ雨が降っている。
夜のWSもがらがらだ。
この日は、まだ韓国の大型連休前にことにつき、韓国人客もそれほど目立たない。ファランのほうが多い印象。
小腹がすいたので、路地裏の屋台へ。
バーベキューを数本購入。豚串が1本20ペソ。大きめの肉とはいえ、やや高いかな。
3本で60ペソ。
TROPIX
ちょうど屋台のそばにあったTROPIXへ串を持ったまま入店。
パタヤのバービアやゴーゴーと同じで、持ち込みはほぼオッケー。
ダンスを見ながら、ビールと串焼きで一人乾杯。
場内はがらがら。ファラン客が一人と、日本人らしき客一人だけ。
ダンサーのレベルも残念の一言。
うーん、数年前はもっとレベルが高かったはずなのだが。
なお、フィリピン全土で禁煙令(Nationwide Somoking Ban)が発布されており、公共の場での喫煙は全面的に不可。
ゴーゴーバー内も同様で、禁煙となっている。
トロピックスでも表の喫煙スペースで吸う。
愛煙家には世知辛いフィリピンだが、自身や他人の健康のためには、このほうがいい。
EQUUS
本通りに戻って、EQUUSへ。
ここはかなり賑わっている。ファランとアラブ系が目立つ。もちろん韓国や日本の客の多い。
ダンサーの数もかなり多い。余裕の50人超えでしょう。
日本語が話せるウェイトレス(GROと呼んだりする)も一人や二人は在籍している。
アンヘレス初心者でも楽しめるバー。
おっと、奥にきちんとした喫煙ブースが設置されている。ガラスドアで仕切られていて、喫煙可能。どうやら、こういう喫煙専用ブースがあれば店内で喫煙可能のようだ。
ステージからは遠ざかるが、酒とタバコをやりながらステージ鑑賞も可能。
ファランの先客が一人いた。声をかけられて挨拶。
アメリカ人でまだ30歳過ぎだが、10年ほどフィリピンに住んでいるという。普段はマニラにいて、たまにアンヘレスに遊びに来るそうだ。いい生活だね。
フィリピンのビーチについて教えてもらう。
パラワン島が一番おすすめだとか。エルニドビーチって言っていたような。それも、World Seven Wonder(世界7不思議)だと絶賛していた。
あとで調べてみると、たしかにエルニドの海は凄いらしい。
で、夜遊び方面も調べてみると、パワラン島の中心都市であるプエルトプリンセサにはゴーゴーバーがあるみたい。
うーむ。フィリピンは意外と奥が深いな。
パワラン島も候補に入れておこう。
その調子でタバコが吸いながら、アメリカ人と歓談。
パタヤのゴーゴーバーやバービアではアメリカ人とはそれほど知り合わないが、アンヘレスにはアメリカ人が多いみたい。
EQUUSを出てからは、気分次第のバーホッピング。小箱系を中心にのぞいていく。
RED
あとはQ BARなど。
他にものぞいただけのバー多数。
細かいことはさっぱり記憶に残っていない。
アンヘレスのバーめぐりはいつもこんなもの。
パタヤほど印象に残らないんだよなあ。
SOYA 消夜
ウォーキングストリートを出て、フィールズアベニュー沿いのゴーゴーバーへ。
新店舗であるSOYAへ。漢字表記でSOYA。呼び込み嬢は、「ソヤ」ないし「ソーヤ」と発音していた。
調べたところ、中国語で消夜とは、夜食の意味となるようだ。よくわからんネーミング。
中はかなり豪華な作り。
入って左手にキャバレーのようなステージがあって、ダンサーが踊っている。
ステージ前のソファー席に座る。奥にもまだまだソファーがあるが、客は少なめ。
ダンサーにレベルはそこそこ高いかなあ。
フィリピン人の男性マネージャーが話しかけてきた。挨拶だけは日本語で、あとは英語。
男のマネージャーはどうにも苦手。ひたすらレディを選べというが、テキトーに流しておく。
ビール1本で退散。
YAKUSOKU
これまた新しいゴーゴーバーであるYAKUSOKUへ。もろに日本語の約束だ。
店内はいたって普通のゴーゴーバーの作り。中央に長細いステージがあって、壁際に客席が並ぶ。
日本語が少し話せるママさんと世間話。でも英語のほうが手っ取り早いんで、会話は英語。
以前はパラダイス何とかというバーで、その後、日本人とフィリピン人のオーナーが買い取ったと言っていた。共同オーナーなのかね。オープンして2ヶ月か3ヶ月くらい。
19歳のスキニーなダンサーが日本人好みの顔立ちで、なかなかのもの。
きっと日韓の客から人気がでそう。
あとはいたって普通のラインナップかなあ。
でも、箱のサイズが大きすぎず小さすぎずで、ちょうどいい感じ。
夜遅くなると、こっそり灰皿を出してくれるところも好き。
ちなみに、バーファインは3000ペソだそうな。現在のウォーキングストリートでは標準価格ですな。
こんな感じでアンヘレス2日目のバーホッピングは終了。
晩飯は豚の串焼き3本のみ。太らずに済みそうだ。
でもビールとコーラはたくさん飲んでしまった。結局、腹は出そうな気がする。
もちろん、バーファインも無し。
ヤクソクのスキニー嬢以外には、特にめぼしい相手も見つけられなかったし、飛ばしすぎはよくない。
先は長いのだから、のんびりやっていくべし。