沈没日記28
前夜、バービアを訪れたものの不在だったスリン嬢。
LINEで連絡を取ってみると、昨日は仕事休みだったとか。
今夜はバーで働くから遊びに来て欲しいという。
まあいいかと夜10時に、ようやく彼女の働くバービアへ。
食事がまだだったので、途中のイサーン屋台で、わたしの好物ナムトックムーとカオニャオを購入。
ナムトックムーが60バーツ、カオニャオが10バーツだ。
辛くしてくれとオーダーしたら、とんでもなく辛かった。
バカでかい唐辛子が丸々入っているし。
でも、うまい。
やっぱりナムトックムーはこれくらい辛くないと。
スリン嬢との再会の余韻に浸ることなく、辛さに打ち震えるバービアの夜である。
辛さはカオニャオでおさえる。
ママさんや他のバービア嬢がやってきて、わたしの貴重なカオニャオを文字通り、毟り取っていくではないか。
ついでに、唐辛子を丸々かじって、平気な顔をしているし。
うーん、これぞ、イサーンだよなあ。
本場イサーンでは味わえなかったよ。
スリン嬢をペイバー
イサーン飯を食い終わり、スリン嬢とようやく落ち着いて会話できるようになった。
24歳の子どもありだが、きちんと化粧して、バーの照明の元では、若々しく見える。
笑顔は相変わらず素敵だ。
うーん、これでサービスは抜群だし、またお相手したくなってきた。
と、昨日知り合った同郷の23歳バービア嬢もちょっかいをかけてきた。
スキを見ては、わたしに色目を送ってくる。これまた営業熱心だなあ。
でも、ルックス的には24歳のほうが上。
で、濃厚サービスの持ち主なのもわかっている。
冒険すべきかもしれないが、ついつい安定を取ってしまった。
24歳をペイバーしてお持ち帰り。
今日こそロングでゆっくり過ごそうっと。
LKマンションの部屋へお持ち帰り。
レセプションのある棟だったが、IDカードチェックすらなかった。
一緒にシャワーを浴びる。
あ、せっかくのシースルー浴室の意味がなかったなあ。
ノンカーイのバービアでペイバーして以来のブンブンとなる。
ノンカーイの前はウドンターニーのバービア嬢。
地元イサーンのバービア嬢よりも、パタヤへ出稼ぎに来ているバービア嬢のほうがサービスレベルは高い。
ファランとか外国人に鍛えられているのかね。
このスリン嬢のサービスはやっぱり格別。
もういいと言うまでずっと咥えて離さないし、ずっと舐めている。
すごいね。
肉体的には満足のブンブン。
これで明日の朝にもブンブンすれば文句なし。
さあ、寝ようかと思いきや、彼女は服を着替えて、もう帰るという。
明日は直接部屋に来るから、今日は帰っていいかと。
あれま。
前回と同じ流れだなあ。
無理に引き止めてもしょうがない。
チップ1000バーツだけ渡してバイバイ。
翌日も部屋に来るスリン嬢
翌日のこと。
夜9時過ぎに彼女が本当にやって来た。
なんでも、バービアの仕事はフリーランスとなったそうだ。
つまり出勤するもしないも自由。給料はないが、出勤すればレディドリンクを稼いだり、ペイバーしてくれる相手を探すことができるシステム。
だから、バーファインいらずでいつでも部屋に来れるという。
そいつは好都合だが、だからと言って、毎日毎日部屋に来られても困るのだが。
わたしに部屋に来るなり、当然のように服を脱ぎだして、シャワーはもう浴びたから、さあどうぞとベッドへごろり。
なんだかもう一つ乗り気にならないが、身体は正直だ。
サービスがいいもんだから、ついつい、最後まで。
うーん、逆に犯されたような気分だなあ。
今日こそ泊まっていくかと思いきや、やっぱり帰るという。
もちろんブンブンしている以上、チップ1000バーツはきっちり発生する。
彼女も商売でありカネを稼ぐ必要があるので当然なのだが、どうにもなあ。
なんだかスカされた気分。
あとで、彼女のフェイスブックを見てみると、タイ男とのツーショット写真がプロフィールに追加されていた。
以前は見当たらなかった写真だ。
なるほど。新しい男ができたのか。
それでロングが不可なわけね。
まあ、タイ男がいようがいまいが、一晩の恋人を装ってくれればそれでいいのだが、露骨にショートで一発だけ済ませてすぐ帰ってしまうのは、どうにもおもしろくない。
うん、もういい。
4回もショート遊びだけを繰り返したら充分だろう。
飽きた。
本当にこれっきりにしよう。
その翌日も彼女から何度も営業メールと電話がかかって来たが、すべて無視することにした。
そのうちあきらめてくれるでしょう。
次だ、次。