年明けから一気に感染拡大が起きたパタヤ。
年末にはその予兆はあったが、年が明けるとともに感染状況も明らかになった形だ。
1月1日からのパタヤ店内飲酒クラスター感染は累計で1,000人を超えた。
それでもレストラン店内飲酒は禁止とならず、営業継続中だ。
広告
チョンブリ・パタヤの感染状況
1月15日発表、チョンブリ県の新規感染者は525人。
先の3日間は800人台が続いていたので大幅な減少となる。
タイ全国の新規感染者は7,793人。
バンコクが一番多くて777人、次がサムットプラカン681人、チョンブリ525人、プーケット420人。
チョンブリ県の525人のうちエリア別では、ムアンチョンブリが73人、シラチャーが158人、バンラムン(パタヤ)が193人となっている。
やはりパタヤでの感染確認が一番多い。
パタヤの酒類提供飲食店クラスターが12人。累計で1,012人となった。
これは年末から年明けにかけてツリータウンやLKメトロやウォーキングストリートやソイ6で実施した積極調査をもとにしたもの。
多くがツリータウンやソイブッカオ界隈で表向きはレストラン形式を取って営業しているバーでの感染だと思われるが、ついに累計感染者が1,000人を超えた。
むろん、ローカルエリアでもパブやカラオケがレストランとして営業しており、そういった娯楽施設での感染も広がっているはずだ。
昨日のバンラムン保健局のデータでは、1月1日からのバンラムン郡での累計感染者は5,338人。
うち、パタヤ市が2,050人、ノンプルーが1,834人、ナックルアが1,834人、バンラムンが225人など。
やはりパタヤ中心部が多くて、その周辺に広がっていると見て間違いなさそうだ。
連日のバー摘発
パタヤの感染例の多くが、ツリータウンなどの店内飲酒エリア。
レストランという名目で多くのバーやパブが営業を続けている。
閉店時間は午後9時だ。
夜9時以降、パタヤ警察では連日パトロール実施。
毎日どこかしらのバー、パブ、カラオケ、パーティ会場が摘発されている。
昨晩10時半、ソイイェンサバイでのプールパーティーが摘発された。50人以上の客が座って酒を飲んでいた。うち3人は未成年者。オーナーが逮捕された。
他にもバーの摘発があった。
閉店が午後9時で、それを越えて営業していると摘発対象となる。
9時を1分超えただけで逮捕まではされないが、10時をまわるとさすがにまずい状況だ。
10時半、11時ともなると、店だけでなく客も逮捕され連行されることも大いにありうる。
営業時間のオーバーも含め、感染予防措置に違反した店は閉鎖されるとのことだ。
数日前に摘発された店の中には、翌日に再開していたところもあったが、昨日確認したところ、閉鎖となっていた。他の摘発店も閉鎖が継続。具体的な閉鎖日数は不明だが。
バーやパブやカラオケなどの娯楽施設は、レストランとしての営業許可を県に申請して、許可証を得る必要がある。
許可を得た店だけが営業可能だ。
本日1月15日までの許可が必要とされており、明日以降どれだけの店が営業し続けられるかは不透明。
今までも以上に厳しいパトロールと摘発が実施されるかもしれない。
広告