タイの主要6空港のおいて国際線で出発する際の旅客サービス料の値上げが正式決定した。
Passenger Service Charge/International(国際線出発旅客料金)が、現在の730バーツから1120バーツへと値上げされる。実施日は2026年6月20日。
対象となる空港は、AOT(タイ空港公社)が運営するスワンナプーム空港、ドンムアン空港、プーケット空港、チェンマイ空港、チェンライ空港、ハジャイ空港だ。
5月15日に官報に掲載されてことにより、正式決定した。
この内容は2026年2月には運輸大臣により承認されている。
すでに決定済みのことだったが、中東情勢悪化に伴う航空燃料および航空運賃の値上げが続く状況で、本当に大幅な旅客サービス料を値上げするのかという声が起きていた。
官報掲載により、値上げは最終決定をみた。
値上げとなるのは、2026年6月20日からだ。
たとえば、スワンナプーム空港から日本へ出発するフライトを利用する際には、旅客サービス料として1120バーツを払わないといけない。
現行料金が730バーツなので390バーツの値上げだ。
わかりやすいように1バーツ=5円で換算すると、3650円だったものが5600円となる。
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タイ航空の運賃明細
タイ国際航空の運賃を見てみる。

6月20日以降にスワンナプーム空港を出発するフライトは、それ以前と比べてきっちり390バーツ分だけ高くなっている。
6月20日実施なので、6月20日以降にチケットを購入すると適用されるのではないかと最初は思われていたが、実際には6月20日以降のフライトに関しては、3月11日には新しい旅客サービス料の徴収が始まっていたとのことだ。
どう考えても、値上げは不可避だったことになる。

タイ国際航空の運賃明細を見てみると、6月20日以降のフライトでは、Passenger Service Charge/International THB 1,120と記載してある。
タイから日本への片道の燃油サーチャージは2,790バーツだ。
成田発バンコク行きの往復の運賃明細も見ておく。

Passenger Service Charge/Internationalが5,480円となっている。
ちなみに、成田空港の国際空港旅客サービスは2,460円だ。単純に旅客サービス料だけを比較すると、タイの空港は日本の空港よりも2倍以上高い計算となる。
日本出発の往復の燃油サーチャージは、44,260円となっている。
タイ国際航空の燃油サーチャージは、5月1日発券分より急遽大幅値上げとなった。片道あたり140USドルだ。往復で280ドルで、44,260円というわけ。
実は、タイ出発日本行きの往復の燃油サーチャージは、5,580バーツだ。

ざっくりと27,900円。
タイ出発にしたほうが燃油サーチャージはお得になる。
が、日本発バンコク行きは、Hot Dealという割安運賃を提供していて、合計支払額では日本発のほうが安いことが多い。
なんだか摩訶不思議なことになっている。
とりあえず、5月1日以降の燃油サーチャージの大幅値上げは実施済み。
6月20日以降の日程の新しい国際線旅客サービス料の徴収もすでに開始されている。
ダブルでの大幅値上げだ。
6月20日以降のタイ発フライトを予約する人は今購入しても、6月に購入しても同じこと。
7月1日以降の燃油サーチャージがどうなるかはわからないが、すぐに大幅値下げとなることはなさそう。
なお、外国人旅行者より300バーツを徴収するというタイ入国料に関しては、いまだに正式決定していない。
また、タイを出国するタイ国籍者よりタイ出国税1000バーツを徴収するという案が出されているが、これも何一つ決まっていない。
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