5月30日発表のチョンブリ県の感染状況。
工場と市場と建設現場労働者キャンプに関連したクラスターにより、感染者が増加している。
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チョンブリ県感染状況
5月30日、チョンブリ県発表による新規感染者は90人(前日80人)。
(CCSA発表によるタイ全国統計値とは集計タイムラグにより数値が異なることがある)
死者累計25人(+1)
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区21人
シラチャー地区32人
バンラムン地区(パタヤ)6人
パントン地区23人
他
累計
4月新波での累計は県全体で4,607人(回復済み3,608人、治療中974人)。
ムアンチョンブリ地区が1,251人、シラチャーが603人、バンラムン(パタヤ)が1,765人となっている。
バンラムンは減少傾向にあるが、ムアンチョンブリとシラチャーではクラスターにより感染者増加中。
新規感染者の感染経路内訳
・中央市場でのクラスター 23人
・Celeres工場のクラスター 8人(2回目の検査で)
・奥村メタル工場のクラスター 16人(2回目の検査で)
・家庭で感染者と接触 12人
・職場で感染者と接触 8人
・調査で確認 11人
・調査中 12人
45人の接触者と338人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは連日多くの検査を実施している。
5月29日の検査件数は1,001件で、うち陽性確認が80件。単純計算による陽性率は7.99%。
新しいクラスターは工場と市場と建設労働者キャンプで発生した。
たとえ2,3人でもあっても、一緒に集まって食事をするのはリスク要因となる。
チョンブリ県保健局では、集まって食事をしないことなど重ねて注意喚起を出している。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、連日感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
29日夜遅くに発表されたものは、シラチャーの市場に関するものだけ。
連日でシラチャーの市場が掲載されている。
パタヤはここ数日掲載なし。
シラチャー地区の市場で感染拡大が懸念されており、チョンブリ保健局が連日で注意喚起を出している。
訪問歴がある人は、地区の保健局に連絡のうえ、検査を受けるようにとの要請だ。
チョンブリワクチン接種予約
6月7日よりタイ全土でのワクチン接種計画がスタートする。
チョンブリ県では、モープロムアプリケーションやLINEを通した接種予約登録のほか、グーグルフォームでの接種予約登録も実施。
対象は7グループ
医療従事者、60歳以上、基礎疾患のある者、患者と接触する機会があるスタッフ、一般市民、不特定多数と接する高リスク職業、経済回復と観光事業者
地区ごとに登録先が異なっている。
バンラムン⇒https://forms.gle/wTnWnBgp1hjTNW2r8
該当するグループを選択すると、さらに細かく分類される。
観光事業者なら、レストラン、ホテルなどに分かれている。
それから住所や氏名や年齢などを記入していくという流れ。
これはタイ人向けのものなでの、タイのIDカードが必須。
パタヤやシラチャーに住む外国人は、それぞれのグループに応じた予約登録が必要。
パタヤでの外国人向け接種会場はまだ決まっておらず、詳細は6月以降に発表になりそうだ。
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