17日目
お昼ごろ、友人の宿泊するホテルへ。
現在泊まっている部屋があまり気に入らず、バスタブ付きの部屋にチェンジしたいとのこと。
また周囲の宿泊客が中国人だらけで、とにかくうるさいそうだ。
交渉のため、わたしが通訳係となる。
無事に交渉成立。より便利で快適な部屋へ移ることができた。
本日の昼飯
友人が部屋の引っ越しをする間に、近所の屋台で購入。
毎度おなじみのガパオライス。
タイ語名、ガパオムーカイダーオ。
ちょっと安めの45バーツ。
うん、今回いろいろ食べてきたガパオの中で一番おいしいかも。
辛さもほどよい感じ。
満足だ。
夕食はカオトムプラジャンバン
パタヤカン(セントラルパタヤロード)にある、「カオトムパラジャンバン」というレストランへ。
ビッグCエクストラを少しスクンビット方面へ移動して、向かい側くらい。
パタヤカンの渋滞がひどくて、ブッカオからレストランまで20分以上かかった。
ここはシーフードからイサーン料理まで一通りそろっていて、味もそこそこイケる。
値段も安くて、お得なレストランだ。
日本人だけで行ったけど、メニューはすべて英語併記だし写真も多くて、注文くらいは何とかなった。
カオニャオ、ヌアヤーン、ソムタムタイ、カオパット大盛り(ジャンヤーイ)、トートマンクン、などなど。
友人は焼酎を持参してきており、持ち込み代が100バーツだった。
ソムタイタイは、ほどほどの辛さで食べやすい。
ヌアヤーンは、味付きの牛肉を焼いたもの。たぶん、イサーン料理。
ちょっと固いけど、ビールによく合う。
牛ではなくて、コームーヤン(豚の喉肉焼き)もおすすめだ。
カオパットは、味付けが薄め。ナンプラーをかけるとちょうどいい感じ。
写真にはうつってないけど、トートマンクン(エビのすり身をフライにしたもの)がおいしかった。
トートが揚げる、マンが油。つまり油揚げのこと。
普通のトートマンは、日本のさつま揚げとほとんど同じものだ。
トートマンクンにすると、エビのすり身入りコロッケのような外観となる。
4人で訪れて、ビールを3本ほど飲んで、合計1000バーツ以下だった。
ソイアルノタイのバービア
食後、歩いてソイアルノタイへ。
ちょうどビッグCエクストラの向かい側にあるソイだ。
パタヤカンのソイ1にあたる。
ローカルなエリアだけど、中長期滞在者向けのアパートやコンドミニアムも多い。
短期滞在者の間ではあまり知られていないけど、意外と便利な場所。
ビッグCが近いし、ローカルな屋台やレストランも多い。
コンビニも、ファラン向けのレストランもある。
ただ、基本はローカル向けのエリアだ。
こんなところにも、バービア群がある。
といってもほんの10軒ほどだけど。
昼間は何度か通ったことがあるけど、夜間に訪れるのは初めて。
せっかく近くまで来たのだから、ちょっと寄ってみることにした。
昼間のアルノタイ・バービア群
が、ソイアルノタイのバービア群はしょぼかった。
ペイバー目的で行くようなところではない。
沈没系ファランばかりの客層。
バービア嬢たちは熟女揃いだった。
「ここは無理やわあ」、と友人たちも声を揃える。
近くに住む長期滞在者がビールを飲むに行くための場所だ。
慣れてくれば快適だろうけど。
近くにある屋台の数がとにかく多かった。
ソイアルノタイを奥まで進めば、白亜の宮殿のようなLKグループの豪華ホテル「LKレジェンド」などリゾート系ホテルがあるけど、さすがに不便すぎる。
バイクレンタル派なら、問題なさそう。
パタヤ経験豊富な中長期滞在者向けのエリアだ。
わたしのような徒歩とソンテウを使って毎晩飲み歩きたい派には、ちょっと面倒かな。
これにてソイアルノタイ探訪終了。
ソンテウでブッカオに戻る。乗り継ぎで20バーツ。
友人たちとバービアでビールを少々。
その後は各々別行動へ。
わたしは一人でいつものバービアへ。
バービアのつまみはカエルとイカ
バービアに入ると、昔ここで働いてた元バービア嬢がファランの彼氏連れで遊びに来ていた。
彼氏はドイツ人。
「グーテンアーベント」と挨拶。
元バービア嬢がファランの財布をがっちりと握っているようだ。
彼氏には有無を言わせず、わたしに奢ってくれる。
ありがたい話や。
最初はビールから。
つまみは、元バービア嬢が屋台で買ってきたカエルの素揚げ。タイ語でカエルは「ゴップ」だ。
ゴップの英訳がわからないバービア嬢は「ケロッケロッ」とファラン彼氏に説明していた。
「フロッグ」だよとわたしが通訳しておく。
バービアで飲んでいると、タイ人女性とファランの間で通訳する機会が増える。
なんで日本人がタイ語と英語の通訳をしなくちゃいけないんだと疑問に思うけど、それで酒を奢ってもらったりするんで、小さなことは気にしない。
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さて、このカエルの素揚げ。
見た目はグロテスクながら、味のほうは特に可もなく不可もなく。
小さなカエルだと思わなければ、別に食べられないことはない。
が、油と塩と胡椒まみれで体には悪そうだ。
今度はわたしがお返しにイカ焼きを注文。
タイ語でプラームック、英語ならスクイッド。
日本人にはイカ焼きだな、やっぱり。
ビールによく合う。
ドイツ人の友だちだというフィンランド人もバービアにやってくる。
さすがにフィンランド語の挨拶はわからん。
ハッキネン、ライコネン、知らんねん、と駄洒落を言っても通じない。
元バービア嬢の押しの強さはここでも健在。
フィンランド人のなんとかネンさんをけしかけて、ドリンクを大量注文させる。
テキーラローズからはじまり、サンブッカまで。
ショットグラスが乱れ飛ぶ。
ニッカネンばりの大ジャンプ。
当然、わたしも飲まされる。
計7杯。
へべれけ~
自分ではビール一本しかオーダーしていない。
でも、もうすっかり酔っぱらいだ。
むしろ、気分が悪いくらいだ。
ふらふらになって深夜のソイブッカオを歩いて帰宅。
ゲロゲ~ロやねん。