7月1日にナイトスポットが再開可能となったパタヤ。
パタヤ・ソイ6のバーも再開。
中にはずっとシャッターを下ろしたままのバーもあるが、だいたい7割程度の店が再開しているように見える。
再開初日や数日程度はファランを中心に客が集まっていたが、徐々に客足は鈍っている印象。
常連客を抱えている店はそこそこ賑わってはいるが。
さて、ソイ6にはわずかながらゴーゴースタイルのバーもある。
今回は2店舗訪問。
ソイ6全体の現状も合わせてレポート。
MJ KITTY GIRL
ソイ6のビーチ寄りにあるMJキティガール。
店先に呼び込みが多数出ているのですぐにわかるだろう。
店内に入ると、中央にステージ。
が、誰も踊っていない。
ダンスの時間が決められており、その時だけステージに数人上がるシステムだそうな。
ホステス衣装のままダンス、というか揺れているだけで、これをゴーゴーと呼んでいいのかなんとも心もとない。
少なくとも、ビールをちびちびすすりながらぼけーっとダンスを眺めるような場所ではない。
ステージ前にアクリル板の仕切りなし。
客席も仕切りなし。
ホステス陣はいちおうフェイスシールドをかけているが、ほぼ頭に乗せているだけのサンバイザー状態。
店頭で呼び込みしているホステスたちは、東アジア好みの顔立ちが多い印象。
店先で客をつかまえて、そのまま店内へ連行し、横に一緒に座るというパターンが多い。
全部で15人程度か。
話を聞くと、ウォーキングストリートからの移籍組が多そうな感じ。
前職はどこどこのゴーゴーと教えてくれる。
元の店が再開しておらず、ソイ6へやって来たパターンだろう。
元々はアジア系客狙いだとは思うのだが、現状では、客はファランが多数派。
入店時にアジア系の客はいなかった。
ドラフトビールが95バーツ。
コーラ100バーツ。
瓶ビールがビール160バーツだったような。
レディドリンクは180バーツ。
ソイ6のわりには高いのう。
ちなみにバーファインは、ショートで600、ロングなら1000。
上階に部屋はないとのこと。
連れ出し専用となるようだ。
ソイ6の置屋タイプのバーファインとしては高いが、連れ出しバーファインならばこんなものかと。
ロングはちょっと高いが、現在は閉店時間が12時厳守につき夜10時以降ならばショートもロングの区分は実質なくなりそうだが。
元ウォーキングストリートのダンサー目当てならば、訪れる価値はあるかも。
DOLLS(ドールズ)
続いては、Dollsへ。
パタヤには、Dollsが3店舗あるが、ソイ6が一号店。
その後、LKメトロとウォーキングストリートにもできた。
現在はソイ6店のみが再開している。
店内の作りなどは以前と変わりなし。
入って右側に横長のステージ、左側にも小さなステージあり。
ステージ前に仕切板なし。
ダンサーは全部で10人数人ほど。衣装はコヨーテ系ファッションか水着。
フェイスシールドは持っているが、着用はしていない。
かなり寂しいラインナップ。
レベルも厳しい。
コーラがたしか100バーツほど。
無料のポップコーン付きだ。
レディドリンクやバーファインの額は未調査。
正直、この状態ではまったく食指が動かない。
以前のドールズはもっとレベルが高かったように記憶している。
ただ、全体のノリはすごくフレンドリー。
ママさんも男のセキュリティも楽しいメンバーが揃っている。
世間話をするだけでも楽しめる。
店内は涼しいし、無料のポップコーンもある。
ちょっとした休憩程度に利用するのはなかなかいい店かも。
客はファランが一組だけ。
じきに退店したので、最後はわたし一人になってしまった。
再開したはいいけれど、この状況はあまりにもきつい。
いつまで続けられることか。
ソイ6の現状まとめ
ソイ6は、現在の客の絶対数を考えると、店が多すぎると思う。
今、パタヤには外国人在住者しかいない。
ソイ6好きファランもアジア人もそれなりにいるけれど、絶対数が少なすぎるし、毎日ソイ6で遊ぶわけでもない。
少ない客がソイ6全体に散らばるわけで、中には当然のように客ゼロの店も出てくる。
まあ、客にしてみれば、選り取り見取りのスーパーブルーオーシャン状態なわけだが、通り全体の盛り上がりに欠けるため、がつがつ遊ぼうという気が削がれてしまう。
そんなの気にしない、ペイバー目的100%でやる気全開だぜという人には、今のソイ6はとんでもない天国ではある。
従来のソイ6なら、通りを一往復している間に、目星を付けていた相手がいなくなるなんてことはザラだったが、現在はそんな心配はほぼ皆無。
いくらでも選び放題だ。
一軍どころは、すでに太客に囲われてしまっていて、店に出てきてないこともあるけれど。
MJキティやドールズはいちおうゴーゴーっぽい営業形態をしているが、客にしてみれば、ゴーゴー目当てならやはりウォーキングストリートへ行くだろう。
わざわざソイ6には行かない。
そんなわけで、大半のバーが再開したソイ6だが、この状態をいつまで続けられるかは不透明。
せっかく再開したものの、じきに閉店を余儀なくされるバーも出てきそうだ。
早くタイを開国して、外国人旅行者がやって来ないことには、どうしようもない。
今あるソイ6が楽しめるのは今だけ。
この先も今の状態が続く保証はどこにもない。
タイ滞在中の人はソイ6でも遊びましょう。