26日目
昼飯はムートート
屋台でムートートとカオニャオを注文して手早く済ますことにした。
ムートートはその名のとおり、豚の揚げ物。
ムーが豚、トートが揚げる。
こんな屋台。
ここは多分、豚肉専門。
牛肉を扱っている屋台もある。
豚が10バーツ、牛が15バーツか20バーツくらいかな。
針金で吊るしてあり、個数を伝えると、針金ごとブチッと取ってくれる。
自分で選んで、屋台の人に取ってもらってもオッケー。
あとは、油で揚げるだけのシンプル極まりない一品。
3つ注文したので30バーツ。
カオニャオが5バーツだった。
計35バーツ。
この写真で30バーツ分のムートートとなる。
豚肉自体に味を染み込ませているようで、特にソースは必要なし。
そのままで充分食べられる。
美味しいし、ご飯がすすむけど、
油っけが多すぎるよう
食べ終わる頃には、下に敷いてある紙が油を吸い込んで、すっかり変色してしまっていた。
体には良くなさそうな一品でした。
夕食はタレートート
夕食をどうしようかと、ぶらぶらと夜のパタヤをふらついていると、セントラルフェスティバルにたどり着いてしまう。
たまには地下のフードコートで食べてみるか。
正直、ここのフードコートはあまりおいしくない。
中国人とロシア人ばっかりだし。まあ、ロシア人はルーブル暴落でかなり減ってきたけど。
値段も少し高め。
でも、初心者でも簡単に利用できるし、エアコンも効いていてとても涼しい。
ソイ10あたりのホテルを拠点していた頃は、毎日のように通っていたものだ。
ここで食べるメニューは、概ね決めてある。
チャーハンとチキンのセットか、パスタか、それと本日注文したこちら。
ホイトート
ホイトートと今まで思ってきたけど、メニューの文字を読んでみると、TALAY TODと書いてある。
貝だけじゃなくて、イカとエビも入っているから、たしかにシーフードだな。
(タレーが海のことで、転じてシーフードの意味となる。)
タイ風お好み焼きとも称される、この料理。
パリパリに揚げた生地で、貝やイカを包んだもの。
一番下にはキャベツではなく、モヤシが敷きつめてある。
最初の半分くらいまでは、とても美味しく食べられる。
熱々の鉄板もいい感じだ。
ぶつ切りのイカが食べごたえあり。
パリパリかつモッチリした生地の食感と、もやしのシャキシャキした食感、それと柔らかいシーフードがマッチして何ともいえない味わいなのである。
上にかけるチリソースとの相性も抜群である。
が、いかんせん、油っこい。
調理しているところを見ていたけど、とにかくこれでもかと油をかけまくるのだ。
まあ、だからこそのパリパリ感なのだろうけど、半分くらい食べたところで胃もたれが始まる。
シーフードだけつまみ食いして、あとは残してしまった。
一皿80バーツ。
一人で食べきるには、ちょっとつらいので、何人かで分け合うくらいがちょうどいいかもね。
貝だけのホイトートの場合、たぶん60バーツ。
あ、よく考えれば、今日食べたのはトートばかりじゃないか。
ムートートとホイトート。
揚げ物づくしだ。
そりゃあ、胃もたれもするってものだ。
よし、脂分はビールで洗浄だ。
いつものバービアでひたすらビールだけ飲む。
3本で210バーツ。
もちろん、ビールで胃もたれが治るわけもなく、さらに重たくなった下腹部をひきずるようにして帰宅。
明日はどうしても避けられない用事がある。
早めに寝るとしよう。