JAL系列のLCCであるZIPAIRが、モバイルチェックインを開始したと発表。
出発24時間前よりモバイル端末でのチェックイン手続きが可能となった。
モバイルチェックイン手続きはパスポートをカメラで読み取るだけの簡単なもの。
(2023年12月追記あり)
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ZIPAIRのモバイルチェックイン
モバイルチェックインが利用可能となるのは、ZIPAIRのすべての路線というわけではない。
モバイルチェックイン利用可能区間
・ZG53 成田発シンガポール行き
・ZG41 成田発仁川行き
・ZG95 成田発マニラ行き
この3区間はすでにサービスは開始されている。あくまで成田発のみで、シンガポールやマニラ発のフライトは対象外。
その他の区間は順次開始予定とのことだ。
モバイルチェックインは出発24時間前から90分前まで可能。
モバイルチェックインを完了すれば、モバイル搭乗券が表示される。
モバイルチェックイン済みで、手荷物を預けないのであれば、チェックインカウンターに立ち寄る必要はなく、モバイル搭乗券とパスポートの提示で、直接搭乗口へ向かうことが可能となる。
モバイルチェックイン済みで、荷物を預ける場合は、有人カウンターもしくはセルフバッグドロップにて荷物を預けることになる。
紙の搭乗券が欲しい場合は有人カウンターでもらう。
詳細⇒https://www.zipair.net/ja/notification/199
これでZIPAIRのチェックイン方法が3つになった。
・有人のカウンターチェックイン
・自動チェックイン機
・モバイルチェックイン
有人カウンターは普通のチェックイン。
自動チェックイン機は成田発の一部フライトで利用可能。利用できるかどうかは当日の確認が必要とのことだ。バンコク行きは利用可能とも聞くが、登録状況にはよって不可とも聞く。
モバイルチェックインは一部路線限定となっており、現在は3区間のみ。
残念ながら、成田-バンコクは、モバイルチェックインの対象外となっている。
自動チェックイン機が使えるようであればいいが、そうでないと有人カウンターに並ぶ必要がある。
海外発については、自動チェックイン機もないし、モバイルチェックインも始まっていない。
よってバンコクなど海外からZIPAIRに乗る場合は有人カウンターに全員並ぶ必要がある。
JALのZIPAIRに対しては、ANAのPEACHがある。
PEACHの関空発バンコク行きは、自動チェックイン機を使うことができる。
自動チェックイン機で搭乗券を発行して、預け荷物がある場合はカウンターへ行き、荷物がない場合は、そのまま搭乗口へ向かえばいい。
ただし、バンコク発関空行きはスワンナプーム空港でのセルフチェックインに対応しておらず、チェックインカウンターに並び必要あり。
ZIPAIRもPEACHも早く完全モバイルチェックイン対応にしてほしいところ。
さらにいえば、紙の搭乗券はあったほうが便利なので、モバイルチェックイン済みであっても、自動チェックイン機(KIOSK)で搭乗券だけ発行できるようにしてほしい。イミグレーションや免税店などで搭乗券の提示が必要な機会が多くて、そのたびにスマホを取り出して立ち上げるのは意外と面倒くさい。紙の搭乗券があれば楽でいい。
エアアジアやベトジェットではそのようなシステムを実装済みだ。
モバイルチェックインからのKIOSKで搭乗券発行がベストだと思う。もっともスムーズなやり方だ。
(追記)バンコク発にも対応
2023年12月3日より、スワンナプーム空港のバンコク発成田行きフライトでのモバイルチェックインに対応するようになった。
スワンナプーム空港から成田行きZIPAIRに搭乗する際は、モバイルチェックインしてモバイル搭乗券をスマホ表示させれば、チェックインカウンターに立ち寄ることなく搭乗口へ向かうことができる。預け荷物がある場合は、カウンターに立ち寄る必要あり。
成田発バンコク行きのモバイルチェックインにはまだ対応していない。
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