年明けから連日多くの新規感染者が報告されているパタヤ。
タイ全土でもっとも感染者が出ているエリアとなっている。
昨日のパタヤの感染状況と夜の街の様子をレポート。
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目次
パタヤ感染状況
1月7日発表のチョンブリ県の新規感染者は1,342人(前日769人)。
これはタイ全国の感染者が7,526人で、チョンブリ県が最も多い。
チョンブリ県内のうちバンラムン(パタヤ)712人、シラチャー265人、ムアンチョンブリ207人など。
やはりパタヤが際立っている。
タイ全国の新規感染者の10人に1人はパタヤということになる。
1月5日まではツリータウンやウォーキングストリートでATKによる積極調査を実施していた。
1月7日の発表では、そういったパタヤの繁華街での積極調査による感染者確認が103人。累計で457人となった。
他にバンセンやシラチャーでも夜の店に関係したクラスターが発生しており、感染者が増加している。
パタヤではローカルエリアにATK積極調査を拡大中。
ソイユメやカオノイなど4箇所に無料検査場を設置している。
感染者増加にともない、隔離病院や隔離施設の不足が心配される。
そこで、ホテルをHospitel(Hotel + Hospital)として転用するように急いでいる。
新しいホスピテルがオープンしているが、すでに埋まってしまう状況となっている。
パタヤでは最低でも2000部屋は用意するようで、それでも足りない可能性がある。
今パタヤで感染すれば、よほど重症でもないかぎり入院はできず、ホスピテルでのホテル隔離治療となりそうだ。在住者は自宅隔離治療も可能となっている。
パタヤの様子
パタヤの夜の様子を少し見て回ってきた。
ビーチロードを走る車は少ないが、ソイ7とソイ8付近のビーチロード沿いバービアは普通に営業している。
年末ほどの客入りではないが、それなりには客がいる。
ヒルトンの窓明りは、金曜日夜にしては少々寂しいかもしれない。
ウォーキングストリート
入ってすぐ右手にあったATK検査場はやっていない。
前述のとおり、現在はローカルエリアで実施している。
ウォーキングストリートの人通りはかなり減った。
ミュージックバーはこれまで通りに営業。
入店には72時間以内の陰性証明書の提示が必要だ。証明書がない場合は、店が用意したATK検査場で検査しなくてはいけない。
808下では検査待ちする人の姿が多かった。
他のミュージックバーでも独自の検査場を設置していた。
1月5日夜はクローズしていたPin-upが営業再開。
てっきり営業は当分諦めたものと思っていたので、ちょっとびっくり。
店内でのダンスは厳禁で、単なるバービア状態だ。
思ったよりも客は入っているようだ。
まだ需要はあるらしい。
ツリータウン
ツリータウン前の臨時検査場は終了。
防護服を着た人たちが10人ほどスタンバイしていた厳戒態勢は解かれて、通常営業に戻った。
客足も少し戻りつつあるように見える。
それでも年末の大混雑に比べればかなり少ない。
まあ、これくらいの人出で、風通しのいい店ならそんなに問題ないような気もする。
でも相変わらずノーマスクで飲み歩くファランはそこそこ見かける。一定数は必ず存在する。やっぱり近づかないのが賢明かもしれない。
トライアングルバーはコロナ閉鎖
ソイチャイヤプーン入口にあるミュージックバーのトライアングルは営業を取りやめている。
CLOSED COVIDと書いてある。
ここは店内飲酒解禁日に真っ先に営業を再開し、SHA+承認などきちんと基準を満たしてい営業していた。
客はよく入っていたように思う。
それでもクローズとなっている。近いうちにまた再開するとは思うけれど。
LKメトロ内で一時期閉店していたFeverは営業再開していた。
Billabongはまだクローズのまま。
ガーデン168とマハナコンは一時クローズ
パタヤタイには若いタイ人に人気のパブが多い。
2大人気店が、MahanakhonとThe Garden 168だ。
12月は連日大賑わいで盛り上がっていた。
が、現在はどちらも一時閉鎖となっている。
マハナコンは真っ暗。
消毒のため4日間休業で、1月11日再開予定とのこと。
The Garden 168も営業していない。
告知がしてあり、再開予定は1月14日とのこと。
1月6日から閉鎖となっている。
パブではカウントダウンイベントも実施していて、かなり人気だったようだ。
多くの感染者が出ていてもおかしくない。
パタヤの感染者の多くはツリータウンが中心となるのだろうが、こういったローカル向けのパブでも起きているに違いない。
元凶はマスクをつけないファランだけではなさそうだ。
来週からは午後9時閉店
1月7日のCCSA本会議にて、新しい規制措置が決定した。
1月9日からのゾーニング設定ではチョンブリはブルーゾーンのまま。ブルーゾーンでは店内飲酒が認められる。
パーやパブもレストランとしてなら店内飲酒営業が認められる。
でも営業時間は午後9時まで。
現在は11時までなので2時間も閉店が早くなる。
この条件でパブやバーがどこまで営業するかは未知数。
ATK検査や感染防止対策への監視も厳しいし、これではやっていけないと閉店する店が出てくるかもしれない。
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