円安が進んでいる。
バーツ円は、ついに1バーツ5円を突破した。タイ国内で1万円を両替しても2000バーツにもならないほどだ。
ドル円も円安傾向にあり。
海外旅行好きにはなにかときつい状況である。
そんな中、JALとANAが相次いで燃油サーチャージの変更を発表した。来年2月1日以降の発券では両者とも値上げとなる。
広告
JALの燃油サーチャージ
2026年2月1日から3月31日発券分まで
一区間片道あたりの日本発着区間設定額
日本-韓国/極東ロシア、沖縄-台北/高雄 3,000円
日本-東アジア(除く日本-韓国/モンゴル、沖縄-台北/高雄) 7,400円
日本-グアム/パラオ/フィリピン/ベトナム/モンゴル/ロシア(イルクーツク)1 9,500円
日本-タイ/マレーシア/シンガポール/ブルネイ/ロシア(ノヴォシビルスク) 15,500円
日本-ハワイ/インドネシア/インド/スリランカ 18,500円
日本-北米/欧州/中東/オセアニア 29,000円
日本からタイへは、片道で15,500円となる。
1月31日発券分までは、片道13,000円なので2,500円の値上げだ。
往復では5,000円の値上げとなる。
2月1日以降に予約発券すると燃油サーチャージだけで往復31,000円もかかる。
2月以降にタイ旅行を考えている人は、1月31日までに発券したほうが燃油サーチャージはお得になる。
詳細⇒https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/detail.html
ANAの燃油サーチャージ
続いてANA。
燃油特別付加運賃
2026年2月1日から2026年3月31日購入分まで
旅行開始国が日本の場合の燃油特別付加運賃(1旅客1区間片道当たり)
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 31,900円
日本=ハワイ・インド・インドネシア 20,400円
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 16,300円
日本=ベトナム・グアム・フィリピン 10,500円
日本=東アジア(韓国を除く) 9,400円
日本=韓国・ロシア(ウラジオストク) 3,300円
日本からタイへは、片道で16,300円となる。
1月31日発券分までは、片道13,700円なので2,600円の値上げだ。
往復では5,200円の値上げとなる。
2月1日以降に予約発券すると燃油サーチャージだけで往復32,600円もかかる。
詳細⇒https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/charge/fuelsurcharge/
まとめ
2026年2月1日以降の日本発タイ行き燃油サーチャージ
JAL 片道15,500円
ANA 片道16,300円
タイ国際航空の燃油サーチャージについては、2月1日以降の分に関してはまだ発表がない。
1月31日まで適用の現行の燃油サーチャージは、日本発バンコク行きエコノミークラスが片道55ドル。1ドル156円で計算すると8,580円となる。
実際に請求額はタイ航空の定める換算レート次第だが、円安が進めば日本円払いは当然高くなる。
2月1日以降も燃油サーチャージ自体が値下がりすることはなさそう。円高になることに期待しよう。
広告