3月24日午後、タイのプラユット首相が会見した。
非常事態宣言を出し、緊急令を発動するとのこと。
緊急令は3月26日に実行され、期間は1ヶ月を予定。
ソース:Bangkok Post
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非常事態宣言
現在のところ、非常事態宣言に伴い実施される緊急令の具体的な措置について公式発表はない。
強制的な措置もあれば協力の要請にとどまるものもあるとのこと。
「故郷には帰らないでほしい。今いる場所で待機してほしい」とプラユット首相は表明。
会見の骨子では、6つの事項が上げられていた。
タイ語のなので訳には自信がない。
ざっくり、指定された時間以外には許可なくして外出禁止、集会の禁止、交通機関や車両の使用禁止、建物の利用や立ち入り禁止、フェイクニュースの流布禁止など。
あくまで予定である。
繰り返すが、具体的な措置はまだ決まっていない。
外出禁止令もいまだ発動されていない。
パタヤでは今晩からにでも外出禁止令が出るという噂が広まっているが、これは根拠のないデマだと地元紙は注意喚起している。
とにかく、政府の公式発表を待つべき。
今は落ち着いて成り行きを見守るのが一番。
さきほどパタヤのスーパーマーケットを見てきたが、ごく一部の商品は品切れを起こしていたものの、食料や物資は山積み状態だ。
街中の商店にも飲料水のペットボトルが大量に置かれている。
在タイ日本大使館もお知らせを発表。
以下、引用。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するお知らせ(プラユット首相による「非常事態」に関する勅令の発表)
* 3月24日14時から首相府において行われたプラユット首相兼国防相の会見において,「仏暦2548年(2005年)の非常事態における統治に関する勅令」を3月26日付で適用する旨発表しました。
※ 現時点で外出禁止令などの具体的措置の適用については発表されていません。
今後,国内外の感染者数等の状況等を踏まえ,これらの措置が変更されることもありますので,引き続きタイ政府や関係機関等からの発表の最新の情報収集に努めて下さい。会見の概要は,以下のとおりです。
* 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況に対し,政府内で検討を重ねた結果,状況の改善のために,「仏暦2548年(2005年)の非常事態における統治に関する勅令」を3月26日付で適用することを閣議決定した。適用期間は1か月間である。
* 同勅令に基づき非常事態宣言が発令され,政府内に特別な作業チームとして,プラユット首相兼国防相を責任者とする「COVID-19問題解決センター」を設置する。同機関において今後の措置が検討,決定されることになるところ,政府として国民の皆さまに日々の動きをお伝えしていく。
* 状況の改善のために広範な協力をお願いする。
* 現在,様々な情報が発信されているが,内容の真偽に注意してほしい。
あわせて,引き続きタイ当局等関係機関からの情報収集にも努めてください。
またタイ入国時や病院受診時など,必要な場合にはきちんと渡航歴等をご申告いただくようお願いします。⇒https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20200324_1.html
タイ政府より具体的措置の発表があるまではパニックを起こさずに事態の推移を見守ろう。
タイへの渡航規制が厳しくなり、タイ国内では非常事態宣言が発令される状況となっている。
当分の間はタイへの旅行は無理だと考えたほうが良い。というか無理。タイに来ても何もない。どこにも行けない。
タイ好きの方は、状況が改善するまで様子見するしかないだろう。
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