今週月曜日にCCSA本会議が開催され、12月16日以降の新しいゾーニングや規制措置を決議した。その後、12月15日にようやく官報に掲載となり、最終決定。
これを受けて、各県でも新しい規制措置を検討。
チョンブリ県では12月16日になってから、12月16日有効の命令を発出した。
内容はCCSA決定をほぼそのまま踏襲したもの。
パタヤでは新年カウントダウンが認められる。
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チョンブリ県の新しい規制措置
チョンブリ県命令第147号
(他にも文書あり)
12月16日付け変更で、本日12月16日より有効
以下抜粋。
・12月3日付けの命令を取り消す
・チョンブリ県全体をブルーゾーン(観光パイロットエリア)に指定する
・バー、パブ、カラオケ、娯楽施設、特殊浴場は閉鎖
・飲食店、レストラン、フードコート、ホテル内レストラン、屋台などでは通常通りの営業が可能。店内での酒の提供は、SHA+認証を受けて、保健省が定めるCovid Free Settingに準拠している店のみ可能。アルコール提供は午前11時から午後2時ならびに午後5時から午後11時のみ許可される。SHA+証明書は客の見やすい場所に掲示する必要がある。
・12月31日は翌日1月1日午前1時まで店内での酒の提供が認められる。換気のよいオープンエリア店のみ。
・イベントは1000人まで。参加者はワクチン接種が必要
・1000人を超えるイベントの場合は、ワクチン接種と陰性証明が必要
・闘鶏場、ボクシングスタジアムを開くには、保健当局の許可が必要
レストラン店内飲酒について、さらに細かい措置が定められている。
SHA+レベルの安全衛生基準(SHA)を満たして承認を受けること。
エアコン付きの店はキャパシティの50%まで、オープンエリア店は75%までなど。
客側の守るべきルールも指定してあるが、あまりにも細かくて、たぶん完全遵守できる店はなさそうだ。
あくまで努力目標ということで。
これまでチョンブリ県のブルーゾーンは、パタヤやシラチャーなど一部エリアに限定されていた。
本日16日からは県全体がブルーゾーンに指定される。
これにより、バンセーンなどこれまで非ブルーゾーンであったエリアでも、レストラン店内飲酒が解禁される。
店内飲酒とパタヤカウントダウン
基本的な店内飲酒ルールは継続。
バーやパブやカラオケなど娯楽施設の再開は不可だ。
レストランとして営業し、SHA+認証を得ていれば、店内飲酒が可能となる。
酒の提供は午後11時まで。通常のレストランでは、午後11時以降は酒無しで営業を続けることができる。
昼間の午後2時から5時までは酒提供不可だが、実際には多くのレストランで飲酒可となっているようだ。
また、大晦日にかぎり、深夜1時まで店内飲酒時間が延長される。これはCCSA決定と同じ内容。
チョンブリ県の許可が出たので、パタヤでは今年の大晦日はカウントダウンが可能となった。
深夜1時までという時間限定で、いろいろと制限は多いものの、カウントダウンを祝うことはできる。
すでに多くのバービアやミュージックバーがレストランとして営業再開しており、今年こそは盛り上がりそうだ。
2年ぶりのカウントダウンとなる。
昨年は、大晦日前日の12月30日にパタヤのバーは一斉に閉鎖された。カウントダウンも当然不可だった。
昨年の悪夢が再来しないことを願うしかない。
カウントダウンまであと2週間。
オミクロン株への懸念はあるが、タイ政府は規制を強化せず、むしろ緩和する方針を取っている。
でも油断はできない。ほんの数日で状況は激変するものだと、パタヤ在住者は去年から何度も痛いほど味わっている。
今年こそは良い年越しを。
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