アジア周遊旅行33(ラノーンへ)
カオラックで健全な夜を過ごしてから翌朝のこと。
恒例の次なる目的地決めである。
タイに入ってからは、完全に行き当たりばったり旅だ。
半島を東へ進んでスラータニーに行くか、そのまま北上してラノーンに行くかの2択だった。
スラータニーで1泊して、それからサムイ島へ渡るルートも考えたが、サムイ島は過去に訪問済み。
サムイ島は有名な観光地だし、カネもかかりそうだ。
ここは、もうちょっとローカルな町に行ってみよう。
そんなわけで、次の目的地はラノーンに決定。
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カオラックからラノーンへの行き方
カオラックで宿泊している「JERUN HOTEL」のフロントでラノーンへの行き方を聞いてみた。
目の前の国道でバスをつかまえるのが一番いいとのこと。
1時間に1本のわりあいで運行されているという。
経費節約のためにも、ローカルバスを利用。
カオラック・ナントンビーチのローカルバス乗り場
地図上でバス停を示しておく。
地図
横断歩道の目の前がバス停となっている。
特にバス停の表記はないけれど、確かにここ。
で、プーケット発北部方面行きのバスを止めればいいわけだが、こいつが曲者。
国道沿いを大型バスが猛スピードで走行していて、気づいた時には通過してしまうのだ。
バス停だからといって、スピードを緩めてくれない。
しかも、バス停付近にはソンテウ(タクシー)が何台も停車していて、視界が悪い。
よって、大型バスが遠くに見えたら、あわてて車道に出て、大きく手を振ってバスを停車させる必要がある。
わたしは、これができずに、最初のラノーン行きバスをやり過ごしてしまった。
このラノーン行きバスには、「プーケット~ラノーン」と書いてあったのだが。
30分後。今度は、スラータニー行きのバスがやって来たが、これはラノーンを経由しなのがわかっていたのでスルー。
(バスには、SURATと略して記載されている)
その次にやって来たのが、プーケット発チュンポン行きバスだった。
これもラノーンを経由しないはずだからと、スルー。
さらに1時間後にまたチュンポン行きバスがやって来た。
おかしいな。なかなかラノーン行きがやって来ないぞ。
とりあえず、車道に出て、大きく手を振って、バスを止める。
車掌に聞いてみたところ、ラノーンへ行くというではないか。
ああ、そうだったのね。
一番最初に見かけたバスがラノーン行きだったから、チュンポン行きは別だと思い込んでいた。
(実際に乗ったバス)
結局、2時間以上、バスを待ったことになる。
無駄な時間だったなあ。
カオラックからラノーンまで
乗車してからは、スムーズそのもの。
座席も広くて快適。
カオラックからラノーンへのバス運賃は、165バーツ。
バス会社は、RUNGKIT TOURというようだ。
山間の田舎道をひた走る。
2時間後、クラブリーバスステーション(KURABURI BUS STATION)で長めの停車。
そこからさらに2時間ほど走って、ラノーンのバスターミナルに到着。
所要時間は4時間ほどだった。
あと、バスの待ち時間が2時間以上。
カオラックのホテルをチェックアウトしてから、実に6時間半ほどかかってしまった。
当初の予定では、昼すぎにラノーンに到着する予定だったが、実際に着いたのは午後4時。
想定外に時間を食ったなあ。
まあ、ローカルバス旅なんて、こんなもんでしょう。
時間には余裕を持って旅をしましょう。
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