パタヤタイに気になる店があったので行ってきた。
クリーミーオムレツとシーフードガパオライスがとてもおいしい店だ。
やさしい味と食感のオムレツ、強烈な辛さと濃厚さのガパオ。
このコントラストが魅力的な店となっている。
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MHAN
店名は、MHAN。
読み方は、マーンかな。
たぶんオープンして1年半くらい。
どうやらシラチャーやホアヒンにも店舗があるようだ。
オープンテラス席と室内エアコン席がある。
エアコン席は快適だ。まあ今の時期は涼しいので外でも充分だけど。
オーダーは店員が取りに来てくれる。
メニュー
うまそうな料理の写真が並ぶ。
料理の種類自体はさほど多くない。
ガパオなどの炒め物のせご飯。
調理方法と具材を選ぶスタイルだ。
バジル炒め、にんにく炒め、黒こしょう炒めなど調理方法による価格差はない。
具材によって価格が異なる。
豚/豚ミンチ/鶏が50バーツ
シーフード/エビ/イカ/貝が70バーツ
イカ卵/タイ牛肉が70バーツ
オージービーフが90バーツ
蟹/190バーツ
豚ミンチのガパオライスにするならば、調理方法はBasil Stir-friedを選択して、具材はMinced Porkを選択する。これでガパオムーサップとなる。
辛さの選択もできる。
目玉焼き(カイダーオ)の追加は10バーツ。クリーミーオムレツ追加が25バーツ。
一品モノもいろいろあり。
プーパッポンカリーは289バーツ。
スープもの。
トムヤムクンが169バーツ。
ママーのガパオ炒めがある。
インスタント麺を使ったガパオ焼きそばってところ。これおいしそう。
豚が89バーツ、シーフードが119バーツ、オージービーフが149バーツ。
ママーモーファイもある。
トムヤムクンのスープのような激辛のインスタントラーメンだ。
これぞB級グルメって感じで好き。
卵料理。
クリーミーオムレツご飯が50バーツ。
豚肉のせで60バーツ、エビのせで75バーツ、カニのせで130バーツ。
これはタイの普通米ではなくて、ジャスミンライスを使う。
タイ風オムレツのカイジアオご飯は40バーツから。
前菜おつまみ系。
トートマンクンが99バーツ。
ドリンクは、水が10バーツ、コーラが20バーツ、チャンビール80バーツ。
氷とコップとドリンクはセルフサービスで用意する。冷蔵庫から勝手にボトルを取ってくればいい。
クリーミーオムレツライス
まずは名物のクリーミーオムレツから。タイ語ではカイコンみたいな発音。
カニ入りを勧められたけれど、130バーツはちょっと高い。エビ入りの75バーツにする。
6,7分待ったところで完成。
見るからにうまそうだ。
とろとろな火の通し方が、オムライス兄さんみたい。
でも肝心なのは味付けである。
こういったクリーミーオムレツは、ショッピングモールのフードコートで売っているが、見た目がよくても味がついていないことがある。ケチャップやチリソースをかけるのが前提で味付けなしなのだ。
が、MHANのクリーミーオムレツは違った。
醤油ベースの味がちゃんとついている。
でも決してくどくもなく、塩辛くもない。
なんともやさしい味付けなのだ。
日本の中華料理屋の卵とじを連想するが、それよりもマイルド。
ふわふわの食感と相まって、まさにやさしさに包まれる気分だ。
米はジャスミンライスを使用している。普通のタイ米よりもやさしい味。
もうすべてがやさしい。
エビのむき身は量が少ないけれど、これまたオムレツによく合う。
カニだったがさらにいいだろうなあ。
ソースは何もかける必要なし。そのまま味わうのがいい。
ぺろりと完食。気づいたらなくなっていた。
いや、これはアタリだな。
ただ、量は少ない。満腹にはなれない。
連日の深酒や油っこい料理に疲れた胃腸にはちょうどいい味と量かもね。
疲れが残っている昼下がりに食べたい一品だ。
ガパオタレー
後日、再訪。
これまた名物のガパオも食べておきたい。
豚ミンチではなくて、シーフードのガパオライスにする。ガパオタレー70バーツ。
25バーツでクリーミーオムレツを足してやろうかと思ったけれど、無難に目玉焼き(カイダーオ)10バーツを追加。合計80バーツ。
辛さは並(タマダー)と指定しておいた。
少し小さめの皿でガパオタレーが登場。
イカ、エビ、貝の3種盛りだ。
エビは一尾のみだけど、イカと貝はけっこう入っている。
ガパオ炒めの味付けはばっちりだ。
好きだなあ、この味。
けっこう濃い目の味だけど、シーフードによく合う。
一番おいしいエビが1尾のみなのは残念だけど、価格的にしょうがない。イカと貝だけでも楽しめる。
唐辛子は多めだけど、暴力的なまでの辛さではなく、どこか上品な辛さに抑えられている。
といっても辛いのは辛いんで、辛いのが苦手な人は唐辛子は避けたほうが無難。
いい鶏卵を使っていのか、黄身のふっくらい具合がいい。味も濃厚。
カイダーオには、ナンプラーをかけてやるとさらに風味アップ。
テーブルの上に置かれたナンプラーは、辛子入りのやつで、たぶん自家製。これがまたいい味している。ナンプラー独特の鼻につんと来る匂いは控えめだ。
米は、ジャスミンライスではなくて普通のタイ米を使用。ちょっとぱさついているが問題なし。
追加で10バーツ払えば、ジャスミンライスに変更できるみたい。
今回も一気に完食。
やはり量は少なめだけど、満足度は高め。
ガパオタレーもうまかった。
カイダーオ付きで80バーツはやや高めだけど、この質と味ならば納得できる。
地図
パタヤタイ通りのスクンビットの少し手前だ。
ビッグCから近い。
やや不便な場所だが、いちおうは乗り合いソンテウのルート上にある。ソンテウの数は少ないので利用しづらいが。
営業時間:11時から20時半
デリバリーや持ち帰りする人が多かった。
デリバリー人気が高そう。
バイクは店の脇に駐輪できる。
ちなみに、奥にはローカルカラオケ屋がある。
まとめ
クリーミーオムレツとガパオタレーの2品を食べてみたが、どちらも満足だ。
量は少なめなれど味は間違いない。
やさしい味に包まれたいならばクリーミーオムレツを、上品かつ刺激的なシーフードを味わいたいならばガパオタレーをどうぞ。
おすすめです。
個人的に他に食べてみたいのは、ママーのガパオ炒めとママーモーファイかな。
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