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バンコクホテル

はじめてナナホテルに泊まってみた、バンコクナイトライフ最強立地の伝説ホテルやいかに

投稿日:2023年4月2日 更新日:

初めてタイに旅行に来て以来25年ほど。
バンコクでナイトライフスポットをうろうろするようになってからは15年ほど。
ナナプラザに何度通ったことか。
でも、ナナプラザ目の前にあるナナホテルには泊まったことがない。
今回、1泊1,100バーツ台という安値で出ていたこともあって、はじめてナナホテルに泊まってみた。
伝説のナナホテルを今さらながら体感せよ。

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ナナホテル(Nana Hotel)

数え切れないほど見たNANA HOTELの文字。

さて、まずはチェックインの様子から。
ナナホテルに到着したのが午後6時過ぎ。
向かい側にあるナナプラザ周辺はすでに賑わい出していた。夜の商売に向けて活気づいている。

ナナホテルの玄関。

ナナホテル内に入るのも初めてだ。
ちょっとどきどきする。

広いロビー。
右手がレセプションだ。

ちょうど日本人2人がチェックイン中だった。少し日本語が話せるスタッフもいて、日本語で対応している。
別のスタッフがチェックイン手続きしてくれた。
アゴダで予約済みだ。パスポートを提示し、書類にサインするだけ。デポジットは不要だ。
ウェルカムドリンクチケット、朝食クーポン、Wi-Fiパスポートなどの紙をもらう。

ちなみにチェックアウトタイムは午後2時。
正午のところが多いが、ナナホテルは昼過ぎでも大丈夫。歓迎する人も多いと思う。

その後、日本語が少し話せるスタッフから、「日本語で『0』は何と言うのか?」とタイ語で質問された。
英語はゼロ、タイ語はスン、では日本語は?
ちょっと答えに窮するが、「ゼロでいいよ」と返事しておく。「英語と一緒なの? 日本語の0はないの?」とちょっと驚かれた。
うーん、日本語で「レイ」とも言うけれど、あんまり使わないと説明。
407だったら、「ヨンゼロナナ」で通じると教えておく。
ヨンレイナナでもヨンマルナナでもいいけれど、話がややこしくなる。
まあ英語でも、ゼロといわずO(オー)を使うこともあるし、0の扱いってちょっと難しい。
そもそも、日本語の数字の読み方は、ひーふーみーと大和言葉もあるんでさらにややこしい。

話が逸れた。
チェックインを終えて、部屋まではベルボーイが案内してくれた。
ベルボーイのおじさんと世間話。
「ナナホテルに初めて泊まるんだよ」と言っても、まったく信じてくれなかった。おまえの顔はナナホテルでよく見かけるぞ、もう何回も泊まっているだろ、と。
いやいや、どういうことやねん。

エレベーターの数が多い。

メインが3機で、奥にも2機あり。

エレベーターの階数ボタンは11階まで。

部屋は6階だった。

廊下は綺麗だ。ちょっと前にリノベーションをしたという。
しかもこの廊下が涼しい。一番奥には巨大なエアコンが設置してある。
ホテルの廊下は蒸し暑いことが多いが、ここは本当に涼しい。外から帰って時に気持ちいい。

スタンダードルーム

アゴダでは、「スタンダードルーム(喫煙)」という部屋を予約していた。

もっと古臭くてカビ臭い部屋かと思っていたが、まずまず清潔で新しい。
リノベーションが効いているようだ。

部屋内の電気はいつでも通電するので、充電しながらも外出しても大丈夫。エアコンもそのままだ。部屋はいつでも明るく冷え冷え。守ろう限りある地球資源。

ドア近くに大きなハンガーラック。

セーフティボックスあり。
冷蔵庫内は無料の水が3本のみ。

スーツケース置き場もある。

ダブルベッドのマットレスはやや固めながら、寝心地は悪くない。

ベッドの両サイドにテーブルと照明とコンセント。
便利。

作業机は広め。コンセントも照明もある。

壁掛け液晶テレビ。
日本の民放を期待したが、それは無し。
WOWOWタイ語というチャンネルがあった。
ドラマの『探偵ガリレオ』が、タイ語じゃなくて、日本語で放送。
NHKワールドは放映している。

窓際にテーブルとイス。

そして、ナナホテルといえば、室内で喫煙可能だ。

テーブルの上に灰皿とマッチのセット。

さらには、ベッド脇にもう1セット。

どんだけ吸わせてくれるんだ。
マッチに火をつけるなんて本当に久しぶりである。
窓は開閉可能なので、タバコを吸う際はなるべく窓を開けましょう。

バルコニーはない。
6階からの景色はこんな感じ。

この部屋は北向きだ、つまりスクンビット通り方面を見ている。

窓から顔を出して右を向くと、ナナプラザ方向となる。
残念ながら、ナナプラザははっきりとは見えず。
夜は、近所のバーから音楽が聞こえてくる。少し距離があるので爆音というほどではなく、窓を閉めていれば、まあ眠れるレベルかと。
深夜2時半くらいには音楽はほぼなくなる。

部屋は普通に綺麗な状態だ。
一部古臭い部分も残ってはいるが、リノベーションはきちんとしてある。

浴室

浴室も清潔だ。リノベーションの効果がみられる。

残念ながら、バスタブはついていない。シャワーのみ。
部屋によっては、バスタブが付いているという話だ。チェックイン時に聞いてみてもいいかも。

シャワーブースは綺麗に保たれている。
シャワーの水圧と温度も申し分なし。

洗面台はほど良い広さ。
お湯も出る。

アメニティは、ボディソープ、シャンプー、固形石鹸、シャワーキャップ、綿棒。

ドライヤーと呼び出し電話も設置されている。風呂場で急に倒れそうになっても助けを呼べる。
バスタオルとハンドタオルが2セット。

トイレは、ウォシュレット付きではなく、ハンドシャワー付きの普通のやつ。

Wi-Fi

Wi-Fiは、Hot Spotに繋いでログインする。
有効期限付きのパスワードがもらえる。

通信速度は、25Mbps出ている。
爆速ではないけれどまあ充分でしょう。快適に動画視聴可能だ。

寝室、浴室、Wi-Fiはこれといってケチのつけようがない。
強いて言えば、バスタブが欲しかった。
日本人のおっさんにとっては、喫煙可能とバスタブと日本のテレビ放送とウォシュレットが4種の神器である。
まあ、2つはなんとかクリアしている。

あと、リクエストすれば禁煙ルームにもできるみたい。
先にチェックインしていた日本人はノースモーキングと言っていたので。

館内設備

チェックインイン時にもらった各種クーポン類。
あと、Wi-Fiのパスワードの紙もある。

ウェルカムドリンクでビール

まずはウェルカムドリンクから使う。

1階ロビーに隣接するバーレストラン。

ここでウェルカムドリンクが飲める。
ソフトドリンク、コーヒー、ビール、ウィスキーなど利用可。

ビールはもちろんLEOだ。
表側のテラス席は喫煙可能。
ナナプラザをみやりながら、ウェルカムドリンクのビールがタダで飲める。

1階ロビー奥には、美容室やマッサージ屋や歯医者まである。

昔はディスコもあったらしいが、現在はやっていないみたい。

スイミングプール

スイミングプールは3階にある。
8時から19時まで。

さほど大きなプールではないけれど、都会のど真ん中にしてはいい雰囲気だ。
プールサイドにベッド多数。

屋根のあるところにもテーブルが多い。
むろん喫煙可能だ。

バスタオルは自由に貸し出し。

暑いバンコクの日中は、プールでまったり過ごすのもいいかも。

朝食

朝食クーポンを持って、4階にある朝食会場へ。
時間は、午前7時から10時まで。

巨大な体育館みたいな宴会場にテーブル多数。
客はファランが多い。タイ人女性とカップルのファランが目立つ。
タイ人以外のアジア系は少数派だろうか。アラブ系も少々。

ビュッフェスタイルの朝食だ。

スープ類とご飯物。

ベーコン山盛り、ハム、ソーセージ、スクランブルエッグなど。

巨大トースター。

コーヒーと山盛りコンデンスミルク。

一巡目はこんな感じで。

無難なアメリカンブレックファーストに、野菜スープと焼きそばと焼き飯を足してみた。
ベーコンと野菜スープがけっこういける。焼きそばもまあまあうまい。

二巡目は、お粥だけで充分。

日本食があるかなと思っていたが、洋食とタイ料理のみ。
まあ、料理はいずれも見たまんまの味だ。
普通に食べられる。

ソイナナ界隈のパブレストランでアメリカンブレックファーストが150バーツくらいする。
この内容の朝食ビュッフェが無料なら文句のつけようがない。

夜のナナホテルとJF無料

夜になるとナナホテルは本領を発揮する。
目の前にナナプラザだ。
ホテル玄関から徒歩1分以内。
ナナプラザ以外にもバーは多い。
深夜まで飲んだくれても、一瞬でホテルに戻れる。
無敵の立地、無敵に便利は素敵だ。

JFは当然無料。
1階のエレベーター前にテーブルが設置してあり、常にセキュリティが待機。
ゲストのIDカードのチェックは行っている。
緩いように見えて、意外とセキュリティは固い。

地図と周辺施設

地図

周囲には何でもある。
最寄りのコンビニは、スクンビット通りに出たところにあるガソリンスタンド敷地内のセブンイレブン。でもかなり小さい。
ソイナナ内にもいくつかセブンイレブンあり。

ソイナナにはレストランも多数。

BTSナナ駅までは徒歩3,4分。
テーメーまで徒歩10分
ターミナル21までは12,3分。

基本的に徒歩圏内で何でも済ませられる。

MTRスクンビット駅まではちょっと距離があるけれど、歩いて行ける。

宿泊料金と予約先

ナナ近辺で遊ぶようになった当初、ナナホテルといえば、1泊1,500から1,700バーツといった価格帯が多かったように思う。そもそも、15年くらい前はアゴダでは取り扱ってなかったはず。
周囲のタイ好きの友人たちも、10年くらい前まではナナホテルによく泊まっていた。その後は、パタヤをメインに移す友人が増えたため、ナナプラザに泊まる機会もなくなった。

今回たまたまアゴダで安い価格が出ていた。

「スタンダードルーム(喫煙)」が、1泊1,149バーツだ。(約4,500円)
しかもウェルカムドリンクと朝食付き。

実際に泊まってみたあとの感覚では、1泊1,200バーツなら問答無用の即決だ。5,000円以下で出ているなら、すぐさま予約を。

宿泊したのは3月だった。4月の料金を調べてみると、1,386バーツが最安値と出た。これでも安いと思う。

ホテル価格は時期によって大幅に変動する。
4月12日から15日のソンクランの時期はそもそも空き室すら出てこない。
ゴールデンウィーク期間はおおむね1,500バーツ台で出ている。
1,500バーツ台なら、まずまずお得なんじゃないと思う。

ナナホテル (NANA Hotel)予約先

アゴダ

エクスペディア

ホテルズドットコム

感想とまとめ

ナナホテルの存在を知ってから、たぶん15年以上。
ようやく泊まることができた。
伝説を味わった気分である。
たしかにバンコクの歴史に名を残すホテルに違いない。
古き良きバンコクのホテルの雰囲気を残しつつ、部屋はうまくリノベーションしてある。
はじめてバンコクで遊びたいと考えている初心者から、酸いも甘いも噛み分けるほど経験を積んだベテランまで、ナナホテルは大らかなムードで包みこんでくれるだろう。
今さらナナホテルなんて意見もあるのはわかる。実際自分がそうだった。なんでわざわざナナホテルなんだと。
でも実際に体験してみると、伝説のホテルたる由縁が身にしみて理解できた。
ナナホテル最強。幽霊なんて怖くない。

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