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ステーキ・洋食 グルメレポート

ファラン飯がいつでも99バーツから。ソイレンキーにあるフライヤータックス(閉店)

投稿日:2015年7月10日 更新日:


毎日タイ料理ばかり食べていると、たまには洋食(つまりファラン飯)を欲してしまう。
パタヤはファランの街なんで、洋食レストランはとても多い。

今回紹介するのは、ソイレンキーにある一皿99バーツのファラン飯レストラン、「Friar Tucks」。
ステーキ、ハンバーガー、フィッシュアンドチップスなど、メニューは一通りそろっている。
決して上等なものではないけれど、それなりに安くて利用しやすい店だ。

(追記)
その後、閉店しました。

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ソイレンキーのFriar Tucks

フライヤータックス (2)

Friar Tucks

フライヤー・タックとは、ロビンフッドの伝説に登場する、修道士のタックさん。

フライヤーが修道士という意味。タックが複数形になっており、これはズボンのタックのことかな。
すると、修道士のズボンの襞(ひだ)とか前掛けの意味にもなりそうだ。

揚げ物が多いから、揚げ鍋のfryerとかけてあるのかも。
いろいろとオシャレな名前だな。
おそらくオーナーはイギリス人。

ここの売りは、一品99バーツのファラン飯だ。

看板
フライヤータックス (1)

メニュー
フライヤータックスメニュー (2)

フライヤータックスメニュー (3)

フライヤータックスメニュー (1)

今回は、二人で来店。

ポークステーキ

フライヤータックスポークステーキ

Pork Loin Fillet and Chips

99バーツ。

豚ヒレ肉のステーキ。
肉はまずまず上等かな。
タイ人向けのローカルステーキ屋より、良い肉を使っている。
かなり柔らかい。
ただ、量は少ないし、付け合せもしょぼい。

また、ソースはかかっていない。
グレービーソースは別料金となっている。20バーツ。

イギリスあたりのレストランと同じスタイル。
昔、ロンドンのレストランでステーキを注文した時がそうだった。ソースが別途注文だとは知らずに、そのまま食べて味気ゼロ。塩コショウをかけて食べるはめになった。しかも、肉自体がおいしくない。焼き方もヘタ。
このとき食べたステーキは人生史上最もまずいステーキだった。しかも2,000円くらいした。

そんなロンドンのステーキよりは、このフライヤータックスのほうがはるかにおいしい。
しかも安い。

が、これなら、ローカル向けの59バーツステーキのほうがいいかなというのが率直な感想。
ステーキを食べるなら、他にもっといい店がありますね。

フィッシュ・アンド・チップス

フライヤータックスフィッシュアンドチップス (1)

メニュー上の名称は、Fish(Deep Fried in Crispy Batter) and Chips

無性に白身魚が食べたくなる時がある。
本当は、のり弁当によく入っている白身魚のフライがいいけど、さすがにパタヤでそれは厳しい。
そんな時は、マクドナルドのフィレオフィッシュか、フィッシュアンドチップスに限る。

マクドナルドのフィレオフィッシュセットは、値上げ続きで現在149バーツくらい(店舗によって価格が違う)。

それならば、この店でフィッシュアンドチップスを注文すればいい。
一皿99バーツだ。

見た目のインパクトがある。
でかい。

中身はこんな感じ。

フライヤータックスフィッシュアンドチップス (2)

アツアツほくほくサクサク。
ちょっと衣が分厚すぎるかな。

魚の白身はたっぷりなんで申し分なし。

ソースの選択が難しい。

フライヤータックスソース

いろいろ試したけど、ビネガーが一番しっくりきた。
本当はタルタルソースがベストだと思うんだけど、置いていない。
マヨネーズもなくて、チューブ式のクリームチーズみたいなソースがあった。これはまずまずだけど、妙に甘ったるいしコクもない。
ケチャップは意外と合わなかった。

本場イギリスでも何度かフィッシュ・アンド・チップスを食べたことがあるが、たぶん、似たようなレベル。
いや、ここのほうがおいしいかも。

ま、イギリス料理に負けるなんて、世界中探してもなかなかないんで、こんなもんでしょう。

なお、ソイレンキーにはフィッシュアンドチップス専門店「JOLLY FRIAR」がある。こちらは149バーツから。

その他のメニュー

タイ料理も普通に揃っている。
何度か食べたけど、味は実に普通。ほとんど印象に残っていない。

この手の洋食レストランのタイ料理は、いわばおまけみたいなもので、味に期待はできませんね。
メインは、ファラン飯です。

これまで何度か利用した中で、一番おいしかったのは、チキンカツ。

フライヤータックスチキンカツ

英語メニューで、Chicken Breast(Breadcrumbs)

直訳すれば、鳥の胸肉(パン粉)

つまり、チキンカツ。
オーストリア料理のヴィーナーシュニッツェルに近い。
でも、日本で食べるチキンカツと大差はない。ほぼ同じもの。
これにご飯と味噌汁があれば、普通にチキンカツ定食のできあがり。
味噌汁はないんで、ご飯だけ頼もう。
日本製のとんかつソースかウスターソースがあれば完璧なのに。
ポテトフライとサラダがついて115バーツ。

パン粉をまぶさずに揚げた鶏肉は99バーツ。
こちらの英語名は、Chicken Breast(in Crispy Batter)。
フィッシュアンドチップスの鶏肉版みたいなものでしょうね、たぶん。
これはこれでおいしそう。

他にも99バーツのものはいくつもある。
付け合わせのサラダをつけると15バーツほど値段が上がったりと、ちょっとメニューがわかりづらい。
現地でじっくり選びましょう。

難点は、ドリンクが高いこと。
普通のペットボトルの水が20バーツ。瓶コーラが30バーツ。
二人で行くなら、水を一本だけ頼んでグラスを2つもらえば、少しだけ安上がり。

地図とまとめ

地図

ブッカオ沿いには、似たようなファラン飯レストランがいくつもあり、ランチメニューを99バーツで提供する店もある。ここはいつでも99バーツで食べられるメニューが多い。

LKメトロから歩いて数分なんで、たまにファラン飯が食べたくなった時に寄ってみるのがいいかな。
セカンドロードとソイダイアナの交差点にある「KISS」が有名ですが、あそこよりはマシなような気がします。
あと、空いているのも魅力。待たずにすむのはうれしい。

チキンカツはおすすめです。

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