パタヤ好きにとっては念願だったドンムアン空港とパタヤを直接行き来できるバスが運行開始となったのが2025年3月8日。
トランスポート社(ボーコーソー)によるバスだ。
ドンムアン空港からだけでなく、スワンナプーム空港からパタヤ行きバスも同時運行開始となった。また、ドンムアン空港とホアヒンを結ぶバスも運行されるようになった。
新規就航以降、多少の変更はあったものの、現在も無事に運行を続けている。
2025年10月時点でトランスポート社よりあらためて最新の時刻表などが発表されている。
現地情報も合わせて、アップデートしておく。また新しいバスチケット予約方法も合わせて紹介。日本からでも事前にチケット購入可能だ。
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目次
トランスポート社による空港バス路線
ホアヒン・パタヤ
滑走路から砂浜まで
ドンムアン空港=パタヤ 1日4往復
ドンムアン発 06:30 10:30 13:30 17:30
パタヤ発 07:00 10:00 14:30 17:00
所要時間2時間30分 運賃155バーツ
スワンナプーム空港=パタヤ 1日4往復
スワンナプーム発 07:30 11:30 13:30 17:30
パタヤ発 06:30 10:30 14:30 16:30
所要時間2時間 運賃122バーツ
ドンムアン空港=ホアヒン 1日1往復
ドンムアン発 15:00
ホアヒン発 09:00
所要時間3時間30分 運賃205バーツ
ドンムアン空港発パタヤ行きバス
ドンムアン空港国際線第1ターミナルにあるトランスポート社のチケットカウンター。
国際線到着口を出て、右手へ進んだところにあるピンクのブースだ。
パタヤ行きは1日4本。カウンター上には、次の出発時間が掲示してある。
一時はトランスポート社より増便の発表があったが、すぐに撤回されてしまった。
便数が少ないのが難点だ。
日本からのフライトのドンムアン空港到着時間によっては長時間待つ必要がある。
また午前のバスは人気のようで売り切れることが多いみたい。
特に午前6時半のバスに確実に乗りたい場合は予約しておくのがベターかと。
パタヤでの停車場所の案内が新しくなった。
降車可能な場所は3個所のみ。
・ノースパタヤ交差点
・セントラルパタヤ交差点
・サウスパタヤ交差点、ビッグC前
当初の発表では、テパシット交差点でも降車可能となっていたが、完全に廃止されている。
実際に利用した際も、サウスパタヤ交差点で全員降車させられていたので間違いない。
関連記事:ドンムアン空港からパタヤへのバス、乗り方降り方完全マニュアル
以前作成したパタヤの降車場所マップ。
1から4に順番に停まっていくとしてあるが、4番のテパシット交差点は廃止済み。
最終降車場所は3のサウスパタヤ交差点だ。
パタヤでの宿泊先次第でどの降車場所が便利なのかは変わってくる。
ナックルアやノースパタヤに滞在するならば、1番のノースパタヤ。
セントラル付近やソイブッカオ北側であれば2番のセントラルパタヤ。
ウォーキングストリート近くやソイブッカオ南側ならば3番のサウスパタヤ。
それぞれのバス降車場所ではソンテウがバイクタクシーが客待ちしているが、いずれも価格は相場より高く言ってくる。
BoltかGrabで配車するほうがお得になるだろう。
パタヤの地理に慣れている人は、少し歩いてから乗り合いのルートソンテウを拾う方法もあるけれど、ハードル高め。
なお、ドンムアン空港国内線ターミナルにもトランスポート社のバスチケット販売ブースあり。
どちらで購入しても同じこと。
国内線ターミナルからサービスホールのバス乗り場まではけっこうな距離がある。
ドンムアン空港発ホアヒン行き
ホアヒン行きの案内版。
撮影時期は9月のため、この時点では、1日2本となっている。
が、10月の最新情報では1日1便となった。
運賃は205バーツに修正されている。(当初は200バーツだったので値上げ)
ドンムアン空港=ホアヒン路線は人気がないようだ。減便の上に値上げ。
ホアヒンでの降車場所については案内がなかった。おそらくは以前の降車場所のままだと思われる。
ホアヒン中心部へ行くならば、時計塔(ホーナリカー)前で降車するといい。ホアヒンビーチまで歩いてすぐの場所で便利だ。
スワンナプーム空港からホアヒン行きはBell Travelがバスを運行していて、こちらは本数も多くて人気だ。
ドンムアン空港バス乗り場
ドンムアン空港のパタヤ行きおよびホアヒン行きバスの乗り場は、国際線第1ターミナル北端に新しくできたサービスホールだ。ちょっとしたバスターミナルとなっている。
トランスポート社にパタヤ行きバスとホアヒン行きバスはここから出発する。
また、バンコク中心部行きのA1からA4のエアポートバスもこのサービスホール出発となる。(従来の国際線ターミナルを出たところのバス乗り場は廃止済み。)
スワンナプーム空港発パタヤ行きバス
トランスポート社によるスワンナプーム空港発パタヤ行きバスも運行継続中だ。
バスチケット売り場は、スワンナプーム空港1階7番出口付近にある。
ピンクのブースがトランスポート社のもの。
従来から運行されているルンルアンとベルトラベルによるパタヤおよびホアヒン行きバスチケット販売ブースと横並びになっている。
トランスポート社のパタヤ行きバスは1日4本のみ。
ルンルアンとベルトラベルのほうが圧倒的に本数が多いため、わざわざトランスポート社のバスを狙って乗る必要はなさそう。
うまくタイミングが合えば利用してもいいかも
降車場所は、ドンムアン空港発パタヤ行きのバスと同じところだ。
スワンナプーム空港発パタヤ行きバスは、全部で4タイプある。
ルンルアンによるパタヤ行きバスは、ジョムティエン行きと北パタヤバスターミナル行きの2種類。ジョムティエン行きは、ノースパタヤ交差点とサウスパタヤ交差点で途中降車可能。北パタヤバスターミナル行きは途中降車不可。
ベルトラベルのバスは北パタヤバスターミナル行きでこれも途中降車不可だ。ただし、追加で110バーツ払えば、北パタヤバスターミナルから任意のホテルまで乗り合いバンで送迎してくれる。
トランスポート社バスチケット予約方法
トランスポート社からの発表では予約方法は3つある。
トランスポート社が一番推しているのが公式LINEにてチケット予約可能というもの。
LINEで予約しておき、出発までに料金を支払う形だ。
ただし、支払い方法が、タイの銀行アプリ決済だったり、タイのセブンイレブンでの支払いだったりと、日本からの短期旅行者にとっては極めて困難。どうやら支払期限があるようで、これまた厄介。
直前予約だと、ドンムアン空港のトランスポート社の窓口で直接払いでも大丈夫のようだが、詳細は不明。
フェイスブックでも予約受付。
⇒www.facebook.com/BorKorSor99
これまた支払い方法が日本人短期旅行者にはハードル高め。
トランスポート社のホームページでも購入できる。
⇒https://tcl99web.transport.co.th/Home
もちろん英語版もあり。言語をEnglishに変えればいい。
出発地は、Doとでも入力すればドンムアン空港が表示される。
目的地は、パタヤを選択する。
運賃は直接窓口購入と同じく155バーツだ。
以前は不可だったが、現在はクレジットカード決済が可能となったもよう。
ただし、クレジットカード発行元次第では、やはり決済不可。VISAやJCBでセキュリティコード入力が求められるようだ。
タイの銀行アプリでの決済もできるが、日本人短期旅行者にはまず使えない。
うまくクレジットカード決済さえできれば、トランスポート社で直接予約購入するのがいい。
代理店を経由してトランスポート社のバスチケットを予約購入する方法もできた。
バスや列車の代理販売として有名な12GOでも、トランスポート社のバスチケットが購入できる。
日本語対応のため、わかりやすい。
出発地を「ドンムアン空港」にして、到着地を「パタヤ」にする。
すると、ドンムアン空港発パタヤ行きのトランスポート社のバスがきちんと表示される。
バスの車体は古いタイプのものだが、たしかにトランスポート社(ボーコーソー)のものだ。
1日4本のすべてのバスが予約可能となっている。
移動時間は3時間25分とのことだが、実際には2時間半程度だ。
料金は為替によって日々変動するが、785円と表示される。
タイバーツ表示だと、169バーツ。
直接購入だと155バーツなので、14バーツだけ高くなる。
12GOで予約する場合は、無料でシート選択可能。
決済は、クレジットカードかグーグルペイかPayPalかAlipayで。
クレジットカード決済手数料は、ブランドによって異なるようだが、ビザかマスターが31円で、その他は37円。いちおうJCBも対応となっている。
実際に利用したことはないが、日本からのクレジットカード決済でも問題ないはず。
クレジットカード決済での合計支払い額は、816円となる。
直接購入よりは少しばかり手数料がかかってしまうが、日本から安全確実に予約するならば、12GOが一番手っ取り早くて便利かもしれない。
朝一番のパタヤ行きバスに乗りたい場合は、12GOで予約しておくのがよさそう。
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