ソイブッカオの南側に以前から気になっているガイヤーンの店がある。
店頭に大きなグリルがおいてあり、ガラスケースの中でまるごとチキンがぐるぐるとまわされている。
店の名前は、CHICKEN WORLD。そのまんまだな。
でも一羽まるごとは一人では食べ切れないしなあと、ずっと購入する機会がなかった。
が、ちょうどいいサイズのメニューを見つけた。
しかも、ハッピーアワーなら、ポテトとサラダとドリンクがセットになって150バーツ。
これはトライするしかないでしょう。
で、実際、すごかった。
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チキンワールドの巨大ガイヤーン
訪れたのは夕方5時過ぎ。
腹ペコ状態で訪れた。
午後4時から6時までがハッピーアワーだ。
(追記)その後、午後8時までハッピーアワーが拡大。また、火曜金曜市場開催日は、終日ハッピーアワーとなっていることもある。
セット内容は、ハーフチキン、ポテトフライ、サラダ、それにお好きなビール。
ビールはサンミゲルライトでもシンハーでもお好きなものを。
まずはビールが届く。
ガイヤーンは焼き上がるのに時間がかかると言われた。
店頭の巨大グリルは残念ながら稼働していない。
奥の厨房で焼いているそうだ。
待つこと10分ちょっと、待望のガイヤーンが到着。
どん!
この巨大さと迫力が伝わるだろうか。
角度を変えてもう一枚。
さらにどん!
鶏肉の焼き上がり色が食欲をそそりますな。ああ、たまらん。
付け合せのポテトもけっこう山盛り。
サラダも量が多い。
ナムチム(タレ)は、マヨネーズとタイ料理でおなじみの甘辛いチリソース。
さて、この巨大チキンをどう料理してやろうか。
フォークとナイフで解体をこころみる。
骨が多くて、けっこう難しい解体作業。
ええい面倒じゃあ。かぶりついてしまえ。
うめえ。
表面の皮には、かすかにカレー風味。
いわゆるガイヤーンとは違っている。
でも、うまい。皮がとにかくうまい。やっぱりチキンは皮だな。
いやいや、肉も柔らかい。弾力があって、食いごたえあり。
マヨネーズにも合うし、甘辛いチリソースにも合うし、もちろんそのまま食べてもいい。
味を変えていったほうが楽しめるかな。
骨が多くて、最初の見た目ほど可食部分があるわけではないが、それでもボリュームたっぷりだ。
が、骨の髄までしゃぶりつくしてこそのガイヤーンでしょう。
フォークとナイフなんていらん。手で食べろ。
必至にかぶりつく。
何とか完食。
ポテトまで食べると、満腹どころか、ちょっと苦しくなってしまった。さらにビールだもんなあ。
これで150バーツはお得でしょう。
チキンセットはハッピーアワー以外でも食べられます。たぶん、180バーツ。
調理してくれたおばさんは、「次もお腹すかせてから店に来てねえ」と笑顔。
というか、お腹すかせた状態じゃないと、これは食べきれませんな。
(追記)再食
その後、また食べてみた。
セット内容と料金は変わらず。とにかく量が多い。で、うまい。
やはりおすすめ。
店頭のグリルで鶏肉を焼いていた。
地図とまとめ
地図
店の名刺
Mayriyada-European-Cameroon-Thai Food
と書いてある。
Mayriyadaがよくわからないが、カメルーン料理もあるみたい。
チキンがカレー風味だったのは、そのあたりの影響だろうか。サラダもタイではあまり見かけないタイプだったし。
他のメニューもちょっと気になる。
チキンバーガーもうまそうだなあ。
ブレックファーストもやってますね。
営業時間は、午前10時から夜12時まで。
とりあえず、カレー風味の巨大ガイヤーンとビールのセットを堪能したい人は、夕方4時から8時のあいだにどうぞ。
150バーツとぺこぺこのお腹を用意して訪れるべし。
(追記)ソイPPへ移転
2018年3月に通りかかると、看板がなくなり、店もからっぽ。どうやら閉店してしまったようだ。
2018年4月、ソイPP(サードロードソイ21)へ移転を確認。
ソイブッカオ常設市場近くのソイを入って行き、左側にある。このソイは、PPボディマッサージがあることから、一部ではソイPPと呼ばれている。PPマッサージよりはかなり手前側。すぐわかります。
無事に移転したが、ハッピーアワーセットは、値上げとなっている。
午後4時から午後8時まで、180バーツ。
30バーツの値上げだが、それでも利用価値は高いと思う。
ソイブッカオ民なら一度は訪れるべし。
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