タイ・ベトジェットでは、9月27日より、関空-台北線を就航させる。また台北-バンコク路線もあわせて増便。これにより、関空発台北経由バンコク行きのフライトが実現する。
台北の桃園空港で1時間の待機が必要だが、実質的な関空発バンコク行きフライトといえる。
そんなタイ・ベトジェットの関空発バンコク行きのチケットがようやく発売開始となった。
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タイ・ベトジェットの関空発台北経由バンコク行き
2023年9月27日運航開始
VZ567 関空発12:25⇒台北着14:20（月・水・金・日）
VZ566 台北発07:50⇒関空着11:25（月・水・金・日）
VZ567 台北発15:20⇒バンコク着18:05（月・水・金・日）
VZ566 バンコク発02:05⇒台北着06:50（月・水・金・日）
関空発台北行き、台北発バンコク行きはどちらも同じ便名だ。
以前からチケットは販売されていたものの、関空-台北間と台北-バンコク間がそれぞれ別のフライトとして売られていた。まとめて一枚の航空券としては買うことができなかった。
が、このたび、ようやく1枚の航空券として関空からバンコクまでのフライトを購入できるようになった。
VZ567 関空発12:25⇒台北着14:20 台北発15:20⇒バンコク着18:05（月・水・金・日）
VZ566 バンコク発02:05⇒台北着06:50 台北発07:50⇒関空着11:25（月・水・金・日）
ベトジェットのホームページでは、出発地を大阪（関西）、到着地をバンコク（BKK）と入力できるようになっている。
最低運賃を検索すると、3,734円からと出てくる。
詳細を見ると、対象フライトはいくつかある。
最安値の3,734円のものは、ハノイ乗り継ぎのフライトだ。
台北経由のVZ567便は運賃9,620円。
税金を含めると、23,884円となる。
たしかに、VZ567便で関空からバンコクへ行けるようになっている。
台北での待機時間は1時間のみ。
総所要時間は7時間40分だ。
ハノイ乗り継ぎ便は10時間15分かかる。
でも価格は17,998円。かなり安い。
トリップドットコムでも見てみる。
タイ・ベトジェットの関空発台北経由バンコク行きは販売している。
価格は総額26,080円。ちょっと高い。
むしろ、チェンマイ経由バンコク行きのほうが安いくらいだ。
ベトジェットのハノイ経由バンコク行きは18,740円。
タイ・ベトジェットの台北乗り継ぎバンコク行きは22,310円。
台北発バンコク行きはVZ567便以外にも1日2便出ている。この台北乗り継ぎでは、機体を乗り換えることになる。一度台湾に入国して、預け荷物を受け取ってから再度チェックインしなおす必要があるようだ。
VZ567便では、同一機体でそのまま台北からバンコクへ行くため、預け荷物はスルーバゲージ扱いとなり、わざわざチェックインし直す必要はない。
関空発バンコク行きフライトの選択肢
とまあ、せっかくタイ・ベトジェットの関空発バンコク行きの運航が開始予定で、通しチケットの販売も始まったとはいえ、現在の価格帯ではあまり魅力がない。
タイ・エアアジアＸとPeachによる関空-バンコク直行便のほうが安い。
10月までならば片道17,000円程度で購入できる。
経由ではベトジェットのハノイ経由もしくはホーチミン経由便が安い。
タイ・ベトジェットの台北経由バンコク行きは、台北での待ち時間が1時間のみとはいえ、無駄な遠回りだ。
どうせ台北に立ち寄るなら、台湾に入国して、1日か2日ほど観光してから、あらためてバンコクに向かったほうがいいような気がする。この場合は、関空から台北、台北からバンコクのチケットはそれぞれ別々に購入することになる。
ともかく、関空からバンコクへのフライトの選択肢が増えたのはいいことだ。
レガシーキャリアの直行便では、タイ航空が1日2便。JALが1日1便。
LLCでは、タイ・エアアジアＸが1日最大2便、Peachが1日1便。
ここに、タイ・ベトジェットの台北経由バンコク便が加わる。
さらには、タイ・ベトジェットになる関空発チェンマイ行きも継続して運航中だ。
現在プロモーション中で、安い日程だと片道16,870円で出ている。
わざわざ台北経由にするよりも、関空からダイレクトにチェンマイへ飛び、チェンマイ観光してから、タイ国内線でバンコクに移動したほうがよさそうだ。
チェンマイ発バンコク行きの国内線は数多く出ている。タイ・エアアジア、タイ・エアアジアＸ、タイ・ライオンエア、ノックエアなどなど選択肢は豊富だ。片道1,000バーツほどで買えることが多い。
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