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プチ情報・便利帳

タイ人とタイ語でメッセージのやり取りするためのグーグル翻訳活用術

投稿日:


仲良くなったタイ人とテキストでやり取りがしたい。
LINEやフェイスブックでのメッセージの応酬は今では当たり前。これなしではコミュニケーションがはかれないくらい。
でも自分はタイ語の読み書きはできないし、相手は日本語はもちろん英語も苦手。そういう人は多いはず。
そこで活躍するのが翻訳ソフトだ。

一般的にはグーグル翻訳を使うことになると思う。
他にも優れた翻訳ソフトはあるかもしれないが、タイ人のほとんどがグーグル翻訳を使っているだろうし、やはりグーグル翻訳がベター。

お互いにタイ語や英語ないし日本語で十全にやり取りができるなら翻訳ソフトなど無用。

ここでは、タイ人となるべくタイ語を使ってやり取りするための方法を取り上げる。
また、日本人側はタイ語の読み書きができないことも前提条件。

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Google翻訳

グーグル翻訳は、PCでもスマートフォンでも使える。

PC版
グーグル翻訳PCスクリーンショット (1)

スマホアプリ版
グーグル翻訳スマホアプリ (1)

スマートフォンの場合はアプリをインストールする必要がある。
基本的な内容は同じ。

ここではPC版をメインに説明していく。

まずは言語を設定しておこう。
タイ語、英語、日本語の3つを使う。
あとは、切り替えていけばいいだけ。

タイ語から日本語・英語へ翻訳

相手がタイ語でメッセージを送ってきたら、コピーして貼り付ける。
矢印の部分をクリックすると、右側に指定した言語で翻訳が表示される。
簡単なもの。

グーグル翻訳スクリーンショット_121218_034633_PM

タムアライユーくらいの常套句なら、日本語でもきちんと翻訳される。
ただし、日本語訳はどうにも不正確になりがち。へんてこな訳がよく出てくる。

英語に翻訳させるほうが間違いなくベター。
英語が苦手なら、英語からさらに日本語へ翻訳させるのもあり。

タイ語の発音記号も表示される。
さらに、スピーカーのアイコンを押すと、実際のタイ語の発音も聞くことができる。
ある程度タイ語の会話ができるなら、翻訳よりも、耳で聞き取ったほうが確かだと思う。

基本は、タイ語から英語への翻訳。
タイ語の会話ができるなら、実際の発音で聞き取る。
日本語は参考程度にして極力使わない。

日本語・英語からタイ語へ翻訳

これも簡単。
日本語ないし英語で文章を打って、変換させればいいだけ。マイクを使った音声入力でもいい。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (10)

あなたはどこにいるの?⇒คุณอยู่ที่ไหน

英語だと、Whre are you?と打ち込むと、同じタイ語の翻訳文が表示される。

この程度だと日本語でも英語でも問題なくちゃんとしたタイ語に翻訳してくれる。

実際のくだけたタイ語の会話では、いろいろ省力して、อยู่ไหน(ユーナイ)と言ったりするが、テキストのやり取りではきっちりした文章でもいい。
意味が伝わればそれでいいんで。

ただし、やはり、日本語からタイ語への翻訳は難しい。
とりわけ、長い文章になるとむちゃくちゃになりがち。
英語のほうがはるかにいい。
どうしても日本語からタイ語に翻訳させたいなら、短いセンテンスにしておき、組み合わせるのがベター。

英語からにしろ日本語からにしろ、問題は翻訳のタイ語が正しいかどうかわからないこと。
ある程度タイ語の会話ができるなら、タイ語訳が正しいかどうかは判断できるのだが。

タイ語が少し話せるならタイ語音声入力

いちいち英語を入力して翻訳させるのは面倒くさい。
そんなときは、タイ語音声入力を使う。
これはタイ語が少し話せる人向け。

わたしは普段これを多用している。

マイクのアイコンをクリックすると、音声入力可能となる。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (3)

ギンカーオルーヤンと吹き込む。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (4)

はい、きっちり出ました。
กินข้าวหรือยัง
英訳は、Have you eaten
間違いないです。英語で送るなら語尾に?マークでも付け足せばいい。

ちなみに、日本語訳はこのように。

スクリーンショット_120918_123110_AM

いや、ちょっとだめだろ、これ。
質問形なのに普通系。
たしかに食べるけどさ。

音声入力の問題点は、正確なタイ語の発音をしないと、なかなかきちんと入力されないこと。
多用される言葉なら、一発で正解することがほとんど。

ギンカーオルーヤン
タムアライユー
トンニーユーナイ

おそらく翻訳エンジンに登録されているのだろう。多少下手くそな発音でも自動的に予想して修正してくれるような気がする。
とりわけPC版は、自動修正がよくかかる。

タイ語音声入力と英語翻訳のミックス技

個人的によく使うのは、「起きたばかり」という表現。タイ語をカタカナ表記すれば、プゥントゥーン。
この発音がなかなか難しい。人間相手には通じるが、機械相手ではなかなか一発ではいかない。

ためしに今やってみた。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (5)

เพิ่งถึงと出た。
おしい。
これは到着したばかりの意味。
まあ、これも待ち合わせなどで使いがち。

今回は起きたばかりと言いたい。
でも音声入力してもうまくいかない。

こんなときは、英語からタイ語へ翻訳させる。

先ほどの、「到着したばかり」の「เพิ่งถึง」の英訳を参考にする。
すると、Just Arrivedと出る
なるほど。~したばかりという意味のプゥンと、到着するのトゥンで、到着したばかりとなる。つまり、Just arrived。
起きる・目が覚めるは、英語でwake up。
これにjustをくっつけて、just wake upとすればいいのではないか。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (6)

出ました。
เพิ่งตื่น
プゥントゥーン
起きたばかりというタイ語をゲットできた。

ちなみに、これを日本語に翻訳させると、

グーグル翻訳PCスクリーンショット (7)

いや、間違ってない。

こんな感じで、グーグル翻訳の癖を徐々に覚えていく。
しだいにノウハウがたまっていって、自分の打ちたいタイ語が出せるようになってくる。

また、よく使う表現はPCやスマホのメモ帳にコピーしておくといい。

タイ語をアルファベットで入力する

たとえば、あなたの名前が、タカシだとする。
さて、どうやって、タイ文字で入力すればいいのか。
やり方は簡単。
英数字入力モードにして、そのままtakashiと打ち込めばいい。
すると、自動的にタイ文字に置き換えてくれる。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (12)

候補がいくつかあるけれど、先頭を選んでおけば間違いなさそう。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (8)

無事に高志さんが出てきました。

これを応用して、「タカシはあなたを愛している」とタイ語入力可能となる。

まず、love you をタイ語に翻訳させて、รักคุณ(ラッククン)。これをコピーしておく。
で、さきほど表示させたタイ語表記のタカシのあとに貼り付ける。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (11)

これで、ทาคาชิรักคุณ(タカシラッククン)の出来上がり。

単純にポムラッククンよりも自分の名前が入っているほうがなんとなく感情がこもっているような気がしないでもない。

ついでに相手の名前も入れてもいいかも。クン(あなた)を相手に名前にする。

たとえば、相手がヌンちゃんなら、意味は数字の1。つまり日本語で「一」と入力してやれば、翻訳がหนึ่งとなる。
このあたり、相手の名前次第でちょっと難しいケースもあるが、なんとか入力できるよう努力してみましょう。

あとは、さっきの文章を一部入れ替えて、できあがり。

ทาคาชิรักหนึ่ง タカシラックヌン

翻訳は変になってしまうが気にしないこと。
ひと手間ふた手間かかるが、単なる翻訳コピペではない情感が湧くような気がしないでもない。

 

もちろん、タイ語の表現もアルファベット入力可能。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (13)

ginkhaoruyangと打ち込んでみると、きちんと認識してくれた。

グーグル翻訳PCスクリーンショット (9)

アルファベットによるタイ語入力は、少しタイ語が話せる人には便利。
まあ、基本は音声入力で済ませればいいのだが。

グーグル翻訳スマホアプリならタイ文字解読可能

スマホアプリのグーグル翻訳に、タイ文字認識機能が追加されている。

グーグル翻訳スマホアプリ (1)

カメラ入力のアイコンをクリックすると、カメラが起動。
読ませたい文字に焦点を合わせる。

グーグル翻訳スマホアプリ (2)

それからシャッターを押すと、解析開始。

グーグル翻訳スマホアプリ (3)

このようにタイ文字を解読してくれて、翻訳も表示される。

が、精度はまだまだのようだ。
活字や楷書ならそこそこ読み取ってくれるが、ちょっと変わったフォントや文字列が丸まっているとうまくいかない。

タイ文字入りのスタンプでも、ものによっては解読可能。

タイ文字入りスタンプが送られてきたら、PC版のLINEに表示させて、それをスマホの読み取り機能を使えば、解読できるかもしれない。

このスタンプのタイ文字は解読できた。

グーグル翻訳スマホアプリ (4)

が、他のスタンプはどうにもうまくいかない。

グーグル翻訳スマホアプリ (5)

まともな翻訳にならず。
やはり加工されたフォントはまだまだ難しいようだ。
まあ、余興がてらに活用してみましょう。

まとめ

タイ語の読み書きができるならそれが一番。
タイ文字の読み書きが苦手でも、タイ語の会話ができるのなら、グーグル翻訳をうまく使って、なるべく意味の齟齬がないようにやり取りできるようになる。
その次にいいのは、英語を使って、タイ語を翻訳させること。
最後は、日本語とタイ語の翻訳となる。

やはり、日本語とタイ語は文法も違うし遠い存在。
英語の場合はタイ語と文法的に似通っている部分もあるし、また英語という利用人口の膨大さから来る翻訳ノウハウの蓄積が段違い。
できるだけ英語とタイ語で翻訳させるのがいい。

これを言ってしまえば身も蓋もないけれど、日本語は使わないにこしたことはない。
タイ人とやり取りするなら、ごく一部の例外をのぞいて、タイ語と英語です。

読み書きを含めて完璧にタイ語をマスターしたいという勢いがあればタイ語に完全専念してもいいかもしれないが、そこまでする気がない人も多いだろう。

ある程度のタイ語会話力と英語力があれば、タイ人とタイ語でのやり取りは難しくない。

もうすっぱり日本語のことは忘れてもいいくらい。

結局は英語です、英語。英語が一番大事。
読み書きに関してはタイ語よりもはるかに簡単のはず。
学校で習った英語を忘れてしまったという人も今一度復習しておくのがいいかと。

もちろん、タイ語の学習も忘れずに。
タイで遊ぶならタイ語が話せるとはるかに楽しくなる。

グーグル翻訳は使えば使うほど、自分に合った翻訳スタイルが見えてくる。
タイ人とのコミュニケーションには欠かせないツール。しかもどんどん便利になってきている。
英語とタイ語の翻訳に関しては精度も上がっている。
うまく使いこなして、タイ人とやり取りしましょう。

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