ラオス旅行記10
バンビエン滞在を終えて、ラオス最終目的地であるビエンチャンへ向かう。
ルアンパバーンからバンビエンともども、このルートを取るのは3回目。
旅行代理店でバスチケットを購入すればいいだけ。あとはホテルまでピックアップに来てくれて、ビエンチャンまで自動的に運んでくれる。
5年ほど前に移動した時は、VIPバスを利用した。わりと快適だった覚えがある。
さて今回は?
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バンビエンからビエンチャンのバスチケット
まずは、バスチケットの購入。
宿泊しているホテルのフロントでも手配可能。
ビエンチャンまでのVIPバスの料金が4万キープ。
念のため、近くにある旅行代理店でも調べてみた。
すると、こちらは3万5千キープ。
5000キープも安い。まあ実質20バーツの差額なのだが、安いに越したことはない。
ここで購入。
本来はホテルまでピックアップに来てくれるが、あまりにも近所なので旅行代理店でピックアップしてもらうことに。
ちなみに、ラオス国内のみならず、タイ各地へのバスチケットも販売している。
バンビエン発パタヤ行きも発見。1300バーツ。
さすがにバンビエンからパタヤへの直行バスは運行していないと思う。
おそらくは、まずビエンチャンまでバス移動して、別のバスに乗り換えてバンコクまで行って、そこからさらにパタヤ行きのバスに乗り換えるのだろうと思われる。
午前9時出発とあるけど、パタヤに着くのはいつになることやら。
バンビエンのVIPバスターミナル
予約したのは午前10時発のVIPバス。
まずピックアップ。待ち合わせ時間は9時半。
10分ほど待って大きめのトゥクトゥクがやってきた。
これでバスターミナルまで行って、大型バスに乗り換えるようだ。
バンビエンには北側に大きなバスターミナルがあるが、ツーリストVIPバスのターミナルは南側にある。(地図は記事後半に掲載)
おお、たしかにVIPバスがあるぞ。2階建てで、フロントガラスに凛々しきVIPの文字。
が、連れ行かれたのは、VIPバスではなくて、小さめのバスだった。20人乗りくらいのマイクロバスだ。
たぶん乗客が少ないせい。
乗客が多いと、大型バスを利用するのだろう。実際、5年前に利用したときは普通の大型観光バスタイプだった。
小型バスはほぼ満席。最後にローカルラオス人も乗ってきて、補助席を使うほどだった。
わたしは一人がけのシートを確保していたので、まずまず快適。
まあ、これはこれでアリかな。
と、バイクに乗ったラオスが大慌てでかけつけてきた。
手にはパスポートを掲げていて、車内で乗客に見せる。
どうやら、うっかりツーリストがホテルにパスポートを置き忘れてきたらしい。
バスに乗ることはわかっているが、どのバスかはわからず、片っ端から探しているようだ。結局、このバスの乗客ではなかった。
すごく親切だよなあ、バンビエンの宿は。
というかパスポートを忘れるかね、普通。
と言いつつ、わたしも昔、サメット島のゲストハウスにパスポートを忘れて、出港直前の埠頭まで持ってきてもらったことがあるけどね。馬鹿はどこにでもいる。
ビエンチャンへ
9時50分過ぎ、予定より早いが、満員になったところでバスは出発。
あとは、13号線をひたすらビエンチャンに向けて進むだけ。
ルアンパバーンからバンビエンへのルートのような急峻な山道は少なめ。
穏やかなアップダウンが少々、あとはなだらかな道を走る。
食事休憩
午前11時45分。バスは停車。
ここで食事休憩を取る。
道端にある普通の食堂です。売店もある。
フルーツシェイクが1万キープ。カオパットが2万キープ。
ムーピン屋台もあった。
お値段は一本5000キープ。タイバーツになおすと20バーツ。
むむ。ムーピンが1本20バーツか。パタヤなら10バーツなのに。
1本だけ食べておく。味はいたって普通でした。
ビエンチャン到着
休憩時間は20分ほど。
12時5分に再出発。
しばらく走るとバスはビエンチャン市内へ突入。交通量が増えてきた。
最終的にバスが止まったのは、13時40分のこと。
所要時間は、4時間弱。
やや狭い車内だったけれど、それほど苦しくはなかった。余裕です。
でも、やっぱりVIPバスが良かったなあ。
降車場所は、スタジアムの裏側、ラオス国立博物館の隣あたり。
Rue Samasenthai通り沿いの場所だった。
前回はVIPバスを利用したが、たしかこのあたりで降ろされたはず。
より遠方へのジョイントバスチケットを購入した人は、ここで別のバスへの案内があるようで、しばらく待つように言われていた。
地図(拡大縮小すれば、バンビエン出発地も見れます)
ナンプーあたりは余裕の徒歩圏内。
川沿いのゲストハウス密集地域へも歩いて行ける。
タイ大使館のビザ発給セクションへは少々遠いが、歩いて行けなくもない。が、昼間はかなり暑いんで、歩きすぎには要注意。
降車場所付近にはトゥクトゥクが何台も待機している。
パウチされた料金表を提示された。
タイ大使館ビザ発給セクションまでは、5万キープと書いてある。200バーツか。さすがに高いと断る。
ドライバーが相乗りする相手を探すから、ちょっと待てと。
うまく見つけてくれたようで、140バーツでタイ大使館まで行ってくれることになった。
それにしても、バンビエンからビエンチャンまでのバス代(ピックアップサービス付き)が35000キープ。つまり140バーツ。
で、ビエンチャン市内を数キロ移動するトゥクトゥクが交渉してようやく140バーツ。
いかに、ビエンチャンのトゥクトゥクが高いことか。
タイ大使館に用事がない人は、徒歩でナンプー付近かリバーサイドのホテルに向かいましょう。
まとめ
バンビエンのホテルでピックアップしてくれるし、ビエンチャンで降ろされる場所もほぼ中心部。
バンビエンのローカル向けバスターミナルまで自力で移動して、自分でバスチケットを購入しても、ビエンチャンに到着するのは、おそらくビエンチャンのノースバスターミナルのはず。さらに中心部まで自力で移動する必要がある。
うまくローカルバスを乗り継ぐことができれば少しは安上がりかもしれないけれど、手間暇を考えると、ツーリスト向けのバスサービスを利用するのがベター。いや、むしろ一択でしょう。
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