1月20日にCCSA会議が開催される。
そこで、保健省から規制緩和の提案がなされる予定だ。
すでにアヌティン保健大臣がTest&Goの再開を提案すると述べていたが、改めて提案予定の内容を明かした。
まず、現在のゾーニングの変更。
現在はバンコクやチョンブリなどの8県がブルーゾーンに指定されている。ブルーゾーンは観光パイロットエリアないしサンドボックスエリアとも呼ばれる。(ただし現在入国制度としてのサンドボックス対象エリアは限定されている)
その他の69県はオレンジゾーンとなっており、制限が厳しい。もしオレンジゾーンからイエローやブルーになれば、店内飲酒再開など多くの規制緩和が実現する。
広告
Test&Go2月再開とサンドボックス拡大
ついでTest&Goと再開の拡大も提案するという。
隔離無し入国制度であるTest&Goは昨年12月22日に新規受付を一時停止した。
このTest&Goを2月に再開させるという。
具体的な再開時期まで言及された。
またサンドボックスの拡大も提案。
現在のサンドボックスは、プーケット、クラビ、パンガー、スラタニー(サムイ島、タオ島、パンガン島)に限られている。
昨年末のTest&Go停止までは、バンコクやパタヤやチェンマイなど多くのエリアがサンドボックスに指定されていた。
これらのエリアにもサンドボックスを再開させようというものだ。
バンコクのサンドボックス再開に言及していたようだが、詳細な提案内容は不明。
アヌティン大臣によれば、タイ国内の状況を評価のほか、リスクをおかすわけにはいかないので、海外の国の状況も同様に評価しないといけないという。
出発国によってはリスクが高いため、Test&Goやサンドボックスの利用国に制限をかけるつもりなのかもしれない。
ゾーニング変更、Test&Go再開、サンドボックス拡大を提案するが、バーやパブなどの娯楽施設の再開を提案することはないとアヌティン大臣。
娯楽施設は引き続き閉鎖とする。
Test&Goが再開され、サンドボックスも12月時点のエリアが再開放されれば、タイ開国は復活する。
12月22日に閉じられた国境がまたもや開く。
これらはすべて保健省による提案予定のもので、実際に認められるかはわからない。
1月20日のCCSA会議でどのような決定がなされるのかに注目が集まる。
Test&Go再開が却下されるかもしれないし、結論が先送りにされるかもしれいない。
もし2月1日にTest&Goを再開させるならば、その1週間前にはタイランドパスの新規申請を再開させないといけないだろうし、それなりの時間的な猶予は必要だ。
広告