22日目。
【現ナマを手に入れろ】
今日こそ現金を手に入れるため、昼間から銀行へ。
バンコク銀行のATMにJCBカードを差し込み、キャッシング。
あっさりと1万バーツゲット。
ちゃんと千バーツ札が10枚。
扇状に広げて確認した。
左うちわである。
なんか、金持ちになった気分。
もちろん錯覚である。
単にクレジット会社から借金しているに過ぎない。
慎重に使わねば。
というわけで、財布には1万バーツが入っているが、昼飯は市場のぶっかけ飯である。
35バーツなり。
残金9965バーツ。
減った気がしない。
【雨のパタヤ】
夕方から土砂降りの大雨。
夜になっても、降り止まない。
コンビニ弁当で腹を満たす。
短期滞在ならば、しびれを切らし、濡れるのを覚悟で遊びに出かけていただろう。
が、長期滞在なので、そのあたりは余裕。
まあ、そのうち雨が止んでから出かければいいや。
ダメならダメで大人しく寝ようと。
結局雨が止んだのは、夜11時ころ。
よっこらしょと腰を上げて、バービアへ。
雨の日は、濡れた路面が歩きにくい。
パタヤの道路の舗装は雑なところが多い。
スコールが一時間も続けば、ところどころ冠水してしまうほど。
これは以前の冠水の様子。ソイブッカオ。
パタヤタイあたりは、もっとひどいらしく、腰まで水位があるそうだ。
そんなこともあり、雨の日は出かけるのが億劫になるのだ。
【Bちゃんを再びペイバー】
向かうは、3日前にペイバーしたBちゃんのバービアだ。
昨日はカネがないからとペイバーを断った。
が、今日のおれは違うぜ。
1万バーツ持ってるんだぜ、すごいだろ。
いやまあ、大した額じゃないし、そもそも借金だけどね。
意気揚々とバービアにつくと、客はまったくいない。
Bちゃんをはじめ、みんな暇そう。
そりゃあ、これだけ雨が降れば客も来ないだろう。
特にブッカオ界隈のバービアなんぞ、常連客や長期滞在組が多い。
雨が降ったら、出かけない。
まずはビール。
そして、ビリヤードの定番コース。
Bちゃんを相手に楽しく遊んだ。
時刻は深夜1時ころ。
そろそろかな。
お金の話になり、今日は問題ないと伝える。
しつこいようだが、1万バーツ持っているのである。
「きゃ~。うふ。じゃあペイバーね」
と、Bの黄色い声。
よっしゃ、ペイバーしたろ。
財布に現金が入っていると、気持ちまで大きくなってしまう。
普段は貧乏節約路線まっしぐらなのに、簡単にペイバー攻撃に応じてしまうのだ。
まさにゲンキンなものだ。
【Bとの再戦】
部屋に戻り、シャワーを浴びると、すでに深夜2時ころ。
ブンブン開始。
今回は、大人向けの表現による描写は割愛させていただく。
相変わらずの濃厚至極なサービスであったとだけ書いておきたい。
二度目のペイバーでも手を抜くことのない見事な仕事っぷり。
特に舌使いが…
大満足でフィニッシュ。
3時過ぎにようやく就寝。
Bが服を着ずに寝るものだから、わたしも右に倣え。
普段は体が冷えないように、Tシャツとパンツを着用している。
が、なんだか裸で寝たくなった。
そう、裸同士で抱き合って寝るのもいいものだ。
【目覚めの一発】
が、案の定、体が冷えた。
雨続きの天候なので、夜中はとても涼しいのだ。
寝ている間は、Bと掛け布団の取り合いだった。
慣れないことはするもんじゃない。
翌朝、Bと起きがけの一発に挑むものの、冷えから来る体調不良のせいか、途中で中折れ。
Bは、声を出して笑っていた。
「マイケン、マイケン、バー」(固くない、固くない、バ~カ)
余計なお世話だ。
でも、サービスは抜群だった。
ロング代として2000バーツ進呈。
この額は、前夜ペイバーするときにBちゃんから言われていたもの。
Bちゃんいわく、「わたしは普段ロング2000バーツでしか行かない」のだそうな。
ちなみに前回は1500+チップ300だった。事前交渉もしていなかった。
Bは何も不満は言わずに受け取ってくれていたけれど、内心ちょっと怒ってたみたい。
20歳で子どもなし。ルックスよし、サービスよし。
たしかに2000の言い値もうなずける。
パタヤのバービア相場よりは若干高め。
が、決してボリ価格ではない。
最近は、バービアでも、子ども無しの若いコは2000バーツを要求するケースが増えてきた。
今回はわたしも納得済みで連れ出していた。
ちょっと高いが、財布にはまだ9500バーツくらい入っている。
大丈夫だ。
払ってあげましょう。
これでサービスが悪かったら、絶対払わないけどね。
いや、だって、20歳のかわいい子が、黄門様を舌でねっとり長時間…
もういいか。
結論
お金があれば、パタヤは天国である。
お金がなくても、それなりに楽しめる。
けれど、やっぱり最も有効なのは現ナマパワーなのである。
YES MONEY YES HONEY