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2015年5月~6月パタヤ沈没日記

コヨーテ嬢の嫉妬爆発とウォーキングストリート爆発事件。パタヤ最終夜のゆくえ。

投稿日:2015年7月2日 更新日:

29日目

パタヤ滞在の実質的最終日。
明日の午前中にはパタヤを発つ。

今夜はバーファイン代を出すから仕事に行く必要ないよ、とすでに告げてある。
でも、そのかわり、明日の朝は早起きするぞと念を押した。
午前9時にはチェックアウトしたい。
わたしは荷物の片付けがあるから、午前7時起床予定。

いつものように深夜に部屋に来られても、明日の朝の起床が大変だ。
それを含めてのペイバーだ。

安心しきったのか、コヨーテさんはいつものように爆睡。
昼過ぎになっても起きる気配なし。
こらこら、あまり寝過ぎると今晩眠れなくなるぞ。

わたしは、一人で、最後の洗濯。
今のところ、少し雲が出ているけど、夜には渇くだろう。

最後の屋台メシ

結局、コヨーテさんの起床はいつものように午後3時頃。
最後まで変わらぬスタイルだ。

これまたいつものように、わたしが買い出しに出かける。
近所の屋台で、最後の屋台タイ飯とする。

屋台

ガパオムークロップ

ガパオムークロップ

おなじみのガパオだが、豚肉のミンチ(ムーサップ)ではなくて、カリカリの干し豚肉にしてみた。というか、すでに豚ミンチが売り切れで、これしか残っていなかった。

これはこれでうまい。でもやっぱり、ムーサップのほうがガパオには合うかな。
カイダーオをつけて50バーツ。

ガイガティアム

ガイガティアム

コヨーテさんは、ガイガティアム。
ムーガティアム(豚肉のにんにく炒め)の鶏肉バージョン。
味付けも作り方も同じ。
豚肉のほうがおいしいと思う。
40バーツ。

最後のヌキ

食後、二人ともシャワーを浴びてすっきり。
ほぼ裸でごろごろしていると、無性にもよおしてきた。

ホーニー ロー?」とコヨーテさんが悪戯っぽく笑う。

パタヤでは、よく聞くこの「ホーニー」。
ゴーゴーバーやバービアで下半身をなでなで触られながら質問された人も多いのでは?

これは、英語のhornyのことだ。
グーグル翻訳にかけると、日本語訳は「色魔」と出た。無茶な訳だなあ。

英語の説明では、
feeling or arousing sexual excitement
「性的興奮を感じたり、そそられること」となる。

直訳に相当する日本語が思いつかないけれど、まあ、そういうことです。

固くなってくると、にやにや笑いながら「ホーニーホーニー ケンレーオ」とか言われますな。
英語とタイ語のミックスで、「やあね、立ってきちゃったの。もう固いよ~」ってところか。
こうなると、レディドリンクを追加注文してさらに触ってもらうか、勢いでペイバーするか、チップをあげて退散するしかない。
男には我慢も大切だ。

月よりの使者が訪れているコヨーテさんはブンブン不可。
でも、何も言わずとも、きちんと手と口でいたしてくれた。
いい子ですな。

コヨーテさんの嫉妬

しばらくまったり過ごす。

わたしはパソコンやメモ帳の整理をしていた。
で、わたしのメモ帳をのぞきこむコヨーテさん。
このメモ帳は外出時にはいつも携行しており、料理名やちょっとしたメモを書き込んでいる。
先日、バービアで飲んでいると、バービア嬢たちがノートを取り上げて、何やら落書きをはじめた。

とあるバービア嬢が、自分の娘の名前を書いていた。
この娘さんは、以前バービアに遊びに来ていたことがある。年齢は14歳。当然、ペイバーの対象外。
4年後ペイバーさせてね~と冗談のネタにしていたのだ。

で、コヨーテさんが、メモ帳にその名前を見つけたとたん、急に怒りだした。

誰よこの女?

きちんと説明する。嘘偽りなし。

が、完全にスネてしまったコヨーテさん。
ふてくされてしまい、まったく口をきいてくれない。

なんなんだ、この嫉妬の凄さ。
タイ女性の名前が書いてあるだけで、この嫉妬ぶり。

誰か他の女と一緒のところを見られたら、それこそ殺されかねない。
ああ、おそろしや。

ウォーキングストリートで爆発

そろそろ、コヨーテさんの職場にバーファイン代を支払いに行く時間。
無言のまま、ウォーキングストリートへ。

すると、あと少しというところで雨が降り出してきた。
しかも、ものすごい豪雨だ。

もう、いや

天も我を見放したか。

ウォーキングストリート入り口にあるバンコク銀行ATM前で雨宿り。
無言で立ち尽くす二人。

右手にバンコク銀行の看板が見える。ちょうどその下が雨宿りポイント。
雨のウォーキングストリート1

と、突然、すぐ近くで大きな爆発音がした。

バンコク銀行の正面入口の前あたりから、閃光も見えた。
しかも、辺りは停電となった。
バンコク銀行の電気も消えた。

とっさに思ったのは、大雨で漏電した電線がショートしたか、すぐ近くにあるケバブ屋が爆発したのでは、という考えだ。

停電はすぐに復旧した。

おそるおそる角を曲がってのぞいてみると、ケバブ屋は無事のようだ。

あの狭い通路の上に、大量の電線がぐちゃぐちゃに絡まっている。
きっとあれがショートしたのだろう。

けが人もなく、火災も発生していない。

ああ、よかった。
それにしても怖かった。
かなりの爆発音だったのだ。
死ぬかと思った。

が、これぞ怪我の功名か。
しがみついてくるコヨーテさんの顔に安堵の表情と、笑顔が戻ってきた。

一種の吊り橋効果かね。
恐怖体験をともにすると、互いの感情が強くなるってやつだ。

ありがとう、タイの劣悪配線工事さん。格好の助け舟となった。

まあ、タイの電線には気をつけたほうがいいけどね。
少し前にLKメトロでも電気配線から出火して家事になっていた。

平気で電線がぶら下がっていたりもする。
水は電気を通す。
特に大雨の日は、そういった劣悪な電線のせいで、感電するおそれがあるんで、実に油断できない。

ああ、ほんと、怖かった。

まだ雨は降り続いているけど、もうここにはいたくない。
濡れながら、職場へ移動。

オープン前の店に入れてもらう。
DJが、タイミュージックをかけて遊んでいる。
仕事前のお姉さまがたが、カップラーメン食べたり、お互いの髪を結いあったりと、とてもまったりとした空気。

今回の滞在で2度目のバーファインお支払い。
29泊で2回かぁ。
ホントはペイバーゼロで押し通したかっんだけどねえ。

雨は降りやまず。
店の開店時間となった。
タイミュージックからいきなり洋楽へチェンジ。
でも、この大雨の中、訪れる客などいるはずもない。

キリがないので、傘をさして食事に出かける。

雨のウォーキングストリート2

大雨のウォーキングストリート。歩く人はまばらだった。

最後の晩餐

本当は、最後にイサーン料理でも食べたかった。
でも、この雨では、移動できる場所が限られている。
とりあえず、セントラル・フェスティバルへ。

コヨーテさんのリクエストで、シャブシとなってしまった。
最後の晩餐がシャブシかあ。
微妙。まあ、しょうがない。

しゃぶし (1)

特にもう感想もなし。
豚バラスライスと白菜を中心に食べる。
どうせすぐに日本に帰るんだし、おいしくない寿司や天ぷらなど不要。

けっこう痛い出費となった。
まあ、コヨーテさんは喜んでいたからオッケーとしよう。
最後にはすっかり笑顔を取り戻していた。
いやあ、一時はどうなることかと思ったよ。

この手のチェーン店系レストランは、あくまでもタイ人向けのもの。
日本人を相手にしているわけではない。
味に期待するのが、そもそも間違いだと思う。
お相手のタイ人が満足してくれたら、それでよしと考えるべし。

最後の夜

センターンを出ると、まだ雨が降っていた。
どこにも寄り道せずに、まっすぐ部屋に戻る。

ベランダに干していた洗濯ものは、当然のようにずぶ濡れ。
もう一度水洗いしてから、室内に干し直す。
明日の朝までに乾いてくれればいいのだが。

ちょっとだけ荷物を整理すると、もうすることはない。
冷蔵庫に残してあった最後の缶ビールを飲みながら、まったり過ごす。

12時に寝ようとするが、普段の就寝時刻は午前4時過ぎ。
こんな時間に寝られるわけもなく、二人ともベッドの上でもぞもぞ動くだけ。
で、「ノーンマイラップ(眠れない)」と繰り返す。

結局、わたしが眠れたのが深夜2時。
コヨーテさんは深夜3時過ぎだったらしい。

こうして、パタヤ最終夜は、ぐだぐだで終了。

大雨にたたられた夜。
爆発は怖かったけど、最後はオッケー。

爆発して地固まる。
でも、コヨーテさんの嫉妬爆発はもう勘弁してほしい。

 

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