ソイエキサイトの空き地で定期的に開催される移動遊園地。
イサーン音楽コンサートも同時開催されることも多く、深夜まで大音量で音楽が流れている。
近所迷惑も甚だしいが、タイではこんなもの。
観覧車も設置されていて、夜店も多数。
金魚すくいなんか、ほんと、日本の縁日そのまんま。
風船割りゲームが盛ん。
人形ゲットして喜ぶ若い女性多し。
タイの移動遊園地は昭和の薫りが色濃くして、なんだか懐かしい。
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ホイトート屋
以前に比べると、飲食系露店の減ったような気がするが、焼き物を中心に屋台が並ぶ。
なんちゃって寿司もお約束。
テーブルに座って食事できるエリアもある。
お座敷ムーガタ屋やクイティアオ屋など。
タイのお祭りでは定番のホイトート屋が2軒も出ている。
今回はそのうちの一軒へ。
小さな調理スペース。
食材は、貝、エビ、イカ、カニカマ。
こういう店は、ホイトートないしオースワンの店だ。パッタイもやっている。
ホイトートもパッタイも、巨大な鉄板で調理する店がほとんどだが、ここは小さな鉄皿で調理して、そのまま提供するスタイル。
ホイトートをオーダー。
ホイが貝、トートが揚げる。
貝と卵をあえて油で揚げる料理だ。そこにはもやしを大量に敷き詰める。
その見た目からタイ版お好み焼きと呼ばれることあるが、まあ全然別の料理である。
このホイトートの調理が豪快だった。
鉄板に油をひいて、もやしと卵を一気に加熱。
すると炎が燃え上がるのだ。その高さは調理人の身長をはるかに越える。
調理をしている様子を撮影すればよかった。
見事な火さばきで、一見の価値あり。
完成したら、熱々の鉄板のまま運ばれてくる。
立ち上る湯気とともかぐわしい香りが鼻孔を刺激する。
チリソースをかけると鉄板に触れた途端にジュージューと音が鳴る。
たまんないね。
そして、このホイトート、うまい。
大量の油を使うため、どうしてもホイトートは油っこくなってしまう。
もちろんこのホイトートも油だらけなんだろうけど、一気に加熱させることで余計な油が飛んでしまっているのか、それほど油っぽさを感じさせなかった。
単なる貝の入ったオムレツとして考えてみても、この出来栄えは素晴らしい。
ホイトートにつきもののもやしの量は意外と少なめ。でもこれくらいがちょうどいいかも。このもやしも一気に炒めているためシャキシャキ感が残っていて、これまたいい感じだ。
舌をやけどしそうなほど熱々だが、あまりにもおいしいので、がつがつ食べ進めてしまった。
これまで食べてきたホイトートでは、ぶっちぎりナンバーワンのうまさ。
ちょっとした感動すら覚えたほど。熱さにしびれた。
料金は70バーツ。
量のわりには少し高いような気もするが、この味なら納得。
よし。明日も食べよう。
燃え上がる炎の写真も撮ろう。
と、翌日にソイエキサイトを訪れてみると、なんと移動遊園地は終了。撤収作業をしていた
残念。
が、ソイエキサイト空き地での祭りは定期的に開催されている。
地図
ソイブッカオから徒歩5分足らずの距離。
この空き地にはかつてエキサイトというディスコがあった。
よって、このソイはソイエキサイトと呼ばれる。決してEXCITE CLUBがソイの名前の由来ではない。
最近は同じ料理屋台が出ているようなんで、おそらくはこのホイトート屋も出店すると思われる。
たまたまソイエキサイトの移動遊園地開催日とパタヤ滞在が重なったら、一度のぞいてみてほしい。
燃え上がる炎のホイトートの熱さにしびれろ。
ちなみに、ホイトートはフードコートでも食べられる。
センタン地下のフードコートでは、鉄板乗せで100バーツ。
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