フィリピン・アンヘレスのプリメタ地区滞在。
このあたりは、ローカルな住人が多くて、外国人向けのレストランがやや少なめ。
そのかわり、ローカル向けのサリサリストア(雑貨屋)やぶっかけ飯屋はそこかしこにある。
サリサリストアは、鉄格子で覆われた厳重仕様。治安の悪さを想起させる。
ま、普通にオープンタイプの店舗もあるけどね。
あとセブンイレブンなどのコンビニもあって、きちんと24時間営業。
コンビニなのに、拳銃を携行したガードマンが常駐しているのはご愛嬌です。
そんなプリメタ地区を逍遥していると、いくつもローカル食堂が見つかる。
食堂というより、小さな商店の軒先に椅子を並べているだけの屋台みたいなもの。
まあ、せいぜい掘っ立て小屋です。犬が番をしています。
店番のおばさんがフレンドリー。もちろん英語は普通に通じる。
せっかくなんで、ぶっかけ飯でも食べていきますか。
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フィリピンのぶっかけ飯
おかずが何種類か陳列されていて、食べたいものを指差せば、ご飯と一緒に出してくれる。
ごはんにぶっかけるわけでじゃないけれど、東南アジア名物のぶっかけ飯と同系列だ。
豚肉をチョイスしてみた。
見た目は、タイでいうところのムークロップ(豚肉のカリカリ揚げ)みたいだが、それよりは柔らかめ。
きちんと温めなおして出してくれた。
おっと、こいつはおいしい。肋の部分かな。
脂身が多めだが、それだけにジューシー。
タレは、タイと違って、ビネガー系。酸味があるものの、さっぱりしていて、油っぽい肉にちょうど合う。
ご飯がすすむなあ。
ご飯とセットで60ペソ。約130円。
野菜不足が甚だしいが、とりあえず味はいいし腹も膨れて安上がり。
ハロハロ(HALO HALO)
食後はデザート。
ダンボール紙にマジックで手書きされたHalo-Haloの文字が気になる。
ハロハロかあ。
どこかで聞いたことがあるなあ。でもよく思い出せない。
レギュラーが15ペソ(33円)と激安。
とりあえずレギュラーで。
これがハロハロだ。
ああ、かき氷のことね。
シロップやら練乳やらがたっぷりかかっている。
甘い。
冷たい。
また甘い。
底には正体不明の南国フルーツが沈殿。
栗みたいな食感と味なのだが、いったい何者なのか。
うだるような炎天下のフィリピンには最適のデザートです。
これで15ペソか。安いよね。
フィリピンへお越しの際は、ぜひともこういったローカル食堂でぶっかけ飯とハロハロをどうぞ。
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