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金儲けは二の次さ。趣味と暇つぶしで働くバービア嬢たち。

公開日: : エッセイ

ソイダイアナバービア群

パタヤには無数のバービアがある。
大げさではなくて、本当に数えきれないほどだ。
営業届けやアルコール販売の許認可手続きがあるから、役所関係は把握しているかもしれないが、たぶん統計は取ってなさそう。
また、パタヤにあるすべてのバービアを一軒一軒数えていくような酔狂な一般人もいない。
よって、数は不明。

バービアあるところ、もちろんそこで働く人達がいる。
一部、オカマがまじっているが、そのほとんどが女性たちだ。
いわゆるバービア嬢である。
多くがイサーンから出稼ぎに来ている。

バービアの給料は安い。
一ヶ月働いて、せいぜい3000バーツか4000バーツ程度。
他には客から奢ってもらったレディドリンクのバックが少々ある。
が、やはり主な収入源は、客にペイバーしてもらい、夜の営みを提供した対価としてもらうチップとなる。
ペイバーされて、なんぼである。
休みは月2日のバーが多い。
なにかと大変なバービア嬢。
故郷に残した家族を養うため、まさに体を張って、日々働いているわけである。

が、中には、ペイバーされることを主な目的ともせず、半分趣味と暇つぶしを兼ねて働いているバービア嬢もいる。

今回はわたしが出会ったそんなバービア嬢を紹介しよう。

旦那が日本人

数年前、実際に出会ったバービア嬢。
年齢はおそらく30代半ばくらい。
旦那は日本人。
かつては日本で一緒に暮らしていたけど、日本は寒いからといった理由でタイに戻ってきている。
旦那は日本で仕事があるので、彼女はパタヤで一人暮らし。
仕送りはたっぷりしてもらっており、生活に問題はない。
けれども毎日退屈なので、知り合いのバービアで半分遊びながら働いている。

わたしの友人が懇意にして毎日ペイバーしていたバービア嬢と同じアパートに住んでいて、毎晩のように一緒にディスコへ繰り出していたそうな。
日本人の旦那がいるバービア嬢は、自腹で参加。
気楽なものである。
仕送りのカネで毎晩遊んでいるわけだ。
そもそもバービアで正規に雇われているのかも怪しい。
でも、日本語がある程度話せるから、日本人向けの通訳してけっこう便利な存在だったようだ。

はたして、ペイバーが可能かどうかはしらないけど、まあ、お互い気があえば可能かもしれない。
日本で汗水たらして働いている旦那さんが、ちょっと哀れだけど。

ファランの後家さん

ブッカオにある小さなバービアで働くバービア嬢。
年齢は30代半ばくらいかな。
とにかく見た目が派手だ。
タイ北部出身で色白。
胸は完全シリコンの巨乳。
顔面も整形済みで、目鼻立ちがとにかくはっきりしている。
赤いドレスを好んで身にまとい、叶姉妹を連想させるその見た目は、まさにゴージャス。
はっきり言って、ブッカオの場末なバービアには似つかわしくない。

話を聞いてみると、かつてファランと結婚していて、故郷には大きな家も車も買ってもらったそうな。
でも、その旦那ファランが死んでしまい、今は独り者。
さすがに詳しい財産状況は聞いていないけど、生活にはまったく困っていないようだ。

が、田舎にいてもやっぱり退屈。
もともと、夜の世界に生きてきたのだろう。
あの派手な世界が忘れられずに、パタヤへ戻ってきてしまう。
で、知り合いのいるバービアで働いている。

しかも男好きだ。
もう、見るからに、男が好きでしょうがないというオーラが芬々に出ている。
まさに夜の蝶。
ファランが好みそうだ。

が、彼女は決して安売りはしない。
自分の気に入った男しかペイバーを受け付けない。
しかも、ショートで3000バーツを頑として譲らない。

金儲けが目的ではないのだ。
自分にはそれだけの価値があると認めてくれた男としか寝ない。
実に潔い。

うーん、かっこいいぜ、パタヤの叶恭子。

死んだファランの旦那が、草葉の陰で泣いているぞ。
いや、それでこそわが妻と天国で喜んでいるのか。

個人的な趣味では、せめて叶美香さんにしてほしい。
お姉さんはきついっす。

 

冗談はさておき、上記の二人に共通するのは、夜の世界が忘れられないということ。
いくらカネがあっても、田舎暮らしは退屈に感じてしまうのだろう。
夜の蜜は、男たちだけでなく、女たちにも甘いのである。

ちなみに、若くして趣味半分で働くようなバービア嬢にはお目にかかったことがない。
やはり経済的な理由から働きに来ており、あくまで、お金目的だ。
暇つぶしで働くほど暇ではないし、余裕もない。

基本的に、どのバービア嬢もペイバーには応じてくれる。
もちろん、相手によっては拒否することもあるし、一切のペイバーに応じないバービア嬢も極まれに存在する。

18にも満たぬような若い学生が遊び半分のアルバイトで働いているのは、まあ例外。
ほとんどがママさんの娘だったりして、当然ペイバー不可なのだが。
そういえば、30代後半のバービア嬢の娘(中学生くらい)がバービアにいたことがある。
これは、リアルに遊びに来ているだけ。バーの片隅で教科書を開いて勉強していたなあ。

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