ウォーキングストリートの最新店であるオピウムに行ってきた。
平日のウォーキングストリートだが、けっこうな人出でにぎわっている。
旗を持ったガイドに先導された中国人団体グループも目立つ。
インド・アラブ系が多い。
日本人はちらほら見かける程度だ。
ちなみにソイダイアモンド入口にあるTTカレンシーのレートは、1万円=2383バーツ。
円安が進んでいるが、対バーツでの円は逆に高くなっているほど。
ウォーキングストリートの新ゴーゴー
ソイ14入口にオープンした新しいゴーゴーのOpium。
2024年3月21日にソフトオープンしたそうだ。
ママさんに確認したところ、やはり、Pin-upとXSと同じボスで、3店舗目とのこと。
ファランボスが忙しそうに出入りしていた。
元々はGolden Clubという店があった場所だ。
間口はさほど広くなく、ウォーキングストリートでは一般的な1ユニットサイズといえる。
店先には呼び込みのPR嬢が並ぶ。10人くらいいて、レベル高め。
Pin-upもXSもPR嬢は粒ぞろいだ。まあ、これは他のバーも同じ傾向だけど。
店内は中央にステージ。
入って左側には2段になった客席、右側の客席は1段のみだ。
ウォーキングストリートでもLKメトロでもよくあるタイプの作りだ。
ハッピアワーは、午後8時から午後9時。
ローカルビール、スピリッツ、ソフトドリンクが95バーツ。
ドラフトビールは95バーツで常時提供。
ステージは圧巻だった。ちょっとびっくりした。
ほどよいサイズのステージにダンサーがびっしり埋まっているのだ。
どこの席に座ってもステージ全体が見える規模なのでちょうどいい。
メイドコスを着たコヨーテが1チームで25人ほど。平均レベル高し。しかも東アジア系好みを揃えている。
オープン当初のPin-upを彷彿とさせる。レベルの高さでは全盛期のセンセーションズにも匹敵するかも。
普通に4,5人はさくっと選べそう。
ステージ上がダンサーでぎっしり埋まっている様は、Golden Clubのさらに前にあったSugar Babyを思い出した。
ステージ中は曲ごとのポジション移動はないが、途中で左右の列をすべて入れ替える。つまり、どちらがわの客席からもすべてのダンサーが見えるようになっている。
次にモデル。これは2チームあり、衣装が異なる。どちらも上は脱ぐ。
それぞれ1ステージで20人ちょっと。
1チーム目は平均年齢高めで、見た目も東アジア好みではなく、ファラン向けといった印象だ。
2チーム目は、コヨーテチームとモデル1チーム目の中間くらいだろうか。東アジア好みとファラン好みをうまく取り揃えている。
PR嬢も含めると、総じてレベル高めだ。
ダンサーは70人以上、PR嬢が10人ほど。
全部で80人以上か。
さして大きくない箱でこの大所帯。しかもいい感じのラインナップである。
さすがはPin-up系列といえる。
でも、Pin-upとXSと同じで、どうせバーファインはお高いんでしょ?
と、お思いのあなた。
でも意外や意外、安かったりする。
ママさんは複数人いるけれど、うち一人は日本語ぺらぺらのママさんだ。ウォーキングストリートでおなじみの人。
バーファインの説明などは普通に日本語でやり取りできる。
23時までのバーファイン
コヨーテとPRがショート1000バーツ、ロング2500バーツ。
モデルがショート1500バーツ、ロングが3000バーツ(?うろ覚え)
連れ出しは2時間まで。
びっくりした。
このご時世でバーファイン1000とはね。
てっきり2000とか2500って言われるかと思っていた。
23時以降はシステムが異なる。
ママさんが一覧表を見せてくれたけれど、覚えきれない。
ショートとロングが同じ額になるみたい。
2000だったか2500だったかそのくらい。
細かい額は失念した。
ママさんに確認のほどを。
とにかく、23時まではショートであれば、コヨーテが1000、モデルが1500。これは間違いない。
今のウォーキングストリートでは最安値の部類だと思う。
ただし、Pin-upとXSの連れ出しのためのレディドリンク最低ノルマはオピウムでも健在。
ショートは3杯、ロングは5杯とのこと。
レディドリンク代は、コヨーテとPRが200バーツ、モデルが230バーツ。
つまり、23時までにコヨーテをショートでペイバーするには、
レディドリンク×3=600
バーファイン=1000
合計1600バーツ
あとは自分の飲み代が加わる。
当然、ショート代のチップも必要だ。
チップは聞いていない。相手次第だ。
おそらくは、ショート3000がデフォルトの言い値だと思う。
あとは交渉次第だ。
うまくいけば2000には下がりそうな気もするが、ちょっと難易度高いかも。
ロングのチップは、時間帯によって変わってきそう。基本は5000だろうか。
早い時間帯からロングで連れ出すなら、6000とか7000とか言われてもおかしくない。
逆に閉店間際の遅い時間帯であれば、3000か4000に下がるかもしれない。
すべてはタイミングと相性とノリ次第なので、状況に応じて交渉しましょう。
なお、XSなんかでは、客がドリンク1杯で粘っていると、時間でくぎられて退店するかもう一杯オーダーするか迫られるなんて話を聞いたことがある。
オピウムではそんなことはなかった。ドラフトビール1杯で3ステージ全部見ることができた。
まあ店内は空いていたし、わざわざ客を追い出す必要はなかったろうけど。
というわけで、新規オープンのオピウムだが、想像以上に良かった。
このダンサーの数と質の高さは、さすがPin-up系列だ。
バーファインは安いものの、最低レディドリンクは余計。それでもトータルでは他のバーより安上がりかもしれない。
ペイバーするしないは別にしても、入店して損なし。
オピウムについて
店名は、Opium。オピウム。
つまりアヘンのことだ。
ウォーキングストリートには草を扱う店が急増しているが、ついにはオピウムを冠した店が登場したことになる。
タイで草は合法でも、オピウムはアウト。
よくもまあこんな店名を付けたものだと思う。
タイでオピウムといえば、ゴールデントライアングルだ。
タイとラオスとミャンマーと国境を接する黄金の三角地帯である。
個人的には過去2回訪問した。
タイ側のゴールデントライアングルには、こんな博物館。
212 HOUSE OF OPIUM
館内はゴールデントライアングルやオピウム関連の資料が多く展示されていて、見ごたえあり。
なかなかにリアルな人形まで展示。
最後はへろへろの中毒に。
ゴールデントライアングル潜入レポートといえば、世界的に珍しいこの一冊で決まり。
個人的には、90年終わりに、カオサン通り、ゴールデントライアングル、バラナシ、ポカラ、プノンペン、バンビエンなどをめぐった経験がある。
まあ、ジャンキーやらヒッピーやらいろんな人に遭遇したものだ。
そんな時代の話に興味がある人は以下の本がおすすめ。
昔のアジアはいろいろとえげつなかった。
現代のパタヤ・ウォーキングストリートでは、リアルな草とゴーゴーオピウムが堪能できる。
オピウムはいい店だと思う。
でも、くれぐれもオピウムにはまりすぎて廃人にならぬよう気をつけましょう。オピウムの魔窟に落ちぬよう。
レディドリンク3杯ノルマにも気をつけましょう。あかんよ、あれは。