エアアジアが運賃無料のBIG SALEを開始した。
無料シートは全部で500万席だという。
タイやマレーシアの国内線とASEAN国際線が対象となる。
日本-タイ、マレーシアなど中距離国際線でもプロモーションを実施している。
マレーシア
エアアジアの本体であるマレーシアのエアアジア発表によるBIG SALE。
エアアジアでは、500万席の無料運賃シートを用意。
国内線や近距離国際線では無料シートを提供する。
空港使用料や税金などは別途必要。
国内線は総額23リンギットより、ASEAN国際線は総額54リンギットより。
1リンギットは約32円。
国内線が736円、ASEAN国際線が1728円からとなる。
予約期間:2022年9月19日から9月25日
旅行期間:2023年1月1日から10月28日
ASEANよりさらに遠くへ行きたい場合は、エアアジアXとタイ・エアアジアXのフライトが利用可能。
韓国(ソウル)、オーストラリア(メルボルン、シドニー、パース、オークランド)、インド(ニューデリー)などのフライトを499リンギットで販売。
旅行期間は、2022年10月3日から2023年10月28日まで。
日本路線運航開始
エアアジアXでは、クアラルンプール-東京(羽田)、クアラルンプール-札幌の直行便を運航再開予定。
税込みの総額で片道599リンギットより(約19,100円)。
販売期間:2022年9月25日まで
旅行期間:
クアラルンプール-東京 2022年11月21日から2023年3月24日
クアラルンプール-札幌 2022年12月1日から2023年2月1日
実際に羽田発クアラルンプール行きの運賃を調べてみる。
たしかに11月21日から運航開始予定となっており、チケット販売中だ。
往路が19,990円、復路が18,025円、総合計38,015円。
まあ、ぼちぼち安いといったところか。
なお、エアアジアXによるクアラルンプール-東京路線は、運航開始が延び延びとなっている経緯がある。
安いプロモーション価格でチケットを販売し、キャンセルを繰り返すというエアアジアおなじみの手法だ。
11月に羽田線、12月に札幌線が本当に運航開始となるかは現時点ではなんともいえない点に注意。
タイ
シート無料プロモーションはタイ・エアアジアでも実施している。
エアアジアグループ全体で500万席が対象ということのようだ。
国内線と国際線の運賃が0バーツとなっている。
0バーツ運賃は、タイ・エアアジア(フライトコードFD)の国内線並びにASEAN近距離国際線が対象となる。
バンコク(スワンナプーム)-クラビ、プーケット
バンコク(ドンムアン)-チェンマイ、サコンナコン、ナコンシータマラート、クラビ、プーケット、ニャチャン、ルアンパバーン、プノンペン、ペナン
などなど。
エアアジア会員が0バーツより。一般は40バーツより。
予約期間:2022年9月19日から9月25日
旅行期間:2023年1月1日から10月28日
運賃は0バーツでも税金や空港使用料は別途必要となる。
たとえば、来年2月のドンムアン発プーケット行きの運賃を見てみると、総額で1,830円との表示。
エアアジアのタイ国内線に関しては、いたって普通に運航されている。
LCCなので突然の欠航やスケジュール変更はあるにしても、特に心配なく利用可能だと思う。
タイ・エアアジアX日本路線は片道16,900円
さらに遠くへ行きたい場合は、タイ・エアアジアX(フライトコードXJ)による韓国(ソウル)、日本(東京と大阪)、オーストラリア(メルボルンとシドニー)行きを利用する。
こちらは、0バーツではなく、片道総額2,980バーツから。
日本路線は、東京(成田)と大阪(関空)が対象。札幌路線はいつの間にかなかったことにされている。
ためしに来年の関空発バンコク行きの運賃を見てみる。
往路は16,900円、復路は25,260円、総合計42,160円。
バンコク発の便で安い運賃がなかなか見当たらない。
なお、成田-バンコク路線は7月に運航開始となり、その後はいちおう飛び続けている。
関空-バンコク路線は、10月1日に運航開始予定だ。今のところ延期となりそうな気配は出ていないが、これは本当に飛ぶまではなんともいえない。
ちなみに、10月12日にはタイ・エアアジアによるバンコク(ドンムアン)-福岡路線が運航開始となる予定だ。(タイ・エアアジアXではない点に注意)
こちらは別枠でのプロモーション対象になっているようだ。
10月の運賃は、往復で総額26,980円。
圧倒的な安さだ。
が、本当に運航開始となるかは、まだなんともいえない。
エアアジアのとりわけ日本路線の国際線予約には本当に注意が必要。
タイ国内線やASEAN国際線については、もうほとんど心配はいらないと思う。