エアコンの効いた店内で、生バンドの演奏がありつつ、おいしい酒と料理が楽しめる店を紹介してくれと、友人から依頼を受ける。
パタヤには、外国人(主に欧米人)向けのそういったパブっぽい飲み屋兼レストランはいくつもある。
今回紹介したのは、自家製ビールが売りのパブレストラン、「Hopf」。読み方はたぶん、ホップ。
名前からするとドイツ系なのだが、メニューにはイタリアンも置いてあり、よくわからん無国籍風ヨーロッパパブレストランビアホールといったところか。
パタヤでは、かなりの有名店。
場所もいいんで、すでに訪れたことのある人も多いでしょうね。
(2017年追記)
理由は定かではないが、店名が微妙に変更になっている。
現在の看板
Hopsとなっている。Hopfではない。fがsへ。
読み方は、たぶん、ホップスでしょう。
が、中身に変更はないようだ。以下、そのままに記事にしておきます。
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Hops Brew House(ホップ)
場所は、ビーチロード沿い。
ビーチロードのソイ13/1の入り口にある。ソイ13/1は、別名「ソイヤマト」。日本料理屋の大和があることから名付けられたようだ。
地図
入り口
(2017年店名変更後の入口)
入場に際しては、セキュリティによるボディチェックがあった。空港みたいに金属探知機を体に当てられるが、ほぼ形式的なもので外国人なら当たり前に入れる。
店内
おおきなビールタンクが特徴的。
写真では狭そうに見えるが、実際はかなり広い。奥まで客席が広がっている。
ヨーロッパのビアホールのような雰囲気かな。この中だけを見ればタイとは思えない。
2階席もある。トイレも2階。
バンド演奏の音量は小さめで、ロックナンバーもジャズ風にアレンジしたもの。シンセサイザーとボーカルだけの場合もあり。決して爆音ではないが、スピーカー至近の席はちょっとうるさいかも。
少し離れた席だとちょうどいいBGMレベルです。
また、店内は禁煙。一度外に出て、玄関付近で喫煙する必要あり。
客層はやはり欧米人がメイン。一人でも座れるカウンター席もあり。
日本人グループ客もちらほら見受けられる(駐在員の方が多い印象)。タイ人は少なめ。
Hopfのメニュー
ビール
Hopfと言えばビールである。店名からしてホップである。
HOME BREWED(自家製ビール)が売り
グラス0.3リットル 110B
グラス0.5リットル 175B
グラス1リットル 350B
(午後2時から6時まではハッピーアワーでこれより少し安くなる。)
実際のグラス各種がこちら。
左から、0.5、1、0.3リットル。
注文の際は、WHEATとLAGERから選択する。
ラガーは、日本でのラガービールと同じ。苦味が特徴的かな。
Wheat(ウィート)とは、小麦のこと。つまり、小麦ビールってところか。白ビールとも呼ばれているみたい。ドイツやベルギーでは一般的。
味は、ラガーに比べると、苦味が少なくてフルーティー。
小麦ビール0.5リットルの実物
泡をのぞいた液体部分できっちり500mlをはかっている。
ラガーよりも少し色が薄め。
ここでは、Wheatを選ぶのがおすすめだ。日本で飲むラガーとは一味も二味も違って、異国にいる雰囲気を感じさせてくれる。
なお、ALEは、エールと読む。これは、イギリスでよく飲まれているビール。
こちらは大麦を利用するようだ。
ラガーよりもフルーティな味わい。
でも、わたしは、それほどビール通ではないんで、あまり詳しいことはよくわからない。
イギリスのパブに行ったら、エールか黒ビールをよく飲みますね。
ここHopfでは、Wheatがおすすめです。
なお、ヨーロッパからの直輸入瓶ビールもあり。
ベルギーのヒューガルデンは、白ビールの銘柄。かなりフルーティーな味わいでおいしい。
グラスが好き。
ソフトドリンクメニュー
コーラが60バーツ
イタリア産モカドールを使ったエスプレッソが60バーツ
など
料理
ドイツビアホールといえば、ソーセージでしょう。
まずは、ソーセージの盛り合わせから。値段は失念。220バーツくらいだったような。
大小4種類のソーセージ。ジャーマンポテトと、マッシュポテト。さらにザワークラウト(キャベツの酢漬け)も付いている。
ソーセージはいずれも本格的な味。種類によっては、少し臭みがあるんで、好き嫌いは分かれるかも。
ケチャップとマスタードはテーブルに置いてあるが、ごくごく普通の市販品。
ザワークラウトは、やたらと酸っぱ辛かった。
ドイツのビアホールで何度も食べたことがあるけど、本場よりも酸っぱいぞ、ここのザワークラウトは。
まあ、ビールのつまみにはぴったりかな。
ピザメニュー
イタリアから直輸入のトマトソース、モッツァレラチーズ、オリーブオイルを利用しているというピザも、この店の名物。
Margherita(マルゲリータ)を注文。
オーダーしてから30分近くかかって、ようやく焼きあがった。
照明の関係で色合いは悪いが、味はいい。
というか、かなりおいしい。しかもでかい。
これまでパタヤで食べてきたビザの中では、1,2を争うほどおいしいと思う。
これで180バーツは、かなりお得。
時間帯によるのかもしれないが、ピザの待ち時間が長いので、早めに注文したほうがベターと思われます。
スナックメニュー
ポテトフライ80バーツ
ブルスケッタ80バーツ
など。
やっぱり、イタリアン料理屋なのかな。
今回は注文していないが、生ハムも看板メニューの一つ。
料金は高めだが、量が多くて、評判高し。
トリップアドバイザーの口コミ情報はこちらから。
⇒Hopf Brew House
まとめ
料金はサービス税別途必要。
で、4人で飲み食いした会計は1800バーツほど。
ビールがトータル4リットルほど。料理は、ソーセージ盛り合わせとピザ。
1人450バーツ(1500円くらい)と考えると、意外とコスパはいいかも。
とはいえ、日本に比べると安いですが、タイ現地感覚からすると、それなりのお値段です。
でも、それだけの価値はあると思うんで、ぜひ行ってみてください。
タイ女性としっぽりデートというより、仲間内でビールと料理を楽しむのがいいかな。
午後6時までのハッピーアワーの時間帯に訪れるのもアリ。ビールが安くなるんで。
ウォーキングストリートへは近い。本格的な夜遊びの前に軽く飲み食いしてもいいですね。
なお、数年前の話となるが、禁酒日においても、ごく当たり前のように店内でビールを飲むことができた。
現在は不明。
気になる方は、現地でお確かめください。
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