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02.インドネシア・シンガポール編 2012年パタヤ発アジア夜遊び紀行

スラバヤのドリーに行ってみた。失われつつあるアジアの置屋街。

投稿日:

indonesian3

ジョグジャカルタからスラバヤへ

ジョグジャカルタから列車に乗り、一路スラバヤへ。
朝7時15分ジョグジャカルタのトゥグ駅発Sancaka号。

この列車はけっこう混むので前売り券を購入しておくのがベター。
しかも、ジョグジャカルタ・トゥグ駅の前売り窓口の混み具合も半端ではないから、さらに要注意だ。
1時間以上待つのは、ざらのようだ。
近くの旅行代理店に行けば手配してくれるみたいだが、手数料が数百円取られる。

約5時間でスラバヤ到着。
ほぼジャワ半島の東端に近い。

さあ、スラバヤに着いた。
とはいえ、情報はまったくなし。
ただ、東南アジア最大規模の置屋街ドリーがあるとしか聞いていない。

そのドリーがどこにあるのか、手持ちの「地球の歩き方」には当然載っていない。
(あとで判明するが、地球の歩き方のスラバヤの地図の範囲外にドリーは位置している。)

何がなんだか、さっぱりわからないので、駅前からとりあえずタクシーに乗る。
中心部にある手頃なホテルに案内してもらう。
ついでに、ドライバーに女遊びの情報を教えてもらった。
ドリーというのは、ジャラン・ジャラックにあるらしい。
簡単な地図を書いてもらったけど、どうにもはっきりしない。
まあ、ゆっくり探すとしようか。

ホテルは、ありふれた中華系のビジネスホテル。
一泊2500円くらいだった。

スラバヤホテル
部屋へ案内してくれたボーイが、愛想笑いを浮かべながら、「レディマッサージ?」と聞いてきた。
なるほど、斡旋もしてくれるわけね。
ちょっとハジャイを思い出した。
どんな怪物がやってくるかわからないけれど、頼んでみるのもありか。

photo credit: razgriz2520 via photopin cc

スラバヤの夜遊びスポットを探せ

地球の歩き方以外の情報源は、例によって某アジア風俗雑誌。
なんでも、スラバヤ市内を歩けば置屋にぶつかるといった書き方がしてあった。
地図を載せる必要すらないみたいな。

こらー!
ウソつくな!

スラバヤ、普通に都会やないか!
歩いても歩いても、大きな道路と大きなショッピングモールくらいしかないぞ。
ちょっと路地に入れば、ローカルな雰囲気にはなるけれど、怪しい店なんか少しも見当たらない。

わたしの探し方が悪いだけか。
それとも、あの雑誌がてきとうな記事を連発しているだけなのか。

まあ、どっちでもいいや。

とりあえず歩き疲れた。
街の中心部にある巨大ショッピングモール「トゥンジュンガンプラザ」で一休み。
日本のデパートも入っていて、とても快適だ。
フードコートもお手軽で安い。

スラバヤ初日は、あえなく撃沈。
もう疲れた。

スラバヤは大きな都市だ。
歩いてどうこうできる大きさではない。
かといって、地下鉄やソンテウのような乗り物があるわけでもない。
素直にタクシーに乗ろう。

ドリーへ

スラバヤ2日目。
今日こそはドリーへ行かねば。

夕方、三輪自転車タクシー(ベチャ)のおじさんに、タイミングよく声をかけられた。
タクシーで行こうかと思っていたけれど、案内もしてくれるそうなので、ベチャのほうが都合がよさそう。

一路、ドリーへ向けて、ペダルを漕ぎ始めるおじさん。
なぜに、こんな都会に自転車タクシーがまだ現役なのか、少し不思議ではあるが、おじさんは行き交う自動車をたくみにかわしつつ、道を突き進む。

大通りを左折して、ちょっと小高い丘になった坂道を必死に登っていく。
すると、徐々に雰囲気が怪しくなってきた。

おお、ここがドリーか。

小さな置屋や飲み屋や商店が軒を連ねている。
ちょっと小汚い格好をしたローカルな男たちが路上を徘徊。
得も言われぬ、独特の雰囲気だ。

自転車タクシー(ベチャ)に乗っているもんだから、ねっとりとした猥雑な空気が直接まとわりついてくる。
周囲の人間から見られているように気がして、何気に恥ずかしい。

でも、道幅がそれなりにあるため、バンドゥンやジョグジャカルタの細い路地が入り組んだ置屋街と違って、それほど怖い感じはしない。
ちょっとガラの悪い飲み屋街といったところ。

ベチャのおじさんが、道端に停車。
ここからは歩いて案内してくれるようだ。

まあ、案内といっても、店に入ってしまえば実にわかりやすいシステム。
ひな壇があって、女性たちが座っている。
そこから指名するだけ。
店の壁には、料金表が掲示してあって、ぼられる心配もなさそう。

何軒かハシゴしてみた。
店のランクなのか、お姉さんのランクなのか、8万ルピアから15万ルピアくらいと多少の開きがある。
800円から1500円か。
まあ、安いね。

わたしが選んだのは、まずまずのルックスとスタイルの女性。
年齢は25歳と言っていたような。
英語も少し通じた。
15万ルピアだったから、一番まともなクラスなのだろう。

階段を上がって、ヤリ部屋へ。
部屋は、わりと綺麗。
おそらく女性が住んでいるのだろう。
小さな家具なんかも置いてある。
シャワーはなくて、小さな水桶だけ。これで、下半身を洗ってからスタート。

うん、サービスも普通によかった。
これで1500円なら、安いものだ。

しまった。カメラをホテルに置いてくるんじゃなかった。
もっと危険な場所かと思って、カメラや貴重品を持ってこなかったのだ。
これなら、写真を撮っても大丈夫そうだったのに。

待ってくれていたベチャのおじさんと合流。
そのままドリーを最後まで通り抜ける。

うーん、せいぜい数百メートルくらいかなあ。
でも、置屋が何軒あるかはよくわからない。
通りにある店がぜんぶ置屋というわけではないけれど、横へ伸びる路地奥にも置屋があるかもしれず、総数は見当がつかない。
でも、せいぜい40軒か50軒もあればいいほうじゃないかと。

これが東南アジア最大規模の置屋街かどうかは、微妙なところ。
ローカル向けの置屋街としては、バンドゥンの置屋街のほうがおもしろいと思う。
ただ、あっちは雰囲気が悪すぎるけど。

これにて、ドリー探検終了。
アジア夜遊び好きとしては、一度は体験しておきたかったドリー。

正直、一度体験してしまえば、もう満足かな。

で、これは2012年の話。
その後、2014年になってから、ドリーは壊滅させられたとのこと。

うん、一度は体験できてラッキーだった。
カンボジアのスワイパーやトゥールコックと同じで、いつまでも存続できるわけじゃない。
パタヤも少しずつではあるけれど、健全化の方向へ進んでいる。
アジア各地の経済発展とともに、徐々にこういったあからさまな赤線地帯が減っていく傾向にある。
次々と失われつつある夜の世界遺産。

いつまでもあると思うな、親と赤線。

金と体力があるならば、行ける時に行っておくべきでしょうね。

スラバヤ、ドリーの地図

一応、スラバヤの地図です。
が、ドリー壊滅のいま、ほとんど意味はないですね。

スラバヤ・ドリー地図

(画像をクリックするとグーグルマップにジャンプします。)

シャングリラホテルの地下にディスコとか、その周辺にSPAがあるといった情報もありますが、当方は未確認です。
他にも、郊外に置屋街があるらしい。

スラバヤは大きな商業都市なので、生活に不便はしないけど、日中の観光資源はほぼゼロに等しい。
観光や夜遊びで長居するところじゃなさそうです。

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