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カフェ・コーヒー

パタヤの仮面ライダーと昭和レトロなカフェ Garage Retro Cafe

投稿日:

パタヤのサードロードに仮面ライダーが颯爽と現れた。
仮面ライダーと昭和レトロとバイクショップが融合したカフェとなっている。
店内はバイクとレトロ好きにはちょっぴりうれしい空間で、コーヒーは安くておいしい。
パタヤで戦う昭和世代ならば、爆音上げろサイクロン。

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Garage Retro Cafe

場所はパタヤサードロード沿いだ。

仮面ライダーが描かれたのぼりが目印である。
Garage Retro Cafeと書いてある。
そして、ほぼ等身大の仮面ライダーフィギュアだ。

元々はバイクの修理工場で、今も営業しているが、工場の隣にカフェを併設した形となっている。
カフェができたのはつい最近だと思う。

カフェ入り口で颯爽とポーズを決める仮面ライダー。
かっこいい。

ライダーの足元には、「斗え仮面ライダー!サイクロンと共に!!」

映画「シン・仮面ライダー」のエンディングでも使用された『ロンリー仮面ライダー』のフレーズが子門真人の声で脳裏に流れる。

♪爆音上げろサイクロン、斗う斗うおれは仮面ライダー

タイのパタヤでも仮面ライダーは生きている。
でも、タイで仮面ライダーのことは、モッデーン(赤蟻)と呼んでいるそうだけど。

あと、仮面ライダーフィギュアのすぐ裏にあるのは、サイクロン号ではなくて、モンキー。
フルチューンしてあって、かっこいいモンキーだ。
ライダーの横のベンチも日本製のようで、「成功」「幸運を」と書いてある。

コーヒーは持ち帰りでも店内飲食でもオッケー。
持ち帰りなら表の窓口でオーダー、店内飲食なら中に入ってからオーダー。

コーヒーメニュー

アイスのアメリカン、エスプレッソ、カプチーノ、ラテなど40バーツ。
パタヤのローカルカフェとしては標準的な価格設定だ。

最初にアイスエスプレッソを飲んでみた。

タイのローカルカフェでは、アイスエスプレッソのことを、エスイエンと呼ぶことが多い。
エスプレッソコーヒーにコンデンスミルクを加えて甘くしてある。
でも、ちゃんと苦味とコクのあるコーヒーだ。
40バーツのローカルカフェのエスイエンとしては、充分合格点だと思う。

その次には、アイスカプチーノも飲んだ。タイ語で呼ぶなら、カプイエン。
ミルク多めで、エスイエンよりも甘く感じるが、これまた普通においしいと思う。甘いのが苦手な人は、甘さ控えめにしたほうがいい。

レトロな店内

バイク修理工場の脇から店内に入る。

修理工場は古いけれど、カフェはすごく綺麗でおしゃれ。

ORDER HEREとマスク。

フルチューンのモンキー、かっこいい。

奥にテーブルと椅子、それにヘルメットなどが展示されている。

古タイヤを再利用したテーブル、アンティークなチェアなどなど。

ヘルメットの脇には、古いミシン。

いろんなデザインのヘルメットあり。販売もしているようだ。

バイク好きならば訪れて損なしの空間だ。

おっと、昭和世代には懐かしいナショナルのブラウン管テレビだ。

UHFのつまみがないので、日本仕様ではなさそう。ちょっと残念。
でも懐かしいなあ。
映りが悪くなると、筐体の側面を叩いたものだ。
ブラウン管テレビで見た仮面ライダーV3が一番好きだった。

狭い店内だけど、この雰囲気はいい。
昭和なライダーはここでコーヒーを飲みつつ、ノスタルジックな気分に浸れる。

まあ、すぐ隣の修理工場で作業をしている音がけっこううるさいけれど、それもまた味だ。

室内禁煙。外に置かれた「成功」「幸運を」ベンチに座って一服すればいい。

地図

地図

サードロード沿いだ。
ソイ19を抜けて、サードロードを渡った先にある。

仮面ライダーが目印。

ガレージレトロカフェのすぐ隣には最近オープンしたカオカームー屋がある。

関連記事:おいしいカオカームー屋@パタヤサードロード

ここのカオカームーはおいしい。
水は有料なので、隣のカフェでコーヒーを買ってからカオカームー屋に持ち込んでもいいだろう。
タイではこの程度のドリンク持ち込みは問題なし。

道路向かいにはJASIMINE Cafe & Restaurant。

ここは鉄腕アトムの大きなフィギュアが飾ってあることで有名だ。

仮面ライダーと鉄腕アトムが向かい合わせになっているわけで、なんとも日本人の心をくすぐるエリアである。

コーヒーの味でいえば、ジャスミンのほうが上だと思う。最近は訪問していないが、値上げしていなければ55バーツ。
ジャスミンは店内は広くて快適。狭いけれどテラス席では喫煙可能。
単純にコーヒーと綺麗な店内を求めるならジャスミンのほうがいいかもしれないが、ガレージレトロカフェも悪くない。

40バーツのそこそこおいしいコーヒーと、仮面ライダーとレトロな雰囲気。
コーヒー好きの昭和日本人は訪れるべし。

パタヤでは男は孤独なライダーとなる。
夜には負けられない戦いが待っている。
相棒のサイクロン号のメンテナンスは欠かせない。夜の戦いで爆音を上げられないようでは勝ち目はない。
悲しみを乗り越えて、一人でゆけ。

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