2019年8月上旬、ソイブッカオに無事にオープンしたホリデイ イン エクスプレス パタヤ セントラル。
パタヤ最新の新築ホテルである。
ソイブッカオには若干似つかわしくような気もするが、やっぱりホリデイインといえば、それなりのブランド。
エクスプレスとつくのでそこまで高値ではない。
そこで一日だけとなるが実際に泊まってみた。
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目次
ホリデイ イン エクスプレス パタヤ セントラル (Holiday Inn Express Pattaya Central)
外観
夜
向かって右側に地下の駐車場へのスロープがある。
地下にバイク置き場あり。
ロビーとレセプション
アゴダで予約していき、チェックインはスムーズ。
パスポートを提示して、書類に少しサインするだけ。
レセプションの対応はとにかく丁寧で親切。
綺麗な英語でわかりやすく説明してくれる。
やはりホリデイインだけのことはある。
デポジットは500バーツ。領収書を切ってくれて、チェックアウト時に返金してもらえる。
カードキーを2枚もらい、チェックイン終了。
自力で部屋へ。
エレベーターは3機あり。待たされることはない。
地下1階、地上9階まで。
カードキーがないと宿泊フロアのボタンは押せないシステムとなっている。
レセプションのある1階と駐車場のある地下はカードキーがなくても押せる。
2階はミーティングルームとのことだが、降りることができず不明。
客室フロアの廊下は落ち着きのある雰囲気。
スタンダードルームクイーンベッド
予約したのは一番下のグレードと思われるスタンダードルームクイーンベッドという部屋。
スタンダードルームにはツインルームもあるが、中は同じだと思う。
完全新築のため、部屋はぴかぴか。
これ以上ないほど清潔だ。
お世辞にも広いとはいえないが、特に圧迫感もない。
ベッドはクイーンサイズ。
ベッドの両側にサイドテーブルと照明、コンセントあり。
目覚まし時計も設置してある。
ベッドのマットレスは上品質のようで、寝心地が素晴らしい。
小さなソファーと丸テーブル。
クローゼットのドアは全面鏡張り。
片側には、セーフティボックス、電気ケトル、冷蔵庫など。
冷蔵庫は空っぽ。ミニバーなし。
無料の水が2本あり。
セーフティボックスは大きなサイズ。
ラップトップも収納できそうだ。
クローゼット片側の中には、ハンガーとスリッパが置いてある。
クローゼット横にスーツケース置き場。
ライティングデスクは使いやすい。照明、コンセントあり。
部屋の電気は、カードキーをさして通電させる。
カードが2枚もらえるため、1枚は挿しっぱなしにして外出可能。便利だ。
エアコンは壁埋め込み式の一括管理タイプで、温度調節は可能。効き目は抜群。
リモコンは壁固定式なのがちょっと不便。
テレビは大型液晶。
映りはばっちり。
チャンネル数は多い。
日本のチャンネルはNHK WORLDのみ。ちょっと残念。
バルコニーなし。
窓は大きいが、はめ殺しになっており、開閉不可だった。
採光はいいので、部屋の圧迫感はない。
この部屋は4階で、おそらく北側を向いている。
夜はまったく騒音がせずに静寂そのもの。
浴室内
やや狭いが、機能的に設計されている。
シャワーブースには一部仕切りがあるものの、全面的ではないため、派手にシャワーを浴びると洗面台の床まで濡れてしまう。
シャワーノズルは、天井固定式とハンド式の二つ併用型。
天井シャワーが自動的に上昇していくのにはびっくりした。
水圧と温度は申し分なし。熱々シャワーが浴びられる。
シャワーブース内に備え付けの液体ソープとシャンプー。
シャワーブースは薄いくもりガラスになっており、寝室からはうっすらとシルエットが見えるか見えないか。
洗面台とトイレ
タオルは、バスタオル、ハンドタオル、フェイスタオルの3種類が2セット。
タオルの質感上々。
トイレはウォシュレットではなく、一般的なハンドシャワー付き。
洗面台にはドライヤーと液体ハンドソープが備え付けられている。
アメニティは、歯ブラシ2セットとシャワーキャップ。
ちょっと物足りない。
が、櫛、シェービングクリーム、使い捨て剃刀、歯ブラシ、綿棒、女性用衛生用品などが必要な場合は、レセプションに電話すれば用意してくれるとのこと。
できるところは簡素化して低価格化を実現しようというホリデイインの意図でしょうな。でもサービスに抜かりはないと。
Wi-Fi無料
チェックイン時にWi-Fi接続の方法について説明される。
まずWi-Fiスポットの中から、ホリデイインを選んでブラウザを立ち上げる。
ホテルのお客様を選択して、ログインするシステム。
ちゃんと日本語対応しているので問題ない。
自分の姓と部屋番号を入力すればいい。
もしくは、IHGのメンバー登録をしておくと、メールアドレスだけでログインできるようだ。
午後7時半、スマホ接続での速度は、5.1Mbpsだった。
特に早くはないが問題なし。
接続状態も良好だった。
屋上スイミングプールとフィットネスジム
9階が屋上となっており、スイミングプールとフィットネスセンターがある。
スイミングプールは小さい。
水遊び程度だ。もしくはジャグジー風呂代わりか。眺望はまずまず。
タオルは常備してある。
ちなみに夜はこうなる。
夜でも屋上には入れるが、プールサイドには柵が設置してあり、プールに入るのは不可。
屋上は庭園風になっている。やはり禁煙の文字。
遠くを見やると、パタヤサインがかろうじて見える。
ジムは24時間利用可能とのこと。
機器は少ない。
無料の水とおしぼりのサービスあり。
ランドリールーム
1階にランドリールームあり。
洗濯機が2台と乾燥機2台。
料金は洗濯機が60バーツ、乾燥機が90バーツ。
コインをレセプションで買ってから利用すべしとのこと。
アイロン台もあるが、これは無料のようだ。
ソイブッカオ沿いには20バーツや30バーツで使えるコインランドリーがあるので、無理にここで洗濯する必要はなさそう。
朝食付き
宿泊すると自動的に二人分の朝食がついてくる。
1階奥にレストランがあって、朝食会場となる。
朝食時間は、たしか午前6時から10時まで。
朝食クーポンのようなものはなくて、レストランに入ると係員が部屋番号を聞いてくる。
レストランは広くて快適。
テーブル数がとにかく多い。
混雑して座れない事態はちょっと考えにくい。
朝食はビュッフェスタイル。
思ったよりは品数は多くないが、それなりに充実している。
ドリンクコーナー
コーヒー、紅茶、フルーツジュースなど一通り揃っている。
持ち帰り用のカップもあって、そのまま外に持ち出せる。
パンコーナー
食パン以外にも、クロワッサンやマフィンなど。
おかず品目は少ない。
スクランブルエッグ、ソーセージ、パットミー(焼きそば)。
あと、タイ料理のトムカーガイ。
卵料理はオーダーすればオムレツなども作ってくれる。
うーん、メインの種類が少ないのは期待はずれ。
サラダ
ドレッシングは日本式もあり。
写真はないが、あと、フルーツやシリアル類やヨーグルトなど。
メイン惣菜はかなりしょぼいが、副惣菜は充実している
結局、こんな感じの朝食となった。
最後に、グアバジュースとヨーグルトを追加してちょっとだけヘルシーに。
というか、全体的にヘルシー志向の朝食ビュッフェだと思われる。
コーヒーはプラ容器に入れてお持ち帰り。
コーヒー片手に中庭のテラス席へ出てみる。
陽当り良好。
滝も流れている。
ここも全席禁煙とのこと。
せめてテラス席では吸わせてほしい。
中庭から建物を見上げる。
やはりどこもバルコニーなし。
全館禁煙
どうやら全館禁煙のようで、室内はもとより、屋上でも喫煙できないようだ。
ホテル入口玄関脇に小さな灰皿があるだけ。
愛煙家には少々きついが、嫌煙家には好都合。
ジョイナーフィー無料
地下の駐車場にエレベーターがあり、直接客室フロアへ行ける。
もちろんカードキーをかざさないと客室階のボタンを押せない仕組みだ。
よって、地下から直接客室へ行けばIDチェックなどはスルー可能。
またレセプション前を通っても、スルー可能なようだ。IDカード預けは任意の模様。
地図と周辺施設
地図
ソイブッカオの南側だ。
パタヤ初心者には少しハードルが高い立地だが、ソイブッカオに馴染みがあるなら問題なし。
向かい側には安定の両替時、TTカレンシー。
さらにバービアが数軒並んでいる。
ソイブッカオ側の部屋は深夜までバービアの音楽が聞こえるかも。
LKメトロまでは徒歩圏内。のんびりソイブッカオ沿いを冷やかしながら歩けばいいだろう。
ウォーキングストリートへ行くには、南行きのソンテウに乗ればいい。歩けない距離ではないが、ちょっとしんどい。
できればソイブッカオ北側のほうが便利だけど、南側もなかなか楽しいところ。
普段はLKメトロより北側で遊んでいる人も、たまには南を探検してみましょう。
宿泊料金と予約先
アゴダで数日前にチェックしてみると、少し割引をしていた。
1泊1,324バーツ。
朝食付きのホリデイインでこの価格ならまずまずといったところ。
ウォークインでは1,500バーツのようだ。
ホテル予約サイトで1,300バーツ(4,500円)前後ならばいいかと。
まとめ
宿泊客は、ファラン、アラブ系、中韓日のアジア系がまざっている。
ややアラブ系が目立つか。
団体旅行客はおらず、基本的に静かだ。
部屋は申し分なし。綺麗で快適。
バルコニーがないのが残念。
全館禁煙のため、喫煙者にはとっては少々つらい。
レセプションやガードマンのサービスや愛想の良さは気持ちいい。
さすがはホリデイインである。
普段は安宿や安アパートに滞在している身にすれば、なんだか場違いなような気もするし、自分がちょっとセレブになったような感傷に浸れた。
屋上プールとフィットネスジムはおまけ程度か。
朝食は思ったほど豪華ではなかったが、まずまず。
全体としては満足度高め。
泊まって損はしないと思う。
ただ、いくらホリデイインとはいえ、ローシーズンのウォークインで1500バーツはちょっときつい価格帯だと思う。
この値段で、ソイブッカオの新築ホテルに泊まるなら、アンバーのほうがいい。
アンバーならバルコニーがあって喫煙可能だし、プールも広くて豪華。
関連記事:ソイブッカオで日本語テレビ放送付きの新築ホテル、ホテルアンバーパタヤ (Hotel Amber Pattaya)詳細レポート。アットマインド系列。
ホリデイインやアンバーは、ハイシーズンとなり宿泊客が増えてくれば値上がりが予想されるんで、早めに目をつけたほうがいいかも。
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