10日目
最後までパタヤに残っていた友人も無事に帰国への途についた。
これで、またパタヤ一人ぼっちの滞在である。
まあ、いつものことなんで平気。
これまでは、一緒に食事しているとすべて奢ってもらえたので、それなりに豪華な食事ができた。
今日からは、節約志向の食生活がはじまる。
というわけで、節約型沈没滞在者の強い見方、ブッカオ市場のぶっかけ飯屋に出かけよう。
ブッカオ常設市場のぶっかけ飯屋
リニューアルしたブッカオ常設市場。
白を基調としたデザインになっている。
テントもテーブルも基本的に白。
うーん、見違えるような清潔感だなあ。
新しい食べ物屋がちょこちょこ増えている。
でも、メインはやっぱりぶっかけ飯屋である。
いくつかぶっかけ飯屋がオープンしているが、今回は右奥にある店舗へ。
定番の豚肉のレッドカレーを選択。
タイ語は不明。ゲーンカリームーでいいのかな。それともゲーンペットムーか。
ま、細かいことは抜きにして、注文は指差しでどうぞ。
ご飯にぶっかけて30バーツ。
豚肉が多くて、実に食べやすい味。おいしい。
しかも安上がり。やっぱりぶっかけ飯はいいな。
気になる屋台がいくつかあるので、おいおい紹介していこう。
ちなみにぶっかけ飯屋横にある飲水用の浄水器は、さっそく壊れていた。
まあ、ご愛嬌ってことで。
カオカームー
夕方以降にソイチャイヤプーンのブッカオ側入り口にやってくる屋台。
ここは、カオカームーが売り。
見たまんま、カオカームー屋さんである。
カオ=ご飯
カー=足
ムー=豚
つまり、豚足ご飯だ。
中華風の独特の匂いが特徴。八角という香辛料をつかっているようだ。
匂いは強烈だけど、味は意外とマイルド。
屋台なのでテイクアウトでいただく。
一人前40バーツ。
大きな袋に入っているのは、カームーにかけるタレ。
かなりの量がある。
このタレは、毒々しい色をしているけど、それほど濃厚ではない。
たっぷりかけるくらいがちょうどいい。
豚足もタレもけっこううまい。
そこそこいけるね、ここのカオカームー。
が、持ち帰り用の容器では、非常に食べにくい。
すぐにご飯がこぼれてしまうし、タレも垂れてしまう。
大きな皿に移してから食べるほうがいいね。
文句を言いつつも、あっさり完食。
ゆで卵が半個入って40バーツ。まずまずお買い得。
一日の食費
というわけで、本日の食費は70バーツ。
厳密には、朝食に買い置きしてある食パン2枚にハム一枚を挟んで食べている。あとインスタントコーヒも飲んだ。
朝食代として15バーツくらいかな。
それでも朝昼晩と三食で、合計85バーツ。
食費一日100バーツ以下は、それほど難しくないな。
でも、これを毎日続けるのは、けっこう難しい。いや、ほぼ不可能と言ってもいいだろう。
このような食生活を何日か送っていると、もっと豪勢なものだったり、洋食や日本食が食べたくなってきてしまう。
パタヤの日本食はあまりにもコストパフォーマンスが悪いんでさすがに遠慮するが、洋食系に手を出すことは必至。
そうすると、一気に食費は上がってしまう。
また、栄養的偏りも心配になってくる。
野菜不足、ビタミン不足に陥りがちのタイ料理である。油分も多い。
フルーツは積極的に摂取するようにしたい。
あと、牛乳やヨーグルトなどの乳製品も摂取しておきたい。
ちょこちょことお菓子も食べたり、屋台のアイスコーヒーを買ったりもする。
そんなわけで、わたしは一日の食費予算を150バーツに設定している。
何もなければ、屋台メシを中心に100バーツ以下で過ごすことができるんで、これは決して厳しい目標値ではない。
余裕で達成可能だと思う。
まあ、2ヶ月くらいの滞在なんで、あまり小難しいことは考えずに、好きなもんを食べようかとは思っている。
安くておいしいタイ料理はたくさんあるんで、手を変え品を変え、舌と味覚をごまかしつつ、やっていこう。
ストレスを感じない程度に毎日の食生活を過ごせたら、それでオッケーでしょう。
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