日本に帰国したら食べたいものがある。
カレーもいいが、パタヤやシラチャーですでに食べた。
関西人としては、カレーよりも粉ものである。
粉もんと称しても良かろう。
白い粉が大好きなのだ。
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たこ焼き
まずはたこ焼きだ。これがないと始まらない。
パタヤでもたこ焼きは食べられるが、物足りなさは正直否めない。
とりえあず日本帰国後にテキトウなたこ焼き屋で購入。
醤油味とかもあるが、もちろんソースで。
外はかりかり、中はふわふわ。
ソースとマヨネーズとかつおと青のりのハーモニーがたまらない。
これぞたこ焼きだ。
これでたこ焼き熱はいったん収まったが、数日後、また粉ものへの欲求がぶり返してきた。
悪魔の白い粉だな、小麦粉は。
なんという中毒性であることか。
特にお好み焼きが食べたくなった。
喃風で粉もの三昧
と、友人との飲み会があった。
いつもなら串カツ屋で飲むところだが、今回はわたしのたってのリクエストでお好み焼きの店へ。串カツは油が多すぎて、最近食べるのがしんどくなっってきた。年には勝てない。胃腸が追いつかない。
グーグルマップで「お好み焼き屋」と検索すると、喃風という店がヒット。なかなかおいしそう。
さっそく店へ。
お好み焼きのほか、どろ焼き、たこ焼き、鉄板焼と揃っている。
お座敷席で鉄板焼。いいねえ。
極み豚玉
まずはお好み焼きである。
姫路焼か関西焼かの選択可能。姫路焼は出汁入りだそうだが、普通に関西焼で食べたい。
焼かれた状態で運ばれてくる。
味付けはお好みで。
ソース、マヨネーズ、かつおぶし、青のり。最強の組み合わせ。
さらにビール。もはや無敵。
喃風のお好み焼きは、ふわふわした食感強め。
うまい。
どろ焼き
続いての粉ものは、喃風名物のどろ焼きなるもの。
お好み焼きともんじゃ焼きをあわせたような料理らしい。わたしは初体験。
出汁がついていて、明石焼きのように汁につけて食べるのがいいとのこと。
ネギもたっぷりと入れる。
もんじゃよりもお好み焼きに近い。でもお好み焼きでは決してない。お好み焼きと明石焼きの中間くらいかなあ。
お出汁と一緒につるりと飲み込めてしまう。年老いた胃腸でも平気だ。
これまたおいしい。
ソース味にしてもいける。
鉄板たこ焼き
たこ焼きもオーダー。
ここのたこ焼きは、平べったい鉄板で焼くスタイル。
見た目はたこ焼きとは思えないが、味はまごうことなきたこ焼きだ。
鉄板に焦げ付いたソースの香りが鼻孔を直撃して脳天を麻痺させる。
鉄板に面した部分はかりかり、中はふわふわ。
これはうまい。
粉もの3連発は至極の体験である。
とん平焼き
なぜか食欲が止まらなくなった。
2人で粉もの3枚を食べれば充分なはずである。実際、友人はすでに満腹だという。
でもわたしは粉ものハイ状態。
というわけで、とん平焼きを最後にオーダー。まあ、粉ものじゃないけれど、お好み焼きの亜種ともいうことで。
卵のふわふわ感とソースとマヨネーズがいい。
うまいうまいと完食。
会計
飲み放題をつけて、2人で合計6,600円ほど。
グーグルマップを見せると10%割引が適用となり、一人あたり3000円以下となった。
酒は6杯くらいのんだし、粉ものもうまい。
これはいい店を見つけた。
喃風バンコク店
調べてみたら、喃風はタイにも出店済みだった。
バンコクに支店がある。
喃風 バンコク店
居酒屋メニューが増えているようだが、基本の粉ものメニューは日本と同じみたい。
細かい価格はわからないが、日本と同じ程度なら、ぜひ食べてみたい。
というか、パタヤにも出店してほしい。
日本食はパタヤではほぼあきらめている。無理に求めてもいない。
でも、粉ものだけは、あきらめきれない。
悪魔の白い粉の誘惑は断ち切れないのだ。
小麦粉と、黒いソースと、白いマヨネーズと、青のりとかつおぶし。
これがあれば、関西人として、パタヤで生きていける。
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